TEXT BY 尾崎佳加
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「最もOOOOなセレブたち」、各界で続々発表!
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時には大根役者と罵られ、時にはワーストドレッサーと囁かれ…。本人の予測しないところで色々言われるのもまたセレブの宿命なのである。今回は、本業でもそうでないところでも評価されてしまうセレブたちの「なんでもランキング」をご紹介!
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一方、ケイトの故郷イギリスでもファッション誌「Harpers & Queen (ハーパーズ アンド クイーン)」がベストドレッサーを発表した。ファッションアイコンNo.1に選ばれたのは米国が誇る歌姫、No Doubt (ノー ダウト)のグウェン・ステファニ。プラチナブロンドに真っ赤な口紅という挑発的で奇抜なスタイルがすっかり定着したステファニーだが、好きなデザイナーがサイケなヴィヴィアン・ウェストウッドと聞いて納得。プロモーションビデオやツアーのコスチュームではアジアを(ヘンに)意識した不思議なファッションで我々日本人を当惑させることもあるが、欧米は今空前の東洋ブームということもあり、どさくさに紛れて堂々のランク入りを果たした。 |
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ファッション界から離れ、一般男性の目が選んだセレブとなるとガラッと顔ぶれが変わる。男性誌「FHM」が発表した「最もセクシーな女性100人」ではアンジェリーナ・ジョリーが堂々の1位に輝いている。女性から見てもセクシーな彼女は、カンボジアでの熱心な難民救済活動でも評価されている女優。ちなみにトップ10にはラジー賞を受賞したハル・ベリー(5位)、テレビドラマ、「Desperate Housewives(自暴自棄の主婦たち、といった意味)」の大ヒットでスターダムにのし上がり、もはや全然デスパレート(悲惨)ではないテリ・ハッチャー(7位)などがランク入り。昨年1位だったブリトニー・スピアーズはハチャメチャな私生活が災いしてか今年のリストにはかすりもせず、見事な転落劇を演じている(タブロイド誌にケンカを売って以来あることないこと書き立てられ、汚名高いゴシップクイーンへの道を爆走中)。 |
昨年のクイーン、ブリトニーが今年は全くの圏外となった「FHM」誌のランキング。ちなみに表紙は大ヒットドラマ「Desperate Housewives」のエヴァ・ロンゴリア。 |
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また、さらに変わったアワードといえば、今月2日に開かれた、子ども向けチャンネル、ニコロデオン局主催の「Kids Choice Awards (キッズチョイス賞)」。子供たちによって選ばれるアワードだが、子ども向けといっても侮るなかれ、今年の司会はキャメロン・ディアス、ジョニー・デップやクリス・ロックといった大物が参加した。「好きな映画男優」にはアダム・サンドラー、「なりたいスター」にはクイーン・ラティファとチョイスは中々シブく、さすがエンタメの国のちびっ子たちだと唸ってしまう。「好きな声優」は黒人版ディズニーアニメっぽいつくりが大ウケの「シャークス・テイル」のウィル・スミスが選ばれ、「好きな映画女優」は今年もヒラリー・ダフで2年連続の受賞となった。 |
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セレブとは、全世界においてまんべんなく好印象を保たなければならないサービス業の極みなのである。プライベートライフも含め、思いもよらない意外なところで評価されることもあるのだから全く気の抜けない家業である。セレブのみなさん(特にスピアーズさん)、素行には十分お気をつけて! |
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