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「ダブル・ジョパディー」

【おすすめ新作】でご紹介中の『デス・レース』の中で、
妻殺しの濡れ衣を着せられた主人公ジェンセン・エイムズは、
娘と再び会うために、負けたら最期の【死のレース】に参加することになります。
(詳しくは【『デス・レース』 おすすめ新作】にて!)
 
妻を亡くすどころか無実の罪を着せられて娘にも会えなくなってしまうという、
どん底の状況に追い詰められるジェンセンですが、
今回、これと似た境遇の女性が主役のおすすめDVDを紹介します。
こちらはアクション映画ではありませんが、やり方や土俵は違っても、
愛する子供と復讐のために戦う姿は、二人ともよく似ているのです。

というわけで、今回のおすすめDVDはアシュレイ・ジャッド、
トミー・リー・ジョーンズ主演「ダブル・ジョパディー」。
当初ヒロイン役はジョディ・フォスターが予定されていましたが、
彼女の代役としてアシュレイ・ジャッドが起用され、迫真の演技を見せています。

ある日突然夫が行方不明になったことにより、身に覚えの無い夫殺しの罪で有罪を宣告されたリビー(アシュレイ・ジャッド)。
親友に愛する息子を預け、刑務所で無実の罪を償うことになります。しかし、実は夫は生きており、息子を預けた親友と一緒に生活をしていました。
                                                 ダブル・ジョパディー

夫への復讐心と息子への愛情を抱えながら服役していた彼女は、服役中の元弁護士から“ダブル・ジョパディー”という法律があることを聞きます。「同一の罪で2度裁かれることはなく、服役を終えたリビーが例え公衆の面前で夫を撃ち殺したとしても、罪にはならない」と知った彼女は、仮釈放された6年後、この‘法律の穴’を巧みに利用し愛する息子に再び会うため、夫の行方を探すのですが・・・。

出所したといっても保護観察期間中の出来事なので、トミー・リー・ジョーンズ演じる保護監察官から逃げながら、自身は夫を追うというまさに鬼ごっこ状態。『逃亡者』で執拗にハリソン・フォードを追いかけたおかげで、『追跡者』では主役の座を勝ち取ったトミー・リー・ジョーンズですから、追いかけるのは得意なはず・・・。
この追う、追われるの状況が作品に緊張感を与え、観客の気持ちを盛り上げています!

果たしてリビーは「ダブル・ジョパディー」をうまく利用して復讐を果たし、
最愛の息子と再び会うことができるのでしょうか?

結末が気になる方はぜひ一度ご覧ください!!

2008年10月24日 11:45

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