TEXT BY はせがわいずみ(FEATURE PRESS)

 2月下旬のプレミア報告
 アメリカは戦争映画ブーム

 今回もスターがレッド・カーペットを歩く華やかなハリウッド・プレミアをご紹介します。
 日本でも『ブラックホーク・ダウン』が公開間近ですが、今回ご紹介する3作のうち2作が戦争映画。どうやらアメリカでは戦争モノがブームのようです…。

◆2月12日(火)『ハーツ・ウォー』 マン・ナショナル劇場

 戦争映画ブームになっている感のあるアメリカだが、収容所内の裁判がメインの本作。若手俳優のコリン・ファレルが、上司役のブルース・ウィリスに見事な迎撃を食らわせた戦争&法廷映画。

 プレミアには、B・ウィリスがイタリア女優モニカ・ベルッチを同伴して出席したほか、C・ファレル、ライナス・ローチ、テレンス・ハワード、ジェニファー・ラブ・ヒューイットが出席した。
人気急上昇中のC・ファレルはアイルランド出身
◆2月18日(月) 『Dragonfly』 全米監督組合ビル内劇場

 ケビン・コスナー主演の心霊サスペンス。プレミアには、コスナーが子どもたちを伴って出席したほか、妻役を演じたスザンナ・トンプソン、子どもの患者を演じたロバート・ベイリーJr.やジェイコブ・スミスなどがレッドカーペットを歩いた。

◆2月25日(月)『ワンス・アンド・フォーエバー』 マン・ビレッジ劇場

 ベトナム戦争史に残る“死の谷”(アイ・ドラング谷)での戦いを指揮し、生還したアメリカ兵をメル・ギブソンが演じた本作のプレミアには、M・ギブソンはじめ、共演のクリス・クライン、メデリーン・ストウ、サム・エリオット、バリー・ペッパー、ティム・アベールらが、映画で描かれた実在の人物とともにレッドカーペットを歩いた。

 また、ゲストとしてゲイリー・シニーズ、トム・セレックらが招待された。
スターの貫禄! K・コスナー

文&写真=シネマ・ナビゲーターはせがわいずみ(フィーチャープレス)
Text & Photo by Izumi Hasegawa/Cinema Navigator


<<戻る


東宝東和株式会社