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2007年10月25日

南カリフォルニアの山火事:ハリウッドにも影響


↑マリブビーチに迫る煙

ご存知の方々も多いと思いますが、現在カリフォルニア州南部では数箇所に渡って大規模な山火事が発生しています。一年を通して乾燥している土地柄か、毎年このような災害が自然発生してしまうのですが、今年の規模は史上最悪とも。ロサンゼルスを中心とする市街地に大きな混乱はありませんが、火災に巻き込まれた住宅街からはスター達も続々と避難し、ハリウッドの撮影スケジュールは混乱しているようです。

先週末の強風が原因となって拡大した、今回の山火事。23日の時点で、約1600平方キロ(東京都のおよそ75%に相当)が焼き尽くされ、1300件以上もの家屋が崩壊、100万人近くの住民に避難勧告が出されています。被害はロサンゼルス郡の北と南に広がる山間部に集中していますが、ハリウッド地域にも煙で薄茶色に染まった空が迫って来ていて、多数のヘリコプターが巡回している状態です。

この辺りで最も大きな被害を受けたのは、太平洋をのぞむマリブ地域。メル・ギブソンやトム・ハンクス、ビル・マーレイ、ジェニファー・アニストンやシェールなど多数のセレブリティが住む、自然に囲まれた高級住宅地です。こちらも広範囲に渡って避難勧告が出されており、マリブ近隣のサンタモニカにある高級ホテル「シャッターズ・オン・ザ・サンド」や「ヴァイセロイ」、ビバリーヒルズに構える「ペニンシュラ・ホテル」や「フォー・シーズンズ」などは、避難して来たハリウッドスター達や業界関係者でいっぱいになっているようです。


↑マルホランド・ドライブからも見える煙

今週で第5週目のバトルに入った”Dancing with the Stars (ABC)”に出演中の元ボンドガール、ジェーン・シーモアも、マリブに住居を構えるひとり。彼女の旦那様で俳優/監督のジェームズ・キーチは、避難地域になっていた間も自宅に残り、火災に備えて待機していたのだとか。幸いにも差し迫った危険は回避され被害も無かったようですが、夫を残してダンスの練習に行かなければならなかったことは「かなりの苦痛」だったと語っていました。

現在放送中のリアリティー・ショー”Tori & Dean: Inn Love”に出演、「ビバリーヒルズ高校/青春白書」のドナ役でお馴染みとなった女優トリ・スペリング&俳優ディーン・マクダーモット夫妻も、今回の避難対象に。ふたりは以前、現在最も山火事被害が大きいとされるサンディエゴ地方にB&B(ベッド・アンド・ブレックファスト=朝食付き宿泊施設)をオープン。番組にも登場する「シャトー・ラ・ルー」のあるフォールブルック地域は、今のところ完全封鎖されています。ふたりは無事に避難したようですが、いつも応援してくれている街の人々の安否を気遣っていました。


↑消火活動中のヘリコプター

また、ロサンゼルス近郊で撮影予定だった映画・テレビ番組のロケも続々とキャンセルされている模様。キーファー・サザーランド主演の人気シリーズ”24 (Fox)”は今週2日間、ロサンゼルスから55キロほど南へ下ったアーバインでの撮影が予定されていましたが、周辺に立ち込める煙の影響で中止に。LA市内のスタジオでの撮影に切り替えられましたが、ロケ再開の予定は未だに目処が立たないとか。一方、CBSで放送中の犯罪ドラマ”NCIS”は、近隣で大火事があった遊園地「マジック・マウンテン」近くのスタジオで撮影されているため、撮影を一切中止にせざるを得ない状況だったと伝えられています。


↑マジック・マウンテン近くの山火事

強風にあおられた炎に向っていく消防士の方々やボランティア活動を行う市民のために、無料で宿泊施設を提供しているのはデヴィッド・ゲッフェン氏。ドリームワークス社の創設者のひとりで、全米パワーリストの常連として知られる彼もマリブ在住で、地元の安全のために名のりを上げたようです。現在、テレビでは関連ニュースが随時流されており、日に日に広がっていく被害に心痛の思いです。残念ながら完全な鎮火まで数日を要するとされていますが、1日も早くおさまることを願って止みません。

TEXT BY アベマリコ

投稿者 eigafan : 14:23 | トラックバック

2007年10月18日

カリフォルニア最大級のアジアン映画祭:San Diego Asian Film Festival

日本と比べてしまうと、どうしても四季に乏しいロサンゼルスですが、ここのところすっかり日も短くなり肌寒くなってきました。そんな中、ハリウッドから車で約2時間南へ足を延ばしたサンディエゴでは、カリフォルニア州で最も大規模とされるアジア系映画祭「San Diego Asian Film Festival」が開催中です。もちろん、日本からも「あの作品」がエントリー。今回は、10月11日から8日間行われている本映画祭を特集したいと思います。


今年で第8回目を迎えるサンディエゴ・アジアンフィルム・フェスティバルは、ハザードセンター内のウルトラスター・ミッション・ヴァリーで開催中。アメリカ国内はもとより、日本を含む世界12カ国から集められた作品を上映しています。その総数は、長編20本を合わせた計130作品。アジアン・アメリカンの方々が製作に携わったもの、監督・脚本家・テーマがアジアに関連するものを厳正に審査し、その難関を突破した長編・短編が一挙に公開されています。

初日を飾ったのは、今年1月に行われたサンダンス映画祭でも注目を集めた”Finishing the Game (原題)”。1973年、32歳の若さでこの世を去ったブルース・リー主演の「死亡遊戯 (邦題/1978)」をモチーフにしたコメディです。監督は、2002年公開の”Better Luck Tomorrow (原題)”で一躍時の人となったジャスティン・リン。本作は、台湾生まれのアジアン・アメリカンである監督の最新作です。ちなみに彼は、本フェスティバルの第1回目にも入選していたとか。知名度がグンと上がってのカムバックとなりました。

今年の注目作品のひとつは、ニューヨーク在住のシーチェン・チェン監督による”Dark Matter (原題)”。1991年に実際起こった事件をもとに描かれた話題作です。アメリカの大学で物理学を学ぶ優秀なアジア人学生が翻弄されるのは、人種やアイデンティティーの壁。衝撃のエンディングに向かう彼の傍らでサポートするのは、何とあのメリル・ストリープです。難しいテーマであると同時に、大女優を迎えての堂々たる監督ぶりは、まさか本作が長編デビューとは信じ難い出来栄えとなっています。


気になる日本からの出品は、昨年の各賞を総ナメにした「フラガール (洋題:Hula Girls/2006)」、岩井俊二が製作・脚本に参加して話題となった「虹の女神 (Rainbow Song/2006)」に加え、LAでもすでに数回上映されている「雪に願うこと (What the Snow Brings/2006)」の3本。短編部門には、以前本コラムで特集したシュール・ミステリー「無 (Mu/2007)」がまたも映画祭入選の栄誉を果たしました。更に、少女の視線を通して日本のお盆を描いた感動作「千代のお迎え (Chiyo/2000)」も登場。どれも日本独特の視点や感性を持つと共に、それぞれ異なる個性が光るラインナップで、アジア映画を見慣れない観客達の反応も上々。感動は世界共通言語なのだ!と、改めて感じた筆者なのでした。

また、本フェスティバルで毎年選ばれるのが生涯功労賞。本年度はスタートレック・シリーズでお馴染みのジョージ・タケイ氏に贈られました。授賞式・ディスカッションには多くの観客が来場し、スタートレックファンのみならず、今秋から日本でも放送開始の「ヒーローズ (邦題)」にハマってる人々も大興奮でした。ネタバレになってしまうので多くは語りませんが、タケイ氏はヒーローズにもとても重要な人物として渋く登場しますので、この人気ドラマが気になる方々は乞うご期待!

アメリカ国内におけるアジアン・アメリカン、アジア諸国に対する理解を深め、ステレオタイプを打破しようと始められた「サンディエゴ・アジアンフィルム・フェスティバル」。近年、ハリウッドではアジア系作品への関心が高まっており、今後のクリエイター達や俳優の更なる活躍が期待できそうです。会場の様子や数日後に発表される予定の各賞などは、下記のホームページからご確認ください。

San Diego Asian Film Festival公式ホームページ』: http://www.sdaff.org/festival/2007/index.php

TEXT BY アベマリコ

投稿者 eigafan : 13:31 | トラックバック

2007年10月11日

映画スターも参戦!面白インターネットサイト

今や、我々の生活において無くてはならない存在となったもの。YouTubeを代表とする動画や音楽の配信、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)にブログまで、情報満載のインターネット。お気に入りのサイトとなると、一日に一度はチェックしなければ気が済まない!なんて(筆者のような)方々も少なくはないはずですが、それはここアメリカも同じこと。多くの人々がハマっちゃう、現在アメリカで人気のお笑い系サイトをピックアップしてご紹介していきます。


↑ロスト・イン・トランスレーションでおなじみの
ビル・マーレイも登場

『Funny or Die』: http://www.funnyordie.com/
有名・無名問わずの自称コメディアンによるビデオが投稿されているサイトがこちら。タイトルの通り「面白い」か「墓場行き」なのかをユーザー投票で決めるのですが、その人気を裏付けるのが超豪華な創設メンバー。サタデー・ナイト・ライブ (SNL)の元メンバーで「オースティン・パワーズ (1997)」や「ウエディング・クラッシャーズ (2005)」などで知られる人気俳優ウィル・フェレルと、コメディ監督/作家のアダム・マッケイ、女優ブルック・シールズの旦那様でプロデューサー/脚本家を務めるクリス・ヘンチーらが中心となって、これは!という爆笑ビデオを投稿・批評しています。フェレルを始め、スタンダップ・コメディアン/脚本家/俳優でもあるルイス・C・Kや、辛口コメディアンとしてお馴染みのサラ・シルバーマンなど、有名どころもこぞって自作ビデオを寄せるこのサイト。お笑い好きのマストになっているようです。

『EBaum’s World』: http://www.ebaumsworld.com/
現在、YouTubeのサーバー上だけでも5千万本以上のビデオが見られると言われていますが、そうしたネット上動画のとりこになってしまったのがエリック・バウマン氏。学生時代にインターネット・ビデオクリップの収集にハマってしまい、大学を中退してまで本サイトの運営に没頭。今では70名ものスタッフを持つ、リッチな社長となりました。氏を含め、従業員総出で面白い動画を探す日々。何とも奇妙かつ、笑いの溢れていそうな職場ではありませんか。こちらのサイトにあるのは爆笑系・グロ系・キモ系?など、人目を引きそうな動画なら何でもござれの状態。低俗だ、趣味が悪い!などと散々こき下ろされつつも、粘り強く人気を集めているサイトです。


↑こちらはウィル・フェレル。
米国では超有名なコメディアンだ。
『English.com』: http://www.engrish.com/ 海外旅行中に、不思議な日本語グッズを目撃したことはありませんか?特にハリウッドでは、思わず吹き出してしまうような「勘違い漢字タトゥー」をしばしば目撃します。それの英語版が、このサイト。世界各国から集められた「英語の誤用」が、写真付きで掲載されています。ちょっと覗いてみると、日本からの投稿が何とも多いことか。我々が通常、普通に見ているお菓子のパッケージやCDジャケットも、イングリッシュスピーカーからすれば度肝を抜かれてしまう模様。各写真に添えられた一言も結構笑えます。似たようなもので、メモに残されたポエムを掲載した『Found Magazine』( http://www.foundmagazine.com/)、ニューヨーカー達のシニカルなジョークが満載の『Overheard in New York』( http://www.overheardinnewyork.com/)、意味深な壁の落書きを集めた『Pictures of Walls』( http://www.picturesofwalls.com/)なども大人気だとか。それぞれ、学校では教わらない「生きた」英語のレッスンにいかがでしょうか?

『The Subservient Chicken』: http://www.subservientchicken.com/
こちらは、以前日本でもちょこっとだけ話題になったと思われるサイト。大手ファーストフードチェーン「バーガー・キング」が宣伝用に作成したものです。本サイトを訪れると、アパートのような一室に着ぐるみチキン君がぽつり。テキスト・ウィンドウに指令(英単語のみ)を打てば、その指示通りにチキンが動いてくれるという摩訶不思議な設定です。開始5日間で1500万件、通算で4億5000万件ものヒットがあったというモンスターサイトですが、筆者としてはどうにもこのチキンが怖い…。コマンドによってはカメラに近づいて来るのですが、そのアップは夢にも出そうな勢いでした。暇を持て余している時など、怖いもの見たさで挑戦してみて下さい。

『Mullets Galore』: http://www.mulletsgalore.com/
「マレットがいっぱい!」と題されたこのサイトは、1970~80年代に大流行を見せた髪形「マレット」を徹底的にドキュメントしたもの。その名前だけではピンと来ない方々も多いと思いますが、前から見ると短髪で後ろだけ長髪、もしくは昔のミュージシャンの髪型、と言ってしまえば想像が付くかもしれません。ひとくちでマレット、と言ってもその種類は様々らしく、本サイトでは果敢にも30種以上に分類を試みています。このサイトを毎日閲覧する人々がどれだけいるのかは謎ですが、これを「笑える」サイトに挙げる人がいるのは妙に納得です。

爆笑ものからちょっと微妙なものまで一気にご紹介して参りましたが、これらは本当に現在アメリカで人気のあるサイト上位に入った一部。ハリウッドでは、このようなサイトを頻繁に訪れ、次回作のアイディアを練る脚本家も少なくないというから驚きです。今回、気になるサイトを発見した方々は、くれぐれもお時間がある時にどうぞ。会社でこっそり…の後に、ボスにバレて怒られちゃっても責任を負いかねますので、ご了承ください。

TEXT BY アベマリコ


投稿者 eigafan : 16:44 | トラックバック

2007年10月04日

秋のTVシーズン到来!今年の新作は?

日本で秋といえば、読書・スポーツ・食欲…なんて言葉が連想されますが、アメリカでは新番組が一挙に勢揃いする時期。今年も、TVっ子達がワクワクしてしまう季節がやって来ました。根強いファンを持つドラマの新シーズンを含め、2007年も数々の新作がお目見え。今年の傾向とそれぞれのプロフィールを合わせ、じっくりとご紹介していきたいと思います。


↑ビルの壁面に掲げられたヒーローズの広告。
この季節はテレビのパブリシティーが多くなる。

今年は、昨年スタートの”Heroes”(NBC)や”Ugly Betty”(ABC)などの大ヒット作に比べ、いまひとつ顕著なブレイクが無かった模様。NBCのSFアクション”Bionic Woman”と、2005年の開始から爆発的な人気を誇る”Grey’s Anatomy”(ABC)のスピンオフ、”Private Practice”(ABC)がまずまずの出だしといったところだったようです。一方、新シリーズとして戻って来た連ドラの勝者は、ともにABCより”Desperate Housewives”と元祖”Grey’s Anatomy”、CBSの”CSI: Miami”(CBS)や”ER”(NBC)辺り。根強いファンを持つ人気作品たちの圧勝でしたが、それでも去年の初回視聴率と比べると、各自が少々のダウンとなってしまいました。これは、昨年より10%増で家庭に普及しているDVR (Digital Video Recorder=HDレコーダー)により、オンタイムでの視聴者が減ったためではないかと推測されています。


2007年度のテーマを挙げるなら、オタクとマイノリティー。本年度も絶好調、前述の”Heroes”や”Ugly Betty”に見られる要素が、今年の新ドラマにはふんだんに盛り込まれています。まずは「オタク部門」。”Heroes”のメインキャラクター、マーシー・オカさん演じるヒロのような冴えないキャラが主人公になったのは、”Chuck”(NBC)と”Reaper”(CW)の2本。”Chuck”は、その名前がタイトルとなる主人公チャックの脳に突然スーパーコンピューターが内蔵されてしまい、そんな彼をCIAとNSAなるエージェントからやって来た女性達が観察するというアクションコメディ。一方の”Reaper”は、主人公サムが21歳の誕生日を迎え、実は自分の魂が悪魔に売られていたことを知ります。スーツ姿のおっさんデビルの下で、色んな指令を出されながら奮闘するサムを中心に物語は進行します。両作品とも、どこにでもいそうな青年がメイン、後々恋が芽生えそうな女性が登場するのも共通点です。まるでスパイダーマンのようにうだつのあがらない男の子が成長していく姿が見どころとなっています。最近は映画界でも、”Knocked Up (2007)”や”Superbad (2007)”のヒットに見られるように、パッとしないオタクキャラがとにかく大ブーム。もしかしたら、これからはイケメンよりも彼らの方がカッコイイ!なんて時代が来ちゃうかもしれません。

そして、メキシコ系アメリカ人ベティーが大活躍する”Ugly Betty”のような「マイノリティー部門」には、更に多くのエントリーが。カトリーナ後のニュー・オーリンズにある黒人コミュニティを舞台に描かれるクライムドラマ”K-Ville”(FOX)や、現代に暮らす3人の原始人が差別と戦う”Cavemen”(ABC)、キューバの家族が犯罪組織に巻き込まれてしまうサスペンス”Cane”(CBS)と、パキスタンからの交換留学生がアメリカの片田舎にホームステイする物語”Aliens in America”(CW)、それとは逆に、アメリカの白人一家がアフリカに転勤となって様々なアクシデントにあうコメディ”Life is Wild”(CW)など、とにかく今年のドラマは扱う人種や地域が多岐に渡っています。未だ白人俳優やクリエイター達が多くを占めるアメリカのエンタメ業界ですが、こういった動きは変化が着実に訪れている兆し。例えば、これまた”Heroes”のように日本語がドラマに登場したりするのは、多少ぎこちなくても日本人としてはやっぱり嬉しいもの。他民族国家アメリカが、TVドラマにもどんどん反映される時代が訪れたのかもしれません。

また、今では数え切れないほどになったリアリティーショーの新作もスタートしています。中でも目立っていたのがCBSの”Kid Nation”。こちらは、邦画「ぼくらの七日間戦争」を彷彿とさせる、子供達だけでキャンプ生活をサバイバルしていく設定です。また、”Kitchen Nightmares”(FOX)と題し、有名シェフが繁盛していないレストランを立て直すという番組もスタート。更に、今までも 人気のあったスーパーモデル発掘番組”America’s Next Super Model”(CW)や、筆者も大好きな”Dancing with the Stars”(ABC)も新シリーズを開始しました。ちなみに、この芸能人が社交ダンスバトルを繰り広げる番組の今回のスターは、前回のアイアン・ジーリングに続き「ビバリーヒルズ高校・青春白書(邦題)」からケリー役だったジェニー・ガースが登場。3人の子供のママになった今でも、あの可愛らしい高音ボイスは健在です。他にも、生まれた赤ちゃんがエディー・マーフィーとの子供だと証明する為にDNA鑑定までした…というドロドロ劇を繰り広げた元スパイス・ガールズのメル・Bも参戦。こちらも、昨年同様の盛り上がりが期待できます。

一気にご紹介して来ましたが、これでも数ある新番組のほんの一部。何百チャンネルもあるケーブルTVに多くの家庭が加入する、テレビ大好き人間が集うアメリカならではのボリュームとなっています。そんな中で、シーズン終了後に笑うのはどの番組となるのか?これからも本コラムでは、人気のTVシリーズをどんどん取り上げていこうと思いますので、お見逃しなく!

TEXT BY アベマリコ

投稿者 eigafan : 15:22 | トラックバック