前編では、一般的な映画を安く見る方法をお話しました。この後編では、全ての方が利用できるものではないのですが、こんな方法もあるんだということをお伝えしたいと思います。
3・株主招待券・業務招待券の利用(無料での入場) アミューズメント施設や電車などを経営・運営している会社は、会社の株主に対して、“株主招待券”を発行しており、それを使用すれば無料で利用出来るようになっています。これは株主に対するサービスの一環なのですが、映画館を経営する興行会社にもあります。ですので、全ての劇場ではないですが、例えば東宝は直接経営している映画館なら全国どこでも使えるようになっています(期限は1ヶ月間・1回のみ有効)。もし、身近に興行会社の株主(必ずしも映画関係とは限りません)だという会社なり人物を知っているのならば、譲ってもらえれば一般の人でも利用できます。 一方で“業務招待券”というものは、各映画館が取引先や関係各所の為に毎月発行しているもので、基本的には「1ヶ月間1回のみ有効の○ ○ 劇場の招待券」というものになります。これは株主招待券とは違い、映画館勤務者に一定枚数が割り当てられていますので、その人の取引先 や付き合いのある人に対して配られることになっています。ですので、もし知り合いに映画館勤務をしている人がいれば、お願いすればその映 画館の招待券は貰えるかもしれません。そして映画館同士で、この業務 招待券を交換していたりするので、映画館勤務者は結構ほかの映画館の業務招待券を持っていることも多いのです。とにかく映画館勤務者に知り合いがいれば非常に強みだと思います。 いずれの招待券も、有効期限があるだけですので、その期間に上映している映画を観ることが出来ます。本来これらの券は非売品なので、市場に出回ってはいけないものなのですが、いつの頃からか金券ショップでも目にするようになりました。それなりの需要があること、1ヶ月という期限があること、結構大量に配布されていることなどからか、横流しをする人物がいるのでしょう。確かにこれらを金券ショップで購入すれば、通常価格より安く入場することは出来ますが、1ヶ月間しか有効期間はありませんし、本来が無料で入場する為のものですから、それをわざわざ購入するのは馬鹿しいと思いますので、あまりお薦めは出来ません。 確かに身近に株主だとか映画館勤務者の直接の知り合いはいないかもしれませんが、友人の友人や知人にはいるかもしれませんので、そんな時はこれらの券の存在を思い出して貰えるか聞いてみるのが良いと思います。ちなみにこれらの券は金額に換算すると一般と同じく1800円 の扱いとなります。だからといって大高生や小人が入場した場合でも、決してお釣りなどは出ません。 |
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