ジャッキー・チェン/Jackie Chan
 アジアでもハリウッドでも人気No.1のアクション・スター

新作『香港国際警察/NEW POLICE STORY』で<超絶>アクションを炸裂させ、
100%香港ジャッキーの復活と早くも話題沸騰中。
さっそく今回は、最新作の予習、「ポリスストーリー」の復習も兼ねつつ
ジャッキー・チェンの魅力に迫ります。

 1954年香港生まれ。7歳で京劇を学び、サモ・ハン・キン・ポーらとともに京劇チーム「七小福」として活躍。その後、ブルース・リー主演『ドラゴン 怒りの鉄拳』('72)などに端役で出演。ブルース・リーの死後、独自のコミカルなカンフー・スタイルを生み出し、『ドランク・モンキー 酔拳』('78)、『スネーキー・モンキー 蛇拳』('78)などでスターに。やがて、自身の監督で『プロジェクトA』('83)、『ポリス・ストーリー/香港国際警察』('85)などの傑作を生み出しました。さらには『レッド・ブロンクス』('95)で全米No.1も獲得。『ラッシュ・アワー』('98)、『シャンハイ・ヌーン』(00)などの成功で、ハリウッドにも地位を築いたことはもう皆さんご存知ですね。
 長きに渡って私たちを楽しませ続けてくれるジャッキー・チェン。なかでもジャッキー作品との衝撃的な出会いは『プロジェクトA』('83)だった! という人はかなり多いのではないでしょうか。
 切れのいいアクロバチックなカンフー、痛快・コミカルな自転車スタント、そして息を飲む時計台からの落下シーンと見どころ満載。お約束のラストのメイキングシーンを見るにつけ「ジャッキー、命がけにもホドがあるよ」なんて子供ごころに心配しちゃったりしたものです。

 そんな風にジャッキー話をはじめたら、きっと「いやいや甘いな、ジャッキーつったら『酔拳』('78)でしょ」「いいや『少林寺木人拳』('77)はゆずれないね」などと大変なことになりそうです。
 しかし、その後のハリウッド進出への大きな布石となった、アクション映画の傑作群といえばやはり「ポリス・ストーリー」シリーズなのではないでしょうか。

 最新作『香港国際警察/NEW POLICE STORY』の公開も近いことですし、それではここで、ジャッキー最高傑作との呼び声も高い「ポリス・ストーリー」シリーズを振り返ってみましょう。


■ジャッキー最高傑作「ポリス・ストーリー」シリーズとは

『ポリス・ストーリー 香港国際警察』('85)
 シリーズ第1弾。香港国際警察と麻薬シンジケートとの闘いを描く。冒頭のバスを使ったアクションはシルベスター・スタローン主演『デッドフォール』('90)で引用され、多数のバラックを壊しながら坂を下るカー・アクションは『バッド・ボーイズ2バッド』(03)にも引用されているほどの傑作。

発売・販売元:ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
DVD価格:3,990円(税込)
発売日:2005年3月25日
『ポリス・ストーリー2 九龍の眼』('88)
 シリーズ第2弾。ジャッキー扮するチェン刑事が今度はビル爆破犯と対決する。前作を見ているとより面白いシーンやセリフを散りばめつつ、前作を上回る危険なスタント、ド派手なアクションで楽しませてくれるエンターテインメント作品。


発売・販売元:ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
DVD価格:3,990円(税込)
発売日:2005年3月25日
『ポリス・ストーリー3』('92)
 シリーズ第3弾。麻薬の密輸事件を調査するために中国へ。そこでミッシェル・ヨー演じる女性警官とコンビを組む。ヨーが演じた警官役のスピンアウトもの『プロジェクトS』('93)といった作品も生まれた。ちなみにその後、日本では『新ポリス・ストーリー』('93)が公開されるがシリーズとは無関係。

発売・販売元:ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
DVD価格:3,990円(税込)
発売日:2005年3月25日
『ファイナル・プロジェクト』('96)
 シリーズ完結編。CIAからの緊急司令でロシアへ。香港を飛び出し、世界を舞台に繰り広げる武器密輸組織との闘い。ジャッキーの活躍もいよいよグローバル化、そして例によってスタントもハラハラの連続、体を張ったアクションを展開する。



発売・販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ
DVD価格:3,129円(税込)


■ジャッキー・チェン最新作『香港国際警察/NEW POLICE STORY』をチェック!

 2005年3月5日公開の『香港国際警察/NEW POLICE STORY』は、「ポリス・ストーリー」シリーズと同じく香港警察を舞台としながらも、まったく新しいプロジェクトとして立ち上がったものです。ジャッキー・チェン演じるチャン警部が、ゲーム感覚で大胆不敵な犯行を企てるテロ集団との死闘に挑みます。

 今回の見どころは、ジャッキー印の痛快なスタントが健在なのはもちろんですが、ドラマティックな“泣きのシーン”も織り込まれていること。
 「こんなジャッキーが見たかった!」という喜びと、「こんなジャッキー見たことない!」という驚きが渾然一体となった、ジャッキー・チェンの新境地が楽しめるハズ。ぜひご覧あれ。
>>『香港国際警察/NEW POLICE STORY』公式サイト


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