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「マディソン郡の橋」

大物ハリウッドスターの来日が相次いだ2009年も終わり、
いよいよ2010年が始まりました。
エイガファンでは今年も、注目の最新映画情報をお届けしていきますので、
みなさんよろしくお願いします!

さて、新年1作目としてお届けするのは、昨年『マンマ・ミーア!』で
明るく元気なダンスと歌を披露したメリル・ストリープ主演『恋するベーカリー』!!
本作は、母として、女性として、母親として身の振る舞いに迷いながらも
前向きに生きようとする、人気ベーカリーの女性経営者ジェーンの物語です。

メリル・ストリープはこれまでも数多くのラブストーリーに出演していますが、
今回はその中でも人気の高い、切ない恋の物語をご紹介します。




マディソン郡の橋
今回ご紹介するのは、世界的なベストセラーとなった小説を、巨匠クリント・イーストウッドが製作・監督・主演を務めて映画化した「マディソン郡の橋」。クリント・イーストウッド&メリル・ストリープの共演が話題となりました。

89年冬。アイオワ州マディソン郡の片田舎で、農場主の妻フランチェスカは夫リチャードと2人の子供に囲まれ、平凡な主婦として穏やかな毎日を送っていました。

ある日、夫と子供たちがイリノイ州の農産物品評会に出掛けたため、彼女は4日間、一人で留守番をすることに。
ゆったりとした自分だけの時間を楽しんでいたフランチェスカ。
そこに、ある一人の男が道を尋ねにやってきます。

ロバート・キンケイドと名乗るその男はプロのカメラマンで、
珍しい屋根付きのローズマン橋の写真を撮りに、この地にやってきました。
道案内を引き受けたフランチェスカは、せっかくだからと
その日の夕食に彼を招待します。

ロバートと楽しいひとときを過ごし、
彼の優しさに惹かれていることに気づいたフランチェスカは、
彼が帰った後、明日ロバートが撮影で訪れる橋の上に
「明日の晩、もう一度いかが?」とメモを残しました。

翌日再び再会した2人は、互いの心のままに一晩を共にします。
ロバートと共に幸せな時間を過ごすフランチェスカ。
しかし、4日間と限られた時間の中、タイムリミットは刻々と迫っていました…。


この映画でもっとも重要な場所であるローズマン橋のモデルとなった屋根付き橋は、
アイオワ州マディソン郡ウインターセットで唯一、車で渡れる木造の橋として
世界中から原作や映画のファンが訪れていましたが、
2002年に火災が発生し、残念ながら橋はほぼ全焼してしまいました。

しかし、本作の撮影が行われた、アイオワ州マディソン郡ウィンターセットにある
“フランチェスカの家”という特設スタジオは未だに存在し、
観光スポットのひとつとして、地元民はもちろん世界中からファンが訪れるそうです。


楽曲や演出の全てに切なさを感じさせる『マディソン郡の橋』。
外が冷え込むこの季節、切なくも温かいラブストーリーを
『恋するベーカリー』と合わせてお楽しみください。

恋するベーカリーの公式サイトはこちらから↓
【恋するベーカリー 公式サイト】

2/19(金)、TOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショー
※本作はR15+指定です
 

2010年01月12日 16:55

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