JULIA STILES
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シェイクスピア3部作に出演!全米で人気急上昇のジュリア・スタイルズを紹介!
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ジュリアは日本ではあまり知られていないけれど、達者な演技力とバイタリティーで全米のティーンたちの心を虜にし、ハリウッドでも注目女優のひとり。まだ20代に入ったばかりの彼女、何故そんなに人気があるのでしょうか?ジュリアの魅力を徹底的に探ります!
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1981年3月28日、ニューヨーク州ニューヨーク生まれ。本名ジュリア・オハラ・スタイルズ。母親のジュディスは陶芸作家で、父のジョンがグリニッジビレッジで陶器類などを売るビジネスをしています。ジュリアの下に妹ジェーンと弟のジョニーがいます。 |
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小さい時から独創的な子供で、演技に関しては9歳の時にYMCAでわずかなレッスンを受けただけ。11歳でマンハッタンにある劇場のディレクターに直接手紙を書いて舞台に出してもらえるよう自ら頼みこみます。その結果オビー賞受賞の「EVERYDAY NEWT BURMAN」、「PHOTO OP」、「JUNGLE MOVIE」などで役をもらうことができ、舞台女優としてのキャリアをスタートさせます。16歳で『The Anarchist's Daughter』という脚本を共同執筆。この作品はサンダンス・インスティテュート・ライターズ・ラボに送られてくる全米選抜12本の脚本のうちの1本に選ばれています。 |
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映画デビューはクレア・デインズ、ジェームス・ヴァン・ダー・ビーク、ジュード・ロウなどが出演した『I Love You, I Love You Not』('96)の端役。その後、『デビル』('97)でハリソン・フォードの娘役を演じ、『翼があるなら』('97)などに出演。本格的にブレイクし始めたのは『The '60s』('99~・TV)や『恋のからさわぎ』('99・未)に出演してから。シェイクスピア作品の現代版、『ハムレット』(00)や『O(オゥ)』(01)などで持ち前の演技力を発揮しています。現在はニューヨークのコロンビア大学に在学中。 |
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■VIDEO&DVDでチェック!ジュリアの才能 |
10代とは思えない演技力!ジュリアの才能を作品でチェック!!
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女優としての道を自ら切り開いてきた情熱あふれるジュリア。その魅力と才能をビデオでチェックしてみましょう! |
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■『ハムレット』(00) |
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現代のニューヨーク。メディア企業“デンマーク・コーポレーション”の社長(サム・シェパード)が死んだ。妻ガートルード(ダイアン・ヴェノーラ)は義弟クローディアス(カイル・マクラクラン)と再婚。やがて残された映画監督志望の息子ハムレット(イーサン・ホーク)が留学先から帰国し、伯父クローディアスの陰謀に気付く。ハムレットと相思相愛にあったオフィーリア(ジュリア)は、事態の複雑さに悩む彼をみて不安に苛まれるようになる。やがてハムレットは自宅代わりのホテル・エルシノアで“弟が兄の王を殺す”という筋書きの映画を作り、クローディアスに見せる。彼の動揺にハムレットは疑いを確信に変えるが、それは一族を破滅へと導く悲劇の幕明けだった…。
発売元:松竹ホームビデオ 価格:¥16,000(税抜)or レンタル 2001年8月25日セル&レンタル開始 |
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■『恋のからさわぎ』('99・未) |
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シェイクスピアの「じゃじゃ馬ならし」の現代版。ビアンカ・ストラトフォード(ラリッサ・オレイニック)はキュートな美人で男子生徒の注目の的。一方、姉のキャット(ジュリア)は、勝ち気なフェミニストで誰からも見向きもされない。転校してきたばかりのキャメロン・ジェイムス(ジョセフ・ゴードン・レビー)は、校内ですれ違ったビアンカに一目惚れ。ビアンカをモノにするため、男嫌いのキャットも巻き込んで、あの手この手の恋の争奪戦が繰り広げられる。何もかもうまくいくかのように思えたが、恋人たちにとって最も大切なプロムの晩、ついに衝撃的な事実が発覚し、プロムの会場には大波乱が!
発売元:ブエナ・ビスタ・ホームエンターテイメント 価格:¥16,000 (税抜)or レンタル |
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■最新映画でチェック!ジュリアの新境地 |
ジュリアの新作は、全米1位を獲得しダンスの世界にのめり込む少女の姿を描いた青春ドラマ!
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ジュリアの新作は、『セイブ・ザ・ラストダンス』。ダンスをモチーフに、様々な困難や苦悩と闘う若い恋人たちの姿を描いてアメリカ中を爽やかな感動で包んだラブ・ストーリーです。『キャスト・アウェイ』を破って見事2週連続全米No.1に輝きました。本作はMTVムービー・アワード全16部門のうち4部門にノミネートされ、主演のジュリアと共演のショーン・パトリック・トーマスはベストキス賞を受賞。ジュリアはバレエとヒップホップダンスを猛特訓し、揺れる少女の心を等身大に演じてベスト女優賞にノミネートされました。『セイブ・ザ・ラストダンス』は2001年8月に日本でも公開予定。ジュリアの華麗なダンス・テクも要チェック!爽やかな感動にひたりたいあなたにおすすめの作品です。 |
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このほか、ジョシュ・ハートネットと共演、シェイクスピアの「オセロー」を現代のハイスクールに置き換えた作品『O』(01)、ストッカード・チャニング共演、パトリック・ステットナー監督のダーク・スリラー『The Business of Strangers』(01)、マット・デイモン、クリス・クーパーらと共演したスリラー『The Bourne Identity』(02) などがあります。 |
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■ここもチェック!?ジュリアのあれこれ |
作品とコメントに見る、ジュリアの才能とは?
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ジュリアは小さい頃から独立心が旺盛で、演技に対する想いは並々ならぬものがありました。なんと11歳で自らを劇団に売り込んで役をもらっています。決して美人と言うわけではないけれど、持ち前の情熱と演技力で次々と役を獲得してきました。現在アメリカで最も人気のある若手女優のひとりに数えられています。なぜ彼女はそんなにも人を惹き付けるのでしょうか。 |
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『ハムレット』で共演したイーサン・ホークは、18歳でオフィーリア役を演じたジュリアについて、まだ若いけれども自分が演じる役について理解力のある女優だといいます。自分も『いまを生きる』('89)に出演した時は18歳で、その当時は何も分かっていなかったけれど、ジュリアはちゃんと理解していて聡明な子だと思う、と語っています。 |
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また、彼女が共同で書いた脚本はサンダンス・インスティテュート・ライターズ・ラボに選出され、その才能が演技だけにとどまらないことを証明しました。これはロバート・レッドフォードが主宰するもので、ラボに参加するには全米各地から毎年何百本と送られてくる脚本の中から選ばれなくてはなりません。脚本は映画の骨格となるものなので、単に自分の演じたいものを書けばいいというわけではないのです。登場人物の性格や過去、現在、未来を見据え、テーマに沿ってストーリーを構築し登場人物を動かすのは簡単なことではありませんが、ジュリアはわずか16歳にしてそれをやり遂げました。 |
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自分がやりたいことを見極め、それに向かって何をすればいいのかを模索し、その役や作品に対する意見をしっかり持っているからこそ、彼女はこの世界で才能を発揮してこれたのではないでしょうか。その活躍は舞台を始め、TV、そして映画へと、どんどん広がっています。
ジュリアはいまコロンビア大学に通う学生です。映画の現場で学べないことを大学で学んでいるとのことで、スペイン語に堪能、ラテン語、憲法などのクラスに出ています。ギリシャ文学や社会学にも興味があるそう。大学や社会で学んだことを、今後彼女がどんな形で演技や作品に取り入れていくのか楽しみですね。 |
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