今回のワールドシリーズがサブウェイシリーズと呼ばれているのは、それぞれのスタジアムへ地下鉄で行くことが出来るからだ。メッツとヤンキースの対戦では初めてだが、サブウェイシリーズは56年のヤンキースとドジャースの対戦以来44年ぶりとなっている。野球ファンならずともこの貴重なシリーズを見逃す手はあるまい。セレブリティではサラ・ジェシカ・パーカーとマシュー・ブロデリック夫妻、ジェニファー・ロペスと前日はタイソン対ゴラータ戦の会場にもいたパフ・ダディ、そしてビリー・クリスタル、レニー・クラビッツ、デンゼル・ワシントンといった面々が2回戦までの試合をスタジアムで観戦していた。

　しかし残念ながら実際にチケットを手に入れるのは一般人にはかなり困難。発売時刻と同時にボックスオフィスへ電話をしてもまったくつながらないし、市場に出回っているチケットは最高額7500ドルにまで値上がりしている。いったい誰がそんな大金を払えるのか疑問だけど、とにかく5万五千人のラッキーな人々がなんとかチケットをゲットして、一生に一度観ることが出来るかどうかのサブウェイシリーズをナマ体験している。では場外のニューヨーカー達はどこでシリーズを観戦しているのか。そこでセレブスポットでもあるスポーツバー等を今回は紹介します。