TEXT BY 中条佳子(N.Y.在住) |
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好きな俳優や女優あるいは映画監督の作品だったり、また話題のヒット作品だったりという理由で多くの人々は映画館に足を運びます。映画をピックアップするのに、他にはどんな理由がありますか? 犬大好き人間にとって犬が登場するというだけで、その映画を観たくなってしまうもの。最近、犬が脇役キャラで登場し、スパイス役を果たしている作品がなぜか多いのです。ニューヨークのドッグラバーの間で人気の作品、そして犬キャラは? | ||
『Best
in Show』(原題) 監督:クリストファー・ゲスト 出演:クリストファー・ゲスト ドッグショーを舞台に繰り広げられる人間と犬模様。一癖二癖あるオーナー達が、賞をゲットしようと必死になる様子を描いたコメディ。毛もじゃのテリア、ゴージャスなプードル、ワイルドなブラッドハウンドetcと出てくる犬達は主人公の人間達と同じく個性的。シーズーのオーナー、ニューヨークのゲイカップルがいかにもってかんじ。クリストファー・ゲストは監督、脚本、出演と3役をこなす。今年のゴールデングローブ賞、コメディ/ミュージカル部門の作品賞にノミネートされているこの作品、結果は如何に。 |
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この他、ゴールデングローブのコメディ/ミュージカル部門ノミネート作『Chocolat』(原題/監督:ラッセ・ハルストレム)のテリア犬や青春コメディ『Dude, Where's My Car?』(原題/ 監督:ダニー・レイナー)に登場するチワワもいい味を出している。最近のコメディ映画に犬キャラはなくてはならない存在らしい。 | ||
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