Jim Caviezel
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伝説の監督に「あの目が欲しい」といわしめたジムの魅力とは?
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伝説の監督テレンス・マリックに大抜擢され『シン・レッド・ライン』で主演を演じ脚光を浴びたジム・カヴィーゼル。決して華やいだ雰囲気はないが、彼の透き通るような美しい瞳に気付いた人は、ジムの魅力の虜になること間違いなし。新作『モンテ・クリスト伯』では、ゴージャスに大変身してみせるジム・カヴィーゼル。今回はそんな彼の魅力に迫ってみましょう!
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1968年9月26日、ワシントン州マウント・ヴァーノン生まれ。本名は、ジェームズ・パトリック・カヴィーゼル。カレッジ時代はバスケットボールの選手を目指していたが、膝の怪我のために断念。演技の道に進む決意を固め、オーディションを受けるようになり、TVシリーズ『ワンダー・イヤーズ』の1エピソードに出演する。 |
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映画デビューは、91年『マイ・プライベート・アイダホ』。オーディションを受けた際、アメリカに来たイタリア移民と偽り、役を得たというエピソードは有名。その後、ジュリアード学院の演劇科に入学するが、『ワイアット・アープ』('94)にワイアットの弟役で出演。ジュリアード学院は、映画に出演した彼を受け入れなかったため、ハリウッドへ移住し、ウェイターをしながら演技を勉強する。チャンスはなかなかつかめず、半年後荷物をまとめて帰郷しようという時、『ミッドナイト・スティング』('92)で端役を獲得。その後『ザ・ロック』('96)『G.I.ジェーン』('97)などのヒット作に出演し、徐々に俳優としての地盤を固めていく。 |
(C)BUENA VISTA PICTURES DISTRIBUTION and SPYGLASS ENTERTAINMENT GOUP,LP |
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ブレイクしたのは98年、伝説の監督テレンス・マリックが20年ぶりにメガフォンをとった戦争大作『シン・レッド・ライン』の主演に抜擢された時。マリック監督は「あの目が欲しい」といって彼を選んだという。この映画で一躍脚光を浴びた彼は、以降『楽園をください』('99)『オーロラの彼方へ』(00)『ペイ・フォワード 可能の王国』(00)『ハイ・クライムズ』(02)ジェニファー・ロペス共演『エンジェル・アイズ』(01)など、数々の話題作に出演することとなった。 |
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■作品でチェック!ジムの演技力とは? |
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☆『オーロラの彼方へ dts版 』(00)
NYでオーロラの見える日、30年間の時を経て、過去と未来が無線でつながる。それは父が死ぬ前日。――今なら未来を変えられる。ある殺人事件を捜査中の警察官ジョン(ジム・カヴィーゼル)は、消防士の父(デニス・クエイド)を、30年前に仕事中の事故で亡くしていた。オーロラが発生したある夜、父が使っていた古い無線機から声が聞こえてくる。それは紛れもない父の声。ジョンは父を助けるために無線でアドバイスをし、それにしたがった父は事故を免れたが、そのために未来は変化してしまう。現在、ジョンの母は存在せず、彼が捜査中の連続殺人事件の被害者になっていたのだ・・・。ファンタジーとサスペンスが合体してスリリングな展開をみせる上、父と息子の人間ドラマもある感動作。父を思う真摯なジョン役を、カヴィーゼルは押えた演技で好演した。 発・販売元:松竹株式会社ビデオ事業室 価格:¥4,700(税抜)
☆『ペイ・フォワード 』(00) |
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ひとりの少年のアイデアが、世界を変える。ミミ・レダー監督による感動ヒューマン・ドラマ。11歳の少年トレバー(ハーレイ・ジョエル・オスメント)は、社会科の授業中、担任のシモネット先生から「もし君たちが世界を変えたいと思ったら、何をする?」と問い掛けられる。悩んだ末にトレバーはあるアイデアを思いつく。それは”ペイ・フォワード”。誰かから親切にされた1人の人間が、次は3人に親切な行いをする。厚意を受けた3人はそれぞれ3人にまた親切な行いをする…という奇想天外なアイデアだった。やがて、少年の考えたユニークなアイデアが広がり、心に傷を負った大人たちの心を癒していく…。 ケビン・スペイシー、ヘレン・ハントら豪華出演陣にくわわって、ジム・カヴィーゼルは、人のいいホームレスを演じ、強い印象を残した。 発・販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ 価格:¥2,500(税抜) |
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1861年、アメリカミズーリ州を舞台に、南北戦争時代の若者たちの姿をアン・リー監督が描く人間ドラマ。ドイツ系移民のジェイク(トビー・マグワイア)と裕福な農園主の息子ジャック(スキート・ウールリッチ)は親友同士。希望に満ちた青春をおくれるはずだった二人の運命は、南北戦争の開始とともに狂い始める。北軍に父を殺されたジャックと、本来は北軍に入るべきドイツ系のジェイクは、ともにブラック・ジョン(ジム・カヴィーゼル)率いる南軍派のゲリラ部隊“ブッシュワーカー”に加入するが……。カヴィーゼルは、狂気を秘めた隊の中心人物ブラック・ジョンを演じている。 販売元:パイオニアLDC 価格:\4,700(税抜) |
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70年代に『地獄の逃避行』と『天国の日々』という二本の傑作を残して、映画界から忽然と姿を消した伝説の監督テレンス・マリックが、20年ぶりにメガホンを取った待望の戦争巨編。ジム・カヴィーゼルは、マリック監督に大抜擢されて主演のウィット二等兵を演じた。ジェームズ・ジョーンズの小説を題材に、太平洋戦争の激戦地ガダルカナルでの過酷なアメリカ軍の戦闘を描く。美しい自然の姿と悲惨な戦争のはざまで、真実はなにかを自問するウィット役は、美しい素直な瞳を持つジム・カヴィーゼルでなければ演じきることが出来なかったかもしれない。アカデミー賞監督賞、脚本賞ノミネート、ベルリン国際映画祭金熊賞受賞作。 発・販売元:パイオニアLDC 価格:¥2,980(税抜)<8/23~12/31までの期間限定販売> |
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■新作でチェック!華麗なる変身を遂げたジムの魅力! |
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19世紀のフランスを代表する文豪アレクサンドル・デュマ。多彩な彼の作品の中でもひときわ評判が高く、時代を超えて読み継がれているのが「モンテ・クリスト伯」だ。ジム・カヴィーゼルはこの大河ロマンで主役、エドモン・ダンテスを演じている。 |
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「とにかく新鮮な才能を見つけたかった」と語るプロデューサーの意気のもと、抜擢されたのが、『シン・レッド・ライン』の瑞々しい演技が評価されたジム・カヴィーゼルだった。
純朴な青年エドモンを、ある日突然襲った13年の幽閉生活。脱出不可能な暗黒の牢獄の中で、壁の石を数えながら復讐を誓った彼は、苦難の末ふたたび故郷マルセイユへ戻る。永遠の愛を誓うため、そしてその愛を阻んだ者に復讐するため、名を変え姿を変え、身も心も大変身を遂げて・・・。ドラマチックなストーリー展開の中、ジム・カヴィーゼルは素朴な若者エドモンが、復讐心を燃やしつづける華麗なるモンテ・クリスト伯に変身するまでを見事に演じている。 |
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(C)BUENA VISTA PICTURES DISTRIBUTION and SPYGLASS ENTERTAINMENT GOUP,LP |
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ジムはアクション・シーンに備えて1カ月の集中訓練を積み、長剣の扱い方とフェンシングを正式に学んだ。「1日最低3時間、毎日欠かさず練習し、自由時間中も練習した。ラストシーンは特に危険を伴うものだったので、体が自然に動くようになるまで反射神経も鋭くしておく必要があった。」とジム。学生時代にバスケット・ボール選手だっただけに、今後はアクションも演じる俳優として、役の幅が広がっていくようになるかもしれない。
その他の新作は『Princess of Paradise』(02)『Rebels』(03)など。 |
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■『モンテ・クリスト伯』公式サイト⇒> http://www.eigafan.com/mc/
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