マリー・アントワネット Marie-Antoinette 全国ロードショー中
監督・脚本: ソフィア・コッポラ
  「ヴァージン・スーサイズ」「ロスト・イン・トランスレーション」で
  アカデミー賞(R)脚本賞受賞
撮影:ランス・アコード
  「ロスト・イン・トランスレーション」「マルコヴィッチの穴」
  「バッファロー’66」
衣装:ミレーナ・カノネロ  「炎のランナー」「バリー・リンドン」で
  2度アカデミー賞(R)衣装賞受賞
美術:K.K.バーレット
  「ロスト・イン・トランスレーション」「マルコヴィッチの穴」

出演:キルステン・ダンスト、ジェイソン・シュワルツマン、
  アーシア・アルジェント ほか


あらすじ

これは、最も愛され、最も憎まれた、世界一有名な王妃の物語

わずか14歳でフランス・ブルボン王家に嫁ぎ、18歳でフランス王妃に即位したマリー・アントワネット。革命の嵐にのみ込まれ、断頭台の露と消えていった、“可憐な薔薇”…
本作は、短くも波乱に富んだ37年間の人生を駆け抜けたマリー・アントワネットに光をあてた物語。オーストリアを離れフランスに迎え入れられてから、ヴェルサイユ宮殿を離れるまでのアントワネットの感情の軌跡を独自の視点でとらえ、運命に翻弄されながらも気高く、心のままに生きた1人の女性として生き生きと描き出す。

少女に訪れた早すぎた人生の転機…愛する家族と離れてひとり、異国の地でアントワネットが見つめた王室の虚像と実像。王室のみならず、国民からのプレッシャーを背負いながら待望の世継ぎを生み、王妃としての義務を全うする一方、心の隙間を埋めるために享楽に溺れた日々。そして、つかの間に燃えた忍ぶ恋。この上なく優雅に見える暮らしの中で、羨望と嫉妬を一身に浴びながら、王妃として、女として、彼女は何を感じ、何を思ったのか―。

「マリー・アントワネット」は、フランス革命のさなかに散った“伝説の王妃”の心の揺れを優しいまなざしで追っていく。

全国ロードショー中
<第59回カンヌ映画祭:コンペティション出品作品>
第79回アカデミー賞<衣装デザイン賞>受賞

見どころ

時代の空気をみずみずしい感性でとらえてきた
 ソフィア・コッポラが現代に描く、新しいマリー・アントワネット像


アントワネットが生きたその場所、ヴェルサイユ宮殿で3ケ月間本格ロケを行い、眩いばかりの映像をフィルムに収めた。保守的なフランス王家に新風を吹き込み、当時、流行の最先端を走った彼女のファッション、宝石のようにきらめくシャンパンやスウィーツ、贅の極みを物語る建築や調度品の数々…本物ならではの荘厳さと圧倒的な美の中で、正真正銘のセレブリティのドラマが、世界一華やかな物語の幕が上がる!

アントワネット役は「スパイダーマン」シリーズのヒロイン、キルステン・ダンストが起用され、14歳から33歳までを好演。その他、母親マリア・テレジア役はマリアンヌ・フェイスフル、アントワネットと確執の火花を散らすデュバリー夫人役にはアーシア・アルジェントなど個性的なキャストが配され、宮廷内で華麗なる人間ドラマを紡ぎ出す。

注目の衣装は2度のアカデミー賞(R)に輝くミレーナ・カノネロが担当、最高の艶やかさを作品に加えている。監督は、映画監督に留まらない大きな存在感を放ち、フォトグラファー、女優、デザイナーとしても多彩な才能を発揮し、ファッション・リーダーとしても日本でも若い女性を中心に大きな支持を集めるソフィア・コッポラ。監督デビュー作「ヴァージン・スーサイズ」で新世代の映画監督として一躍脚光を浴び、第2作目の「ロスト・イン・トランスレーション」で見事アカデミー賞(R)脚本賞に輝いたソフィア・コッポラが描くマリー・アントワネットに世界中が待ち焦がれている。

(c) 2005 I Want Candy LLC.

【マリー・アントワネット公式サイト】

 
東宝東和株式会社