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2011年01月27日

見どころはズバリ、S. タイラー!? American Idol シーズン10

いよいよ先週、満を持しての新スタートを切った長寿リアリティ番組「American Idol (FOX)」。アメリカが誇る国民的アイドル発掘シリーズは、早いもので第10シーズンへと突入しました。しかも今期からは、エアロスミスのスティーヴン・タイラーや、ディーバ中のディーバとして知られるジェニファー・ロペスが、新たな審査員として「AIファミリー」に仲間入り。気になるプレミア放送の数字を含めて、初週2日間の内容をざっくりとお伝えしていきます。


  ヒスパニック人口の多いLAでは、スペイン語による
  「AIビルボード」が登場
「アクの強いタイラーとロペスが、果たしてうまくやっていけるのか?」「何となくいるだけ…の印象が強かったランディ・ジャクソンに加えてこのふたりで、本当に大丈夫?」などと、先立って不安要素ばかりが囁かれていたAIシーズン10。過去の火曜&水曜から水曜&木曜へと放送日を変更した新しいインストールメントによって、当シリーズと放送時期がカブることのあるもうひとつの高視聴率番組「Dancing with the Stars (ABC)」の月曜&火曜放送とのバッティングが避けられ、双方の視聴率アップが見込まれています。

そんな中、まず19日水曜に放映された初回プレミアの視聴率を見てみると、平均で2610万人と前年度の初回放送における2970万人より13%ほど下回る結果に。こちらは各シーズン・プレミアの視聴率において、2002年の第1シーズンにて記録された990万人に続くワーストナンバーとなってしまったようです。しかし、今期のエンターテインメント番組としては相変わらず2夜連続で視聴率ワンツートップを射止めており、引き続き「モンスター番組」の座は譲らず。こうした結果を踏まえて、前回の第10シーズンで番組を去った毒舌ジャッジのサイモン・コーウェルとカーラ・ディオガルディ、そして前回のみの「幻の出演」となったエレン・デジェネレスなき今としては大健闘!とする声も多数出ており、今後はクチコミでの視聴率アップに期待がかかっている模様です。

ニュージャージーにて行なわれた地方予選の模様からスタートしたプレミアは、第1シーズンからの続投ホストで、ライバル番組「Dancing with the Stars」出演によって人気に火が付いたダンサー/歌手/女優のジュリアン・ハフと婚約間近?の、ライアン・シークレストがナレーターを務める「壮大」なオープニングからスタート。新ジャッジ発表までのスペクタクルを一挙に凝縮したモンタージュによって、初回放送2時間の幕が上がっています。審査員のお披露目ステージに登場するやいきなりのシャウト、これでもかとテンションの高いスティーヴン・タイラーは意外や意外、サイモンの担当であった「番組進行」のポジションを継承することに成功。またシーズン1から当番組を見続けている「隠れAIファン」であることが判明したロペスや「唯一の生き残りジャッジ」であるジャクソンともウマが合う様子で、直前までの心配を払拭するすべり出しを見せてくれました。

また今期より番組出演可能な年齢制限が15歳まで引き下げられており、プレミア放送では最年少の「ハリウッド予選進出者」も出現。そしてAIお得意の「感動ストーリー」を交えた合格者はもちろん、もうひとつの見どころである「イロモノ」の登場も続くなど、決してAIファンを落胆させることのない内容で締めくくられました。ニュージャージー予選での51名と合わせて、翌木曜日に放映されたニューオーリンズ予選では37名と、プレミア・ウィークからは合計88名がハリウッド予選へのゴールデン・チケットを獲得。この中より一体何名のコンテスタントが本選へと駒を進めることになるのでしょうか?

スティーヴン・タイラーによるハイテンションかつ独特の語り口は多方面にて好評価を獲得しており、次に何を言うのかとついつい気になってしまう「新サイモン効果」との呼び声も。また、ジェニファー・ロペスの涙もろくて良い人キャラな一面も評判で、AIシーズン10はなかなかの好印象を持って受け入れられているようです。これから2月まで放映される地方予選と今シーズンから開始したMySpaceオーディションを経て、ここハリウッドでの予選&本選がスタートする予定。もうしばらくは「AI旋風」が続くことになりそうです。


TEXT BY アベマリコ

投稿者 eigafan : 10:38 | トラックバック

2011年01月20日

ハプニングの連続?The 68th Golden Globe Awards

現地時間16日、ビバリーヒルズに構えるビバリー・ヒルトンホテルにて行なわれた第68回ゴールデン・グローブ賞。映画&テレビ界を代表するセレブリティ・スター達に彩られた華やかな授賞式典は、毒舌ジョークの連続や受賞スピーチのカットなど、様々なアクシデントが見どころの3時間となりました。


  本年度GG賞の告知バナー
本年度で68回目を数えるゴールデン・グローブ賞 (以下GG賞)は、ハリウッド外国人記者協会(HFPA: Hollywood Foreign Press Association) の主催/投票によって選ばれる映画とアメリカンTVの祭典。本年度の合計25から成るカテゴリーには、例年ピックされがちな高尚な作品群よりも「商業的」なタイトルが多くノミネートされており、ノミニー発表直後には「スター集めか?」といった声も聞こえていました。


このようにイロイロな意味で期待値の高かった2011年度のGG賞は、昨年に引き続き2年連続司会を務めたリッキー・ジャーヴェイスによる絶好調の毒舌で、およそ1700万人の視聴者を獲得。オープニングより、多くが首をかしげた「ツーリスト」のアンジェリーナ・ジョリー&ジョニー・デップの「コメディ/ミュージカル部門」へのノミネートをいじったり、新興宗教サイエントロジーの信者とされる俳優の「ゲイ疑惑」をネタにしたり、先日御年84歳で24歳!のクリスタル・ハリス嬢との婚約を発表したPLAYBOY誌創刊者のヒュー・ヘフナーを茶化したりと、ゲストもドン引きするほどのブラック・ジョークを炸裂させてくれちゃいました。これを受けたHFPA代表のフィリップ・バーク氏は、セレモニー中のスピーチでもジャーヴェイスにお小言。そして後のインタビューでも「一線を越え過ぎ」と批難する一悶着がありましたが、突っ込まれた当のヘフナーは「最高の夜だった」とコメント、先日25年勤続のCNN局”Larry King Live(原題)”をリタイアしたラリー・キングも擁護のツイートを発信するなど、エンタメ界においてはジャーヴェイスの暴れっぷりに対して寛容な人々が多い模様です。

また、カテゴリー発表のトップバッターとなったドラマ映画部門助演男優賞を獲得したクリスチャン・ベイルも、ちょっとした話題を提供しました。各受賞者に与えられる1分間を大幅に上回ったスピーチ・タイムの終盤、本年度の功労賞「セシル・B・デミル賞」受賞者のロバート・デ・ニーロに興奮気味に話しかけ、その内容はNBCによる全国放送から音声が消される結果となりました。どうやら、俳優としてかのデ・ニーロと同じ会場にいられることが幸せ!といった意味合いを伝えたかったようですが、卑語の使用にてあっさりとNG扱いに。また同様に、コメディ/ミュージカル映画部門主演男優賞を持ち帰ったポール・ジアマッティもFワードを連発させ、スピーチに「お直し」を入れられてしまいました。


  ザック・エフロン主演『きみがくれた未来』絶賛上映中!
  (c)2010 Universal Pictures. ALL RIGHTS RESERVED.
一方、先日ガンの克服を発表したばかりのマイケル・ダグラスを筆頭に、今年のGG賞では豪華なプレゼンターが続々とステージに登場。ジェーン・フォンダやジェレミー・アイアンズといった大御所はもちろん、今やトゥイーンに絶大な支持を受けているジャスティン・ビーバーや、「きみがくれた未来」で元祖ティーン・アイドルのイメージを脱却したザック・エフロンなど、多くのジェネレーションに嬉しい顔ぶれが勢揃いしました。気になる受賞結果は、以下の通り。映画部門では「ソーシャル・ネットワーク」が最多4部門を獲得、テレビ部門ではキッズへ向けて感動の応援メッセージを贈ったクリス・コルファーの助演男優賞や2年連続の作品賞を含む「glee/グリー 踊る♪合唱部!? (FOX)」の3冠となっています。


第68回ゴールデン・グローブ賞/主要部門受賞結果

<映画部門>
ドラマ部門作品賞:「ソーシャル・ネットワーク」
監督賞: デヴィッド・フィンチャー「ソーシャル・ネットワーク」
ドラマ部門主演女優賞: ナタリー・ポートマン「ブラック・スワン」
ドラマ部門主演男優賞: コリン・ファース「英国王のスピーチ」
コメディ/ミュージカル部門作品賞: 「キッズ・オールライト」
コメディ/ミュージカル部門主演女優賞: アネット・ベニング「キッズ・オールライト」
コメディ/ミュージカル部門主演男優賞: ポール・ジアマッティ「バーニーズ・ヴァージョン」
助演女優賞: メリッサ・レオ「ザ・ファイター」
助演男優賞: クリスチャン・ベイル「ザ・ファイター」
セシル・B・デミル賞 (功労賞): ロバート・デ・ニーロ

<TV部門>
ドラマ部門作品賞: “Boardwalk Empire (HBO)”
ドラマ部門主演女優賞: ケイティ・セイガル “Sons of Anarchy (FX)”
ドラマ部門主演男優賞: スティーヴ・ブシェミ“Boardwalk Empire (HBO)”
コメディ/ミュージカル部門作品賞: 「glee/グリー 踊る♪合唱部!? (FOX)」
コメディ/ミュージカル部門主演女優賞: ローラ・リニー 「ザ・ビッグC (Showtime)」
コメディ/ミュージカル部門主演男優賞: ジム・パーソンズ
                                           「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則 (CBS)」
助演女優賞: ジェーン・リンチ「glee/グリー 踊る♪合唱部!? (FOX)」
助演男優賞: クリス・コルファー「glee/グリー 踊る♪合唱部!? (FOX)」


笑いと感動に加えて、ヒヤヒヤまでもが盛りだくさんとなった第68回ゴールデン・グローブ賞。今月末に控える米俳優組合賞、そして1ヶ月半後に迫ったアカデミー賞の開催に向けて、この度の受賞結果は2011年度賞レースの「布石」となるのでしょうか?


TEXT BY アベマリコ

投稿者 eigafan : 19:46 | トラックバック

2011年01月13日

ファンの声がここに結集!第37回People’s Choice Awards

去る1月5日、年明け1発目の大型セレモニーとして開催された第37回People’s Choice Awards。そのタイトルの通り「People/一般視聴者」によるオンライン投票を経て、今最も勢いのあるスター達、そして2010年度を代表する作品群が選出されました。


  2011年度PCAのホステス、
  チャーミングなクイーン・ラティファ。
  Photo by UrbanworldFilmFestival on Flickr
LAダウンタウンに構える複合エンターテインメント施設L.A. LIVE内のNokiaシアターにて開催された第37回People’s Choice Awards (以下PCA) は、CBS局と米ヘルスケアメーカーP&Gが協賛する映画・TV・音楽の年間イベント。各協会や組合のメンバーのみが投票権を持つオスカーやゴールデン・グローブ賞、米俳優組合賞などとは大きく異なり、一般視聴者の投票によって受賞者/作品が決まる仕組みとなっています。本年度は各ノミニー選出に3500万票、そして本選投票には各カテゴリー総計で過去最高となる1億7500万票を記録しており、その注目度と人気は年々上昇中。また、今やパソコンが「必須アイテム」であるティーン&トゥイーンの票を多く獲得、若いジェネレーションの声がより反映されたフレッシュなラインナップが一線を画しています。

2011年度PCAの司会を務めたのは、女優・ヒップホップ/R&B歌手・パーソナリティ等として幅広く活躍するクイーン・ラティファ。オープニングでは大勢のダンサー達とともに登場すると、タイオ・クルーズの大ヒット曲「Dynamite」を軽快に披露してくれました。MCの途中にマイクの音声トラブルに見舞われながらも、アドリブによる切り替えしでハプニングを一転。会場を爆笑の渦に巻き込む場面も見られました。そんなアメリカが愛するラティファの最新出演作は、いよいよ今週14日に日米同時公開となる「僕が結婚を決めたワケ」。アカデミー受賞作品「ビューティフル・マインド」のロン・ハワード監督&ジェニファー・コネリーのゴールデン・ペアに並んで、人気コメディ俳優ヴィンス・ヴォーンとケヴィン・ジェームズ、そしてウィノナ・ライダーを迎えた豪華アンサンブルが実現しました。女性の永遠のテーマとされがちな「結婚」を男性の視点から描いた話題作、ぜひともこの週末にいち早く先取りしてみてはいかがでしょうか?

第37回People’s Choice Awards主要部門
<映画部門>
お気に入り映画男優: ジョニー・デップ
お気に入り映画女優: クリステン・スチュワート
お気に入り25歳未満の映画スター: ザック・エフロン
お気に入り映画: 「エクリプス/トワイライト・サーガ」
<TV部門>
お気に入りTVドラマ: 「Dr. HOUSE (FOX)」
お気に入りTVコメディ: 「Glee (FOX)」
お気に入り新作TVドラマ: “Hawaii Five-O (CBS)”
お気に入り新作TVコメディ: “$#*! My Dad Says (CBS)”
<音楽部門>
お気に入り男性アーティスト: エミネム
お気に入り女性アーティスト: ケイティ・ペリー
お気に入りカントリー・アーティスト: テイラー・スウィフト
お気に入りソング: 「Love The Way You Lie」エミネム feat. リアーナ


  ザック・エフロン主演『きみがくれた未来』絶賛上映中!
  (c)2010 Universal Pictures. ALL RIGHTS RESERVED.
PCA当日の会場には受賞者/プレゼンターともに、Aリスト・スター達が続々と登場。「お気に入り映画男優」に堂々選ばれたジョニー・デップは客席からのスタンディング・オベーションで迎えられ、また現在「きみがくれた未来」が全国絶賛公開中のザック・エフロンに至っては「お気に入り25歳未満の映画スター」受賞でステージに駆け上がるや、会場からは割れんばかりの黄色い声援が飛び交いました。その他、ブランジェリーナならぬ「ロブステン」ことロバート・パティンソン&クリステン・スチュワートのカップルにテイラー・ロートナーといった「トワイライト」シリーズの主要キャストはもちろん、エルトン・ジョンやジェニファー・アニストン、ヴァネッサ・ウィリアムスにアダム・サンドラーといった大御所から、ミラ・クニス、アナリン・マッコード、レイトン・ミースターなどのトップ若手アクトレスの面々まで、美の競演をも楽しめる2時間となりました。

2011年の「キックオフ」にふさわしい華やかさを見せてくれた、第37回People’s Choice Awards。これから来る2月末までは様々なアワードが目白押しとなっており、今回ご紹介したセレブリティ達はもうしばらく息のつけない日々が続きそうです。


TEXT BY アベマリコ

投稿者 eigafan : 16:12 | トラックバック

2011年01月06日

Welcome to the Year 2011!今年の注目エンタメ・ニュースを先取り

明けましておめでとうございます! 2011年度Fromハリウッドのコラム1発目となる今週は、早くもあちこちで噂の的となっているエンターテインメント・ニュースをピックアップ。業界人も注目するあんなニュース&こんなニュースより、選りすぐりのトップ・ヘッドラインをお伝えしていきます。


  Happy 2011!Photo by Biscarotte on Flickr
大盛り上がりの大晦日と元旦が過ぎてしまえば、アッサリと通常シフトに戻るのがハリウッド流。早くも週明け3日より、エンターテインメント&賞レース関連のニュースが飛び交う毎日となっています。そんな中で俄然の注目を集めているのは、まず今月16日の開催が目前に迫っている第68回ゴールデン・グローブ賞。映画とTVの一大祭典と知られる本アワードですが、2011年度は他の賞レースと「一線を画す」ノミニーが話題に上っています。

ざっと候補者/作品の顔ぶれを覗いてみると、ズバリ失敗作?と酷評されてしまった「ツーリスト」のご両人、コメディ/ミュージカル部門!に名を連ねているアンジェリーナ・ジョリーと、「アリス・イン・ワンダーランド」と合わせて謎のWノミネートを果たしたジョニー・デップ、その年の最悪映画を選出するご存知「ラジー賞」のトップ候補をひた走る「バーレスク」や「RED/レッド」のリスト入りなど、これでもかと言わんばかりのポップ路線。その間、あちこちのアワードにて高評価を得ているコーエン兄弟による新作「トゥルー・グリット」や”Get Low”のロバート・デュヴァルらは見事にスルーされており、批評家のみならず一般の映画マニアのヒンシュクを買っているところです。ちなみに本年度の同賞ホストを務めるのは、昨年に引き続き人気英国出身コメディアンのリッキー・ジャーヴェイス。どうやら各賞の行方より、むしろ彼の容赦ない突っ込みや自虐ネタに関心が集まりそうな予感です。

そして「ホリディ映画」として公開中の2010/2011年末年始の大型作品がことごとくコケまくっている点も、本年度のトップネタに。前評判の高かった「トロン: レガシー」や「ガリバー旅行記」、ともに人気シリーズの第3弾となる”Little Fockers (仮邦題: ミート・ザ・ペアレンツ 3 )”や「ナルニア国物語/第3章: アスラン王と魔法の島」などのビッグ・バジェット作品群は、残念ながら米国内での期待値を大幅に下回る興行成績となっています。しかしその一方で、2011年度サマー・ムービーの一覧を覗いてみると、軒並みヒットの予感大。


  『ワイルド・スピード MEGA MAX』日本公開は10月です!
まずは4月末 (日本国内では10月) に全米公開予定の「ワイルド・スピード」シリーズの最新作、ヴィン・ディーゼルやポール・ウォーカーら歴代キャストにザ・ロックが加わる「ワイルド・スピード MEGA MAX」を皮切りに、5月公開予定の「マイティ・ソー」や「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」、同6月の「X-メン: ファースト・クラス」や「グリーン・ランタン」、7月公開を予定する「トランスフォーマー 3」や「ハリーポッターと死の秘宝 PART 2」などなど、ファン待望の新作&シリーズ最新作が目白押しとなっており、今期ホリディ・シーズンの雪辱を晴らすであろうラインナップに期待がかかっています。

またTV界に目を移してみると、やはりイロイロな意味で最注目のネタとなっているのがズバリ”American Idol (FOX)”。同シリーズの辛口ヘッドジャッジであったサイモン・コーウェルが審査員席を去ることとなった今、装いも新たに「心機一転」を迎えることとなりました。唯一の続投メンバーであるランディ・ジャクソンに、歌姫ジェニファー・ロペスとエアロスミスのスティーヴン・タイラーが肩を並べる予定。そんな大抜擢とも言える顔ぶれがお目見えする第10シーズンを前にして、しばらくAIよりご無沙汰となっていたファンも舞い戻るのでは?いやいや、サイモンのパンチ力には叶わないのでは?といった両極端の憶測を呼んでいます。ちなみに常に話題の中心となっているコーウェル氏と言えば、2011年秋にスタートを切るアメリカ版”The X Factor (FOX)”の追い込みにかかっているところ。もちろん、こちらへ向けられた視線もますます熱くなっております。

もうすぐそこまで迫っている各賞レースはもちろんのこと、映画界/TV業界ともに見どころ満載となりそうな2011年。ますますパワーアップして最新ニュースや注目トピックを特集して参りますので、どうぞご期待ください。


TEXT BY アベマリコ

投稿者 eigafan : 19:07 | トラックバック