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2009年05月28日

フィナーレ続々!人気リアリティ・ショーの結果をおさらい

アメリカの5月最終月曜日は、戦没兵士の追悼記念日=メモリアル・デイ。ホリデイ・ウィークエンドに先駆け、TV各局が誇る大型リアリティ・ショーが次々とフィナーレを迎えました。今回は、特に人気の高い3番組の気になる結果をご紹介。トップに立ったアイドル、ダンサー、トップモデル達に迫ります。


第8シーズンAI告知のガールズ版
20日に堂々のグランド・フィナーレを迎えた国民的アイドル発掘番組”American Idol (FOX)”は、今期で第8シーズンに突入。火曜放送のパフォーマンス日と水曜の結果発表日、それぞれが週間視聴率のトップに君臨しています。回を重ねるごとに、その豪華さや規模は軒並みパワーアップ。フィナーレが行なわれたノキア・シアターには、過去の出場者はもちろん、クイーン・ラティファ、ブラック・アイド・ピーズ、シンディ・ローパー、KISS、ロッド・スチュワートら新旧のビッグ・ミュージシャン達に加え、俳優/コメディアンのスティーヴ・マーティンも駆けつけました。当初から優勝が囁かれていたグラムロック系のアダム・ランバートと、アンダードッグ(=ダークホース)的なポジションから頭角を現したアコースティック系のクリス・アレンが、ファイナルに勝ち進んだ2名。彼らとフレディ・マーキュリー亡きQueenのメンバーが2時間放送のトリを飾った「We are the Champions」は、数々のステージの中でも圧巻でした。結果、8人目となるAmerican Idolの称号を受け取ったのはクリス・アレン。ちょっとした番狂わせに、数日間は話題の中心となったようです。その一方、2884万世帯というモンスター級の視聴数を叩き出しながら、過去のフィナーレを振り返るとワーストタイであった模様。ティーンよりも年齢層の高いファンが増えている傾向にあり、来シーズンへの対策や巻き返しにも視線が集まりそうです。

19日にシーズン・フィナーレを迎えた芸能人社交ダンスバトル”Dancing with the Stars (ABC)”も、今期で第8シーズン目。こちらは視聴率に翳りを見せることなく、順当に数字を伸ばしています。スタート時は「あの人は今?」といった立ち位置の出場者が多く見られましたが、近年は冠となっている「スター」の名にふさわしい各界の著名人が参戦。また、最終日にパフォーマンスを見せたレディー・ガガなど、若年層に人気の高いゲストを招いている点も高視聴率に繋がっているようです。この度のフィナーレへと勝ち進んだのは、映画「セックス・アンド・ザ・シティ (邦題)」でサマンサを魅了する隣人を演じたジル・マリーニ、北京オリンピック女子体操の金メダリストであるショーン・ジョンソン、同局のお見合い番組”The Bachelor”にて国民の眼前でフラれてしまったメリッサ・ライクロフトでした。AIと同様に、電話/インターネット/携帯テキストによる視聴者投票と、レン・グッドマン、ブルーノ・トニオーリ、キャリー・アン・イナバのジャッジ得点が累計され、ライクロフトが3位に。そして、色男マリーニの優勝を多くが確信していた中、若干17歳のジョンソンが史上最年少で番組名物のミラーボール型トロフィーを獲得。ここでも予想外の結果に会場が沸きました。彼女とペアを組んでいたプロダンサーのマーク・バラスは、第6シーズンにてクリスティ・ヤマグチをも優勝へと導いた立役者。昨今は、美女&イケメン揃いのプロダンサーの人気が上々、彼らの番組外における活躍も目立っています。


ANTMの巨大看板 in スタジオ・シティ
遡ること約1週間、13日にファイナルを飾ったのは、CW局の”America’s Next Top Model”。上記2番組に比べると数字は下がりますが、すでにサイクル12を数えており、当局のベスト視聴率を更新するリアリティ・ショーとなっています。元スーパーモデル/現人気パーソナリティのタイラ・バンクスがエグゼクティヴ・プロデューサーと司会を兼任するANTMは、オーディション形式で次世代トップモデルの輩出を目指す番組。一般公募から選ばれた美女十余名が共同生活をしながら、様々なお題を経てトップの座を競い合います。人数が絞られた後半からは海外にロケ地を移すのが通例で、今期はブラジルにて撮影。フィナーレでは、最高のボディの持ち主と賞されたアミーナ・アインディが3位に留まり、「鼻血に憧れる」と発言して周囲をドン引きさせた不思議ちゃんのアリソン・ハーヴァードを抑え、控えめな印象だったティオナ・アンダーソンがトップに立ちました。今後、アンダーソンは世界有数のモデル事務所エリート・モデルに所属。コスメブランドCover Girlと10万ドルの契約を果たした上、ティーン雑誌Seventeenの巻頭特集を組まれるなど、トップモデルへ向けて華々しいスタートを切ることになります。

AI、DWTS、ANTMと、それぞれの頭字語がすっかり定着している人気リアリティ・ショー3本。全て、今秋の改編期へ向けての更なる続投が決定しております。ひとつのミスが命取り、視聴者がコンテスタント達と一緒にスリルを味わえる点が、リアリティ・シリーズの醍醐味なのかも?新作情報はいち早くアップデートしていきますので、そちらもお楽しみに。

TEXT BY アベマリコ

投稿者 eigafan : 16:09 | トラックバック

2009年05月21日

今秋のTVラインナップ勢揃い!お気に入りドラマの運命は?

アメリカン・テレビのミッドシーズンも佳境に入った今日この頃。各人気ドラマシリーズはシーズン・フィナーレ目前、多くの勝ち抜きリアリティ・ショーも優勝者が出揃い始めました。数々のヒット・ドラマを誇るABC局や、昨年の北京五輪に引き続き2010年冬季オリンピックの独占放映権を持つNBCなど各局は、早々に今秋のラインナップを発表。新作が続々と登場する傍らで、いくつかのシリーズが打ち切りの憂き目にあっています。


今週、芸能人社交ダンスバトル”Dancing with the Stars (原題)”がフィナーレを迎えたABC局は、この秋に11本の新シリーズを開始予定。



バーバンクのABC TV ネットワーク

現在のところ全貌は明らかになっていませんが、

  ・”Cougar Town”

  ・”The Deep End”

  ・”Eastwick”
 
  ・”Flash Forward”

  ・”V”

  ・”Hank”

  ・”Happy Town”
 
  ・”The Forgotten”

  ・”The Middle”

  ・”Modern Family”



といったドラマタイトルが並びました。同じくラインナップに追加された”Shark Tank”は、サバイバー・シリーズ (CBS)の製作総指揮マーク・バーネットが着手する「勝ち抜きスタイル」のリアリティー・ショー。一般の実業家が、その業界の実力者から支援を受けながらのし上がって行く…といった内容は、日本で放送されていた「マネーの虎」を彷彿とさせます。




一方、日本でも人気が高い『グレイズ・アナトミー (邦題)』、『LOST』、『デスパレートな妻たち』、『アグリー・ベティ』などの人気シリーズに継続のゴーサインが出される中、今年のミッドシーズンに始まったばかりの”Cupid”と”The Unusuals”の両コメディは、早くもキャンセルに。さらに現在8シーズン目を放送中のシットコム”According to Jim”や、クリスティーナ・アップルゲイト主演の『サマンサ Who?』も第3シーズンを迎えることなく、この6月で放送終了が決定しました。ちなみに、今年1月よりNBC局より移行してきた医療コメディ『スクラブス』は、キャストが他のドラマに出演し始めていることなどから打ち切りの噂が流れていましたが、どうやら継続される模様。こちらは第9シーズンに突入することになりそうです。




バンクーバーにて開催される2010年冬季オリンピックを独占放送するNBC局は、五輪開催前と2月末の閉幕後といった前後期のスケジュール枠も予定しているようです。通常の放送枠では、今年で20シーズン目を数える『ロー&オーダー』や、第6シーズンを迎える『The Office』、各賞を総ナメ中のコメディ・シリーズ『30 Rock』などが継続。秋の前期には、新作映画”Star Trek”への出演で人気急上昇中、俳優ザカリー・クイントが巻き返しを図る『HEROES/ヒーローズ』の第4シリーズが始まります。同じ枠の後期に放送予定のコメディ・ドラマ、打ち切りのピンチに瀕していた”Chuck”は、ファン達がスポンサーのひとつであるサンドイッチチェーン店サブウェイに通うキャンペーンを行ったことで続投が決定。その一方で、第5シーズンを目前にしたシットコムの『マイ・ネーム・イズ・アール』、パトリシア・アークエット主演の『ミディアム 霊能者アリソン・デュボワ』は第5シーズンをもってキャンセルされることになりました。




例によってアイドル発掘番組”American Idol”が好調だったFOXは、秋にも同番組を投入。『LOST』や『エイリアス』を手掛けたJ. J. エイブラムス製作のSFドラマ”FRINGE”も、第2シリーズへの継続が発表されました。TVドラマでは近年やや出遅れた感のあるCBSは、ジェニファー・ラブ・ヒューイット主演『ゴースト 天国からのささやき』におけるライセンス料の高騰により、ABC局との共同制作が検討されているようです。また、若者向けのエントリーで人気を博すCBSとワーナーの共同チャンネルThe CWでは、『ゴシップ・ガール』や『90210』の継続は間違いなし。しかし、ジワジワと視聴者を増やしていたティーンドラマ”Privileged”の場合、夏季に再放送が予定されていながらも第2シーズンへの更新は無くなり、田村英里子さんがゲスト出演していたコメディドラマ”Reaper”もキャンセルが発表されたばかりです。




製作サイドの手腕と視聴者による人気が続く限り、シーズンを重ねていくアメリカン・ドラマ。それと同時に、打ち切りのニュースも突然やって来る辺りがシビアです。お気に入りの作品がキャンセルになってしまい、ちょっぴり肩を落としている間にも、続々とスタートを切っていく新シリーズ。気になる作品はどんどんご紹介していきますので、ご期待ください。




TEXT BY アベマリコ


投稿者 eigafan : 14:55 | トラックバック

2009年05月15日

5月10日はMother’s Day: ハリウッドで最も「頑張っている」ママは?

各国ではそれぞれの「母の日」が設けられていますが、アメリカは日本と同じく5月第2日曜がその日。2009年の「Mother’s Day」であった10日は、ロサンゼルス周辺でも花束やギフトがそこかしこに見られました。そんな中、フォーブス誌がこの日に先駆けて発表したのが「最も働いているママ/Hardest Working Moms」。経済誌らしく、昨年度の収入からざっくりとランク付けしているこのリスト、今日のハリウッドを代表するSuper Mothersの面々を覗いてみましょう。



Happy Mother’s Dayクッキー。Photo by xurble

今年4月末、フォーブス誌より発表された「Hardest Working Moms」において、堂々のトップを飾ったのはやっぱりマドンナ。ローデスちゃん、ロッコ君、養子のデヴィッド君と3人の子供を持つ彼女は、昨年発売の大ヒットアルバム「Hard Candy」を引っさげての世界ツアーなどから、2位以下を大きく引き離す1億1千万ドル!を稼ぎ出しています。ここ最近のニュースとしては、彼女の養子縁組申請がマラウイ現地の裁判所に却下された一件が記憶に新しいところ。世の中にはお金で買えないものが沢山ある…、なんて教訓めいた文章がメディアに躍ったことが妙に印象的でした。









第2位に着けたのは、2児を抱えるシングルマザーになったリース・ウィザースプーン。映画の出演料や今後の契約、化粧品メーカーAvonの広告塔を務めるなどして、2400万ドルの収入を得ています。現在の彼氏ジェイク・ジレンホールとの関係も良好、前夫ライアン・フィリップともうけたキッズ達もすっかり彼に懐いているようで、公私ともに順風満帆なご様子です。そして第3位に名を連ねるグウィネス・パルトロウは、映画出演などから2000万ドルを稼ぎ出している模様。現在はコールドプレイのヴォーカル、旦那様のクリス・マーティンとともに、アップルちゃん&モーゼス君の4人でイギリスに在住です。近年では「ライフスタイル提案者」としての進出がめざましいところ。ロハスな生活に興味がある方々は、彼女が発信中のウェブサイトGOOP.COMをチェックしてみて下さい。

そして、4位からは以下の通り。



第4位:ジュリア・ロバーツ(収入: 1700万ドル/3児のママ)

第5位:サラ・ジェシカ・パーカー(1500万ドル/1児+代理母に双子が誕生予定)

第6位:アンジェリーナ・ジョリー(1400万ドル/6児)

第6位:ハイディ・クルム(1400万ドル/3児+現在4人目がお腹に)

第8位:ケイト・ウィンスレット(1200万ドル/2児)

第8位:キモラ・リー・シモンズ(1200万ドル/2児)

第10位:ケリー・リパ(1000万ドル/3児)



今や注目度ナンバーワンのセレブ・ママ、アンジェリーナ・ジョリーが6位というのはちょっと意外な順位かも?昨年、SATC映画版で一大旋風を巻き起こしたSJPことサラ・ジェシカ・パーカーが凌いでいます。特筆すべきは、どこも大所帯であるということ。彼女達を追うグウェン・ステファニー(900万ドル/2児)、ヴィクトリア・ベッカム(700万ドル/3児)、ジェシカ・アルバ(600万ドル/1児)、ケイト・ブランシェット(400万ドル/3児)、フェイス・ヒル(150万ドル/3児)らも、これまた子沢山ばかりです。このハリウッド=ビッグ・ファミリーの法則に従うと、ジェシカ・アルバもそろそろ第2子?おめでたニュースが待たれます。ちなみに、こちらのリストは彼女達オンリーの収入。ここにご主人やパートナーの分を足すとなれば、かなり順位に変動がありそうです。


蒼々たる顔ぶれが並んだ、今回の「Hardest Working Moms」。こちらはあくまでショービズ界ということで、ハリウッドスター達が出揃っています。そんな彼女達ですら、ママ業務にお休みもお給料もなし。更には、彼女達のような余裕がなくとも、メイドさんやスタイリストが付けられなくても、無償の愛を注いでくれる世界中の「お母さん」には改めて感謝です。今年は忙しくてつい忘れてた!という方々、今からでも遅くはないはず。日頃の「ありがとう」を伝えてみませんか?






TEXT BY アベマリコ


投稿者 eigafan : 16:18 | トラックバック

2009年05月07日

大和魂 in Hollywood: “Lily”の中島央監督が世界へ!

世界屈指のショート映画祭LA Shorts Festなど、数々のフィルム・フェスティバルにて脚光を浴びた短編映画『リリィ (2007 / 37min.)』。同年9月に当コラムでもご紹介した本作が、長編化されて新たなスタートを切ります。更にこちらの新作は、今月13日に開幕する第62回カンヌ国際映画祭においてワールド・プレミア上映が決定。ハリウッド狭しと世界を駆け巡る両作の監督/脚本家である中島央さんに、長編版『リリィ』の製作秘話や見どころを伺いました。


ヴィンセントを演じるジョシュ・ロング
今回の長編化では、運命の相手を探す可愛らしい女性を描いた短編「リリィ」とは異なる角度からアプローチ。「人間が人間に対して抱く愛」を掘り下げるテーマはそのままに、男性をメインキャラクターに迎えています。監督のみならず脚本の執筆も兼任する中島監督は、この主人公をご自身の「同業者」である脚本家に設定。特殊でありながら、なかなかその日常を目にすることがない職業にスポットが当てられ、主人公は物語と同時進行でストーリーを書き上げていきます。観客がともに目撃していく出来事の数々が、彼にどんな影響を及ぼすのか。脚本家の実生活や経験は否応なしに作品に反映されるという真実が浮き彫りになり、同じいち人間として多くが共感を覚える役柄となっています。




奥行きを使った効果的なミザンセーヌ
あらすじ:新進気鋭の若手脚本家として、華々しいデビューを飾ってから5年。すっかりスランプに陥ってしまったヴィンセントは、行き詰った自分や周囲の期待に焦燥感を抱いている。傍らには、時に辛く当たることがあるにも拘らず、今なお献身的に支えてくれる長年の恋人。彼は、自身と彼女との経験をもとにしたラブ・ストーリーに着手する。順調にみえたものの筆は止まり、更なるプレッシャーに苛まれるヴィンセント。その行動はまるで作品のアイディアを求めるかのように豹変して、遂には彼女との関係にも変化をもたらす。そうした経験さえ取り込まれた物語は、いつしか現実と交錯していくのだった。



確かなケミストリーを感じさせる主演のふたり
中島監督は、長編『リリィ』の主要キャラクター4名の為に延べ400人の俳優をオーディション。特に、主演のジョシュ・ロングとその彼女役にレベッカ・ジェンセンを選んだ決め手は、役柄のイメージはもちろん個々の人間性だったと語ります。3週間に及ぶリハーサルでは、登場人物の作中には無い背景まで討論を重ね、俳優達の意見をふんだんに取り入れながら、ストーリーの肉付け作業を行なったとか。キャラクターの無意識下にある複雑な心理を「ドリーム・シークエンス」という、映画ならではの方法で演出した中島監督の手腕も光ります。



街中のネオンを光源に
また、撮影が行なわれたロサンゼルス周辺にて、前もってロケ地の候補に絞ったのは「LAっぽくない場所」。こちらは、どこにでも起こりうる普遍的な物語を描きたいという狙いがあったようです。撮影期間中は人工的な照明器具を極力避けて、自然光での撮影を敢行。あくまでナチュラルな質感を残し、観客にあたかもその場所にいるような臨場感を与える為の配慮でした。細部までこだわり、徹底した映画作りの姿勢を見せてくださった中島監督。彼の作品がなぜ世界中で高い評価を受けているのか、垣間見ることが出来たような気がします。



『リリィ』中島央監督
栄えあるカンヌ国際映画祭でのワールド・プレミアを前に、中島監督が開口一番に語るのは本作に携わった人々への感謝の気持ち。「紆余曲折を経て、この物語に共感してくれた人達と出会いのおかげで、この映画を完成させる事ができたと思っています。」カンヌの地でも、新たな共感者が増えそうです。また、映画祭へ向けて着々と準備を進める中、中島監督のもとに驚きの朗報が。5月29日より開催のメキシコ国際映画祭において、シルバー・パルム・アワードの受賞が決定したそうです。本賞は、世界50カ国よりエントリーされた作品から、最優秀長編映画に選ばれた20本のみに贈られる栄誉。ワールド・プレミア目前に舞い降りた幸先の良いニュースに、より期待が高まります。そして2011年の発表を予定しながら、すでに次回作”Arcade Decade (原題)”も視野に入れている模様。精力的に活動する中島監督の今後からも目が離せません。

「どんな犠牲を払っても、この物語を伝えなくてはならない。」こうした強い決心から生まれた渾身の長編作品『リリィ』は、カンヌを皮切りに世界中の映画祭にて上映されます。お近くで試写会がある際はお見逃しなく。そしてまずは、以下のホームページから本作を先取りして下さい。

【『リリィ (2009 / 89min.)』公式HP】
・第62回カンヌ国際映画祭ワールド・プレミア: 2009年5月18日20:30pm / Palais Eにて



TEXT BY アベマリコ

投稿者 eigafan : 18:40 | トラックバック