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「デスレース2000」
11/29(土)より『トランスポーター』のジェイソン・ステイサム主演、『デス・レース』が
有楽座ほか全国ロードショーとなりますが、実はこの作品、オリジナル版があるのをご存知ですか?
『デス・レース』とは違い、ブラックユーモア満載の作品ではありますが、
個性が豊か過ぎるキャラクターたちと、斬新過ぎるストーリーのあまりの衝撃に
今なお多くのファンが存在する、元祖SFカーアクション作品です。
ということで、『デス・レース』公開記念として
今回のおすすめするDVDは「デスレース2000」。
低予算映画の帝王、ロジャー・コーマンが
製作を手掛けた本作は、かの有名なシルヴェスター・スタローンが『ロッキー』以前に出演した作品としても話題になりました。
西暦2000年。独裁政権下にあるアメリカ合衆国では、
あるひとつのスポーツが人気を博していました。
そのスポーツとは、大陸横断殺人レース、「デス・レース」。
奇抜なデザインの改造車に凶悪なレーサーと美しいナビゲーターが乗り込み、
行きかう人々をどれだけひき殺し、誰が一番最初にゴールにたどりつくか競う【死のレース】です。
このレースの花形レーサー、フランケンシュタインは、
熱狂的なファンたちの歓声を浴びながら、ナビゲーターのアニーと共に優勝を狙います。
彼らの前に立ちふさがるのは、フランケンシュタインのライバル、マシンガン・ジョー。
勝つためなら手段を選ばない冷酷非常な5組のレーサーが揃い、
いよいよ、始まりのフラッグが上がります・・・。
あらすじだけ見れば、とても残酷な映画の様に感じられますが、
実際は75年代に山ほどあふれていたB級映画の
代表とも言えるほどの作品で、娯楽色が強く感じられます!
お年寄りには空前絶後の100点がついたり、レース中に犠牲になった遺族には
リゾートマンションや大型テレビがプレゼントされたりと、もはやルールはなんでもあり。
ブラックユーモア溢れる作品を多く手掛けているロジャー・コーマンの真骨頂ともいうべき作品です。
ご紹介した見所や、突っ込むべき所以外にも、お楽しみいただけるシーンが満載!
こんな21世紀が来なくてよかった・・・と感じながらご覧になるのはいかがでしょうか?
また、11/29(土)公開の『デス・レース』には、「デスレース2000」の主人公
フランケンシュタインを演じたデヴィッド・キャラダインが、声だけのカメオ出演を果たしています。
映画を観る前、観た後にどのシーンに出演していたかチェックしてみてください!!
2008年11月18日 18:41
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