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2009年09月24日

デジャヴの連続?第61回プライムタイム・エミー賞

去る日曜日、残暑厳しいロサンゼルスはノキア・シアターにて行なわれた第61回プライムタイム・エミー賞。炎天下のレッドカーペットには、今日のアメリカンTVを彩るホットな俳優達が大集合しました。各受賞者や式典の模様など、2009年度のエミー・アワードを振り返ります。



       ノキア・シアター前の巨大スクリーンより
      Photo by AndrewGorden on Flicker

米テレビ芸術科学アカデミー (ATAS: Academy of Television Arts and Science)は、アメリカテレビ界の一大祭典。音楽のグラミー賞、舞台のトニー賞に並び、「TVのアカデミー賞」として知られています。先週には本式典に先駆け、技術部門のクリエイティブ・アーツ・エミー賞が発表されました。今年のセレモニー司会に抜擢されたニール・パトリック・ハリスは、コメディ・ドラマ”How I Met Your Mother (CBS/原題)”に出演中で子役時代より活躍している人気俳優。オープニングのレビューでは見事な歌唱力を披露しており、アクターとしてのみならずエンターテイナーの顔も覗かせるホストっぷりが好評だったようです。


3時間に渡るセレモニーは、同ドラマを抱えるCBSにて全米放映。各賞発表以外の主なステージとして、婚約から一転して破局を迎えた”Dancing with the Stars (ABC)”出演ダンサーのマクシム・チャマーコフスキーとカリーナ・スミアノフの元カップルらによるパフォーマンスと、追悼モンタージュをバックに”I Will Remember You”をしっとりと歌ったサラ・マクラクランのみでしたが、先週の話題をさらった「新カニエ語録@MTV VMA」がしばしばネタにされるなど、笑いの要素もふんだんに盛り込まれた式典となっています。もちろん、今や様々なセレモニーの常連プレゼンターとなった英国俳優リッキー・ジャーヴェイスも登場。元祖”The Office (英: BBC / 米: NBC)”の主役として米版メインのスティーヴ・カレルをいじる「お約束」も忘れずに、シニカルな笑いを誘っておりました。




      こちらが黄金に輝くエミー像の現物

2009年度は、各受賞者/作品の発表はコメディ・リアリティー・TV映画&ミニシリーズ・バラエティ&音楽/ドラマの5ジャンル毎に変更。そのうち、主要となるドラマ/コメディ作品賞がトリを飾る順番でアナウンスされています。今年はNBCの”30 Rock”が史上最多の22部門に、それを追うAMCの「マッドメン (邦題)」が16部門にノミネート。結果、前者は3年連続、後者は2年連続での作品賞獲得となりました。また、ドラマ部門主演女優賞のグレン・クローズ (“Damages (FX)”)、AMC局の”Breaking Bad”よりブライアン・クランストンが同主演男優賞にそれぞれ2年連続で輝くなど、一瞬デジャヴかと思わされる受賞が続いています。



その一方、他の部門では見ていてエキサイティングな番狂わせが目白押し。”30 Rock”の主演女優/製作を務めるティナ・フェイを破ってコメディ部門主演女優賞を持ち帰ったトニ・コレット (“United States of Tara (Showtime)”)、同助演女優賞に選ばれた”Pushing Daisies (ABC)”のクリスティン・チェノウェス、「チャーリー・シーンのハーパー★ボーイズ (CBS)」のジョン・クライヤー (コメディ部門助演男優賞)、人気シリーズ「24 (FOX)」よりドラマ部門助演女優賞を獲得したチェリー・ジョーンズらは、それぞれ初のエミー賞となっています。また、”30 Rock”メインのアレック・ボールドウィンは作品賞と同様に3年連続でコメディ部門主演男優賞を納得のゲット。そして、来年いよいよ最終シーズンを迎える「LOST (ABC)」のマイケル・エマーソンは、本作初の同助演男優賞を持ち帰り、2つめのエミー・トロフィーを数えています。


その他、現在大人気のリアリティー部門では「サバイバー (CBS)」司会のジェフ・プロブストが、ハイディ・クルム (“Project Runway (現Lifetime)”)やトム・バージェロン (“Dancing with the Stars (ABC)”)らを抑えて最優秀ホスト賞をこれまた2年連続で受賞。同カテゴリーでは、同じくCBS局のゲーム形式シリーズ「アメージング・レース」がコンペティション作品賞に、プログラム賞には様々なアディクション=常用のリハビリを行なうシリアスなリアリティ番組”Intervention (A&E)”が選ばれています。


セレモニーの最中に司会のハリスらが「TVの衰退」をジョークにするなど、インターネットの脅威にさらされつつあるアメリカン・テレビ業界。けれども、こうしてエミー賞を見ていると、華やかなスター達による競演&好演や秀逸なシリーズの数々など、改めてテレビの面白さを再確認できたような気がします。これからも、新番組を含めて気になる作品/番組をどんどんご紹介していきますので、お楽しみに。以下のプライムタイム・エミー賞のウェブサイトからは、全受賞リスト他をご覧いただけます。


【61st Primetime Emmy Awards公式HP】




TEXT BY アベマリコ


投稿者 eigafan : 15:33 | トラックバック

2009年09月17日

第26回MTV Video Music Awards: またもやアイツがやらかした!

昨年、ブリちゃんことブリトニー・スピアーズが同アワードで完全復活を遂げてから早1年。去る13日にNYのラジオシティ・ミュージックホールにおいて、今年26回目を迎えるMTVビデオ・ミュージック・アワードが開催されました。超豪華ゲストがパフォーマンスで魅せる中、お行儀の悪さで有名な「あの男」が大暴れ。華やかなステージが一転、ブーイングの嵐を煽ってしまいました。



 会場となったラジオシティ・ミュージックホール in NYC
Photo by Roger@elaws on Flickr

MTV VMA’sは、音楽チャンネルMTVが主催するミュージック・ビデオの祭典。昨年の開催地ラスベガスからニューヨークへと会場を戻して、2年連続でホスト続投となる英国出身コメディアンのラッセル・ブランドを迎えています。まず今年のオープニングには、サプライズ・ゲストのマドンナが登壇。故マイケル・ジャクソンへのトリビュートとして、ともに食事へ行ったり映画を観たりした思い出をおよそ8分間に及び語りました。その後、ステージは大画面に映るマイケルのミュージック・ビデオとダンサー達による
”Thriller”や”Bad”などの名曲コラボレーション。そして”Scream”のイントロが流れるとジャネット・ジャクソンが登場して、いま一度の兄妹ダンス・デュエットを実現させています。


素晴らしいオープニング・アクトの直後、この日1つ目のアワードとなる女性アーティスト・ビデオ賞発表時にアクシデントが発生。受賞者テイラー・スウィフトがスピーチを行なう真っ最中に、カニエ・ウェストがステージに乱入するやマイクを奪うと、ビヨンセのビデオがベストだったとのコメントを展開してしまいました。これには、会場全体が大ブーイング。テイラー・コールや彼女に向けてスタンディング・オベーションが起こるなど、異例の事態となりました。今年5月に行なわれたMTV ムービー・アワードにて、サシャ・バロン・コーエン扮するブルーノがエミネムの顔面に不時着したのは「仕込み」だったと判明しておりますが、今回はどうやらガチだった模様。予想外の出来事に泣きそうになってしまった若干19歳のスウィフト、突然名指しされて困惑の表情を浮かべたビヨンセ、そして大ヒンシュクを買ったウェストと、誰ひとりとして得るもののない後味の悪さに、思わず閉口してしまいました。その後、 ”Single Ladies (Put a Ring on It)”で年間ビデオ賞を獲得したビヨンセが、ステージにスウィフトを呼んで受賞スピーチをやり直させてあげる一幕も。アワード後、ウェストは自身のホームページやジェイ・レノのトークショーにて謝罪していますが、時すでに遅し。こうした暴言/暴挙が初めてではないことも手伝って、彼にはすっかり「問題児」のレッテルが貼られてしまったようです。


そんなハプニングにもめげずに”You Belong with Me”を歌い切ったテイラー・スウィフトを始めとして、本年度のゲスト・パフォーマンスは印象深いものが多数。ステージで血みどろ!になりながら ”Paparazzi”を熱唱したレディ・ガガ、”East Jesus Nowhere”演奏中に観客達をステージに上げて盛り上げたグリーン・デイ、受賞曲”Single Ladies (Put a Ring on It)”のセクシー&ゴージャスなダンスで観客を魅了したビヨンセ、宙吊りのワイヤー・パフォーマンスを披露したピンク(“Sober”)、アリシア・キーズとともに”Empire State of Mind”でトリを務めたジェイ・Zなどなど、名だたる顔ぶれがパフォーマンスを見せています。一方のプレゼンターにも、ティーンに大人気のロバート・パティンソンやチェイス・クロフォード、レイトン・ミースターにミーガン・フォックス、大御所ジェニファー・ロペスやエミネムらが続々と登場。各受賞者にMTV VMA’s名物の「宇宙飛行士型トロフィー」を手渡しました。


マイケルへのトリビュートや豪華ゲスト陣のお蔭か、はたまたアクシデントの結果なのか、2時間半のセレモニーはMTVチャンネル単体(系列局MTV2 / VH1を除く)で897万人が視聴。昨年比より6%のアップ、2004年以降では自己ベストの数字を記録しています。主要部門の受賞者は、以下の通り。また、セレモニー開催前にはビヨンセとレディ・ガガが9つのノミネートでトップタイ、それをブリトニー・スピアーズが7つの候補で追っていました。


年間ビデオ賞: ビヨンセ ”Single Ladies (Put a Ring on It)”
新人アーティスト賞: レディ・ガガ “Poker Face”
男性アーティスト・ビデオ賞: T.I. feat. リアーナ “Live Your Life”
女性アーティスト・ビデオ賞: テイラー・スウィフト ”You Belong with Me”
ポップ・ビデオ賞: ブリトニー・スピアーズ “Womanizer”
ロック・ビデオ賞: グリーン・デイ “21 Guns”
ヒップホップ・ビデオ賞: エミネム “We Made You”


その他、マイケル・ジャクソンが行なうはずであったコンサートツアー”This Is It”のリハーサル映像を集めたドキュメンタリー映画の世界初公開クリップ、「ニュームーン/トワイライト・サーガ (邦題)」の独占トレイラー、DJ AMへのトリビュートなど、盛りだくさんの内容となったMTV Video Music Awards ’09 in NYC。ソーシャル・ネットワーキング・サービスTwitterなどを通して共演者のピンク、ケイティ・ペリー、ケリー・クラークソンらより轟々たる非難を浴びているカニエ・ウェストはしばらく自粛する意向を明らかにしていますが、今後はお騒がせニュースではなく「本職」で話題を提供して欲しいものです。下記掲載の公式ウェブサイトでは、当日の模様やビデオ・クリップなどを公開中。全受賞者なども合わせて、ぜひチェックしてみてください。


【MTV Video Music Awards ’09】


TEXT BY アベマリコ


投稿者 eigafan : 11:50 | トラックバック

2009年09月10日

サマー・ムービー合戦も佳境: 人気タイトルに注目!

映画業界の書入れ時のひとつである夏休みも終わりを迎え、ちょうど現在は2009年度サマー・ムービーの「勝ち組」が出揃い始めたところ。出だし好調だった本年度のボックス・オフィスですが、この夏はどの映画に軍配があがったのでしょうか?ヒット作の傾向とトレンドに迫りながら、イチオシ映画をご紹介していきます。



『マーシャル博士の恐竜ランド』9/18(金)、全国ロードショー

本年度初めの4ヶ月間、各映画スタジオは不況ムードをもろともせずに大健闘。米国内ボックス・オフィスは昨年度の同時期より17%のアップ、観客動員数も16%の伸びを記録していました。しかし、今年5月から8月末までの数字はここに来てちょっぴりダウン。2008年度比の動員数が2.4%ほど落ち込む結果となっています。総収益では1.3%の上昇をみせていますが、こちらはチケット・プライスのインフレ状態と、近年急増している3-D作品の入場料に上乗せされた価格によるもの。どうやら、今年上三半期のペースをそのまま保つのは難しかったようです。




   『パブリック・エネミーズ』 12/12(土)、全国ロードショー

この夏のボックス・オフィスを見てみると、波に乗っている作品群のキーワードは「オトナ向け」と「笑い」。主演にジョニー・デップを迎えた極上のラブストーリー『パブリック・エネミーズ (邦題)』のような大人も満足できる正統派フィルム・ノワールや、『マーシャル博士の恐竜ランド』を始め、ファミリーが揃って大笑いできるような作品が人気を二分しています。その一方、キャストのネームバリューよりも、観客によるTwitterやFacebookなどSNSを介してのクチコミ映画批評が絶大なパブリシティ効果を担うケースも。公開前からブラック・ユーモアに注目が集まっていた『ブルーノ』が賛否両論によって客足を落としたかたわら、クセのある男達による婚前ラスベガス・パーティの珍道中を描いた”The Hangover (原題)”は、話題が話題を呼んで今や興収3億ドルにも届きそうな勢いを見せています。




      『イングロリアス・バスターズ』
      11/20(金)、全国ロードショー


こうしたトレンドを占いつつ厳選した筆者オススメの1本は『イングロリアス・バスターズ』。大人向けの重厚な作りはもちろんのこと、そのあまりに型破りな「映像表現」にはもう笑うしかないほどの迫力満載です。第二次世界大戦下のナチス占領地が舞台の映画となると、これまでは歴史に基いたヘビーな作品が多かったもの。しかし本作は、ご存知クエンティン・タランティーノ監督が「架空」の登場人物をベースに現代的な味付けをほどこしており、このジャンルではなかなかお目にかかれない「予想外の展開」が待ち受けています。今年5月に行なわれた第62回カンヌ映画祭にてパルム・ドールにノミネートされ、主演のクリストフ・ヴァルツが主演男優賞を獲得している本作。


更に、インターネット最大の映画データベース「IMDb」においては、今週明けの時点で10点満点中8.6の高評価を受けており、すでに歴代Top250の第38位に躍り出ました。公開より約3週間が経過した今日でも全米ボックス・オフィスの第3 位につけており、まだまだ伸び続けること必至です。同様にタランティーノ監督が脚本を務め、今や実現しそうにない豪華キャストが多数参加した『トゥルー・ロマンス (1993)』から早10余年。監督が直談判して再出演が決まったというブラッド・ピットの元祖「ワイルドっぷり」を見たいという方々、とにかくアドレナリンを放出したい!という皆さんに、ぜひご覧になっていただきたい作品です。


『イングロリアス・バスターズ』の日本公開は11月20日より。今からスケジュールをチェックして、この話題作を先取りしちゃうことをお薦めします。これから秋にかけては、TV新シリーズの開始や賞レースと、ハリウッドから目が離せなくなるベストシーズン。近日中に話題の新作ドラマやアワードを続々とご紹介していきますので、そちらもお楽しみに。




TEXT BY アベマリコ


投稿者 eigafan : 22:05 | トラックバック

2009年09月03日

MJ誕生日の前日に… 人気DJがドラッグ過剰摂取により他界

去る8月29日、今は亡きマイケル・ジャクソンが51回目の誕生日を迎えるはずであったこの日。東京では期間限定のショップがオープンし、ロサンゼルスではダンス・イベントが開催され、その他世界の至るところで「King of Pop」の功績を讃えるトリビュート・セレモニーが行なわれました。



 8月29日はGoogleトップページもMJオマージュに

突然の訃報に世界が愁嘆した6月25日から約2ヵ月、未だ安住の地をみつけられないマイケル・ジャクソン。当初は彼の誕生日である先月29日に、グレンデール市内のフォレスト・ローン墓地へ埋葬される予定でしたが、警備確保などの諸事情によって9月3日に延期すると伝えられたばかりです。来たる現地時間9月3日は、同地で近親者やソウル歌手のアレサ・フランクリンらを招いた葬儀が行なわれる予定。


そこでは七夕に行なわれたメモリアル・セレモニー以上の厳戒態勢が見込まれており、世界各地のファン達は彼の誕生日であった8月29日に様々なイベントを開催しています。アメリカでは、ブルックリンにて映画監督のスパイク・リー主催のパーティが1万人以上を集め、ここロサンゼルスやラスベガスでも多くのセレモニーが行なわれました。またメキシコ・シティーにおいては彼の名曲「Thriller」に合わせ、1万2000人を越す集団ダンス・パフォーマンスを決行。パリ/ロンドン/モスクワなどの都市でも、ダンスによるトリビュートが催されたと報じられています。


世界がマイケルを失った悲しみから立ち直れないでいる中、28日に飛び込んできたのは、またも処方薬の過剰摂取による訃報。クラブDJ/オーナーとして幅広く活躍していたDJ AMことアダム・ゴールドスタイン急逝のニュースには、週が明けた現在でも多くのファン達による悲しみの声があがっています。皮肉にもマイケルと同様に処方薬の過剰摂取で帰らぬ人となってしまったDJ AM (享年36)、その最期は、同市内の自宅で亡くなったヒース・レジャーを彷彿とさせるものでした。28日の夕方、ニューヨークのアパートの一室で遺体となって発見されたDJ AM。約11年前にクラック中毒であった彼は、拳銃自殺を図るも弾が詰まって発射しなかったことで最悪の事態をまぬがれており、続いて昨年9月には4名が死亡した小型飛行機墜落事故より、友人トラヴィス・パーカー(Blink 182 / ドラマー) とともに奇跡的な生還を果たしていました。


2度も「生かされて」いた彼の突然すぎる訃報には多くの著名人より追悼メッセージが寄せられ、どの言葉からも彼の心優しく誠実な人柄がにじみ出ています。昨年の事故以来、PTSDにも似た症状で処方薬や違法ドラッグに頼っていたと伝えられており、今月中にもリハビリ施設入所が検討されていた矢先の不幸だったようです。今年10月5日より全8回の放送予定であったリアリティ・ショー”Gone Too Far (MTV)”では、自身のドラッグ常用や過去の肥満体験などについて臆することなく語り、悩める若者達の救済にも尽力していたというDJ AM。その番組タイトルが胸に刺さりますが、今はただ心からご冥福をお祈りしたいと思います。


華やかなハリウッドですが、常にドラッグの影がちらついているのが悲しい現実。古くはマリリン・モンロー、ジャニス・ジョプリン、ジョン・ベルーシ、リヴァー・フェニックス、そして近年のアンナ・ニコール・スミス、ヒース・レジャーやマイケル・ジャクソンなど、ドラッグや処方薬のオーバードーズで亡くなるスターが後を断ちません。想像しがたいプレッシャーに苛まれる世界だとしても、一方でマドンナ、Bono、ビヨンセやジャスティン・ティンバーレイクなど、薬物の噂を聞かないアーティスト達が多く活躍しているのも事実です。ご存知の通り、特に今年の夏は日本国内でも違法ドラッグ関連のニュースが連日取り沙汰されており、薬物は予想以上に広まっているようです。一瞬でもストレスや重圧から逃れる為、一時の快楽の為に大切なものを失ってしまうことは、自身にも周りの人々にとっても多大なる損失です。薬物の蔓延に歯止めがかかるよう願って止みません。


TEXT BY アベマリコ


投稿者 eigafan : 15:22 | トラックバック