TEXT BY 伊藤秀隆(監督/プロデュース/脚本)
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小さな映画が大きくなる時!? 『My Big Fat Greek Wedding』大ヒット! | |||
ハリウッドでは毎週、インディーズの小さな映画からメジャー大作映画まで数多くの映画が封切られる。どんなに制作費がかかっていても、儲からなければすぐに消えてしまうし、逆にどんなに低予算の映画でも人気が集まれば上映する映画館も増えロングランとなる。そこには、まさに生き馬の目を抜くような戦いが繰り広げられているのである。 典型的な例で言えば『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』。ニューアートシアターというインディペンデント映画と海外映画を主に取り扱う小さな映画館で上映されたこの映画は、インターネットを駆使した草の根的な宣伝とケーブルTVで放送されたニセドキュメンタリーなどのプロモーションが功を奏して人気が高まった。そして夏のメジャー系超大作映画と肩を並べるほどの数の映画館で上映されるようになり、最終的には興行収入100億円を超える大ヒットに繋がったのだ。ちなみに、この映画の直接制作費は約一千万円と言われている。 |
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