2月24日(土)、新宿シネマ・カリテにてレイト・ロードショー。 以後、大阪・シネマパラダイスほかにて全国順次公開 |
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本コーナー、FILE1:『WEBMASTER』でも紹介したデンマーク映画。『ダンサー・イン・ザ・ダーク』の大ヒットにみられるように、今まさに旬を迎えています。それだけにさまざまな新しい才能が生まれやすい環境が整うのでしょう。映画ファンとしては、気鋭のクリエーターを青田買いする絶好のチャンスです。今回はそんなデンマーク映画から、掘り出し物とも言える1本、『フォーリン・フィールズ』を取上げます。
本作は、前述の『ダンサー・イン・ザ・ダーク』も手掛けた名プロデューサー、ペーター・アールベイク・イェンセンが製作総指揮を務めている“問題作”。問題作ゆえに、99年カンヌ映画祭に選出されながら上映が見送られたという経緯を持っています。どこが問題とされたのでしょうか? 新鋭監督らしい、新しい表現に迫ってみましょう。 |
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これほど静かなのに観客に緊張感と恐怖を与えるのは、リアルだから。もちろん俳優たちの演技によるところも大きいのですが、もし、自分が戦場にいたらこうなのだろうな、と思わせるものがあります。敵がどこにいるか分からない静寂、息さえ押し込める自分たちの静寂、そして敵を撃つ時に心で感じるであろう冷たい静寂…。そんな体験を観客に与えるという演出に、見事に嵌められてしまうのです。 |
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その監督の名はアーゲ・レイス。ドキュメント出身で、96年のドラマ『ANTON-THE FLYER』がベルリン映画祭の若手部門特別賞を受賞したことで頭角を現しました。そして最後に付け加えたいのは、本作のランニングタイムが約1時間半と、コンパクトにまとまっていること。短時間で描ききるのには、それなりのテクニックが必要です。しかも、ラストにあるスパイスを効かせて、物語にスケール感さえ与えています。アーゲ・レイス、要チェックです。 |
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STAFF&CAST 監督・脚本:アーゲ・レイス 脚本:イェンス・ダール 製作:ヘンリク・ダンスラップ 製作総指揮:ペーター・アールベイク・イェンセン 出演:ペレ・べネゴー、ニコライ・ユスターワルドー、ジュリア・イェガー、スティーブン・ニコルソン 、ヨハン・ワイデルベルグほか
DATA |
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