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「マイノリティ・リポート」
あなたの身にも起こりうる恐怖を描く、近未来アクション・サスペンス
『レポゼッション・メン』が7/2(金)より公開されます。
医療技術の発達により訪れるかもしれない未来を、リアルかつスリリングに描く本作。
今回ご紹介するDVDもテクノロジーが大きく進歩した未来の物語です。
凶悪犯罪が増える昨今、この物語も絵空事とはあながち言えないのではないでしょうか?
西暦2054年のワシントンD.C.。プリコグと呼ばれる3人の予知能力者たちで構成された殺人予知システムにより、犯罪者たちはその犯行前に特定され逮捕されるようになった。
犯罪予防局の有能な捜査官ジョン・アンダーソンもこのシステムを忠実に守り、次々と犯罪を未然に防いでいた。ところがある日、プリコグが<予告>した犯人の名がジョンだったことから、彼は予防局に追われる立場となってしまう。
捜査官に追跡されながら、なぜ自分が<予告>されたのか事実を探ろうとするジョン。そんな時、ジョンは“少数意見”(マイノリティ・リポート)の存在を知る。これは3人のプリコグの予知が食い違った時、システムの完全性を疑われないために存在を隠され破棄されていた、もうひとつの予知の存在だった。そこに真実があると考えたジョンは、マイノリティ・リポートにを求め調査を開始する…。
本作の見所のひとつは、未来の姿を予想し作られた映像の数々。指の動きと声だけで操作することができる未来型のパソコンや、個人を特定するために網膜チェックシステムを搭載した“スパイダー”と呼ばれる手のひらサイズの機械、高層ビルの壁を走行する車両など、イマジネーションあふれる未来機器が登場。また、ジョンが勤務する犯罪予防局や、犯罪者たちを収容している“牢獄”などにも未来を想定したアイデアが盛り込まれており、これまでのSF映画にはなかったリアルで見ごたえのある映像が堪能できます。
また、激しいアクションシーンも見所のひとつ。トム演じるジョンがジェット・パックを背負った捜査官たちから必死で逃れようとする空中のシーンは、長さ120メートル、高さ15メートルの路地のセットで撮影されました。1人を飛ばすのに、2、3人の裏方が必要なこの撮影、四六時中、6人もの出演者を宙に飛ばしている大混乱の状況でもトムは楽々と適応していたそう。
ちなみに、なんでもスタントを自身でやりたがる俳優として知られるトムに対し、「きみがどんなスタントをやるかを決めるのは私で、それに異議を唱えてはならない」と、スピルバーグ監督が宣言したというエピソードも残っています。(結局、ほとんどのシーンをトム自身がこなしてしまったそうです。)
未来の犯罪とテクノロジーの姿を予知させる「マイノリティ・リポート」と合わせて、『レポゼッション・メン』でも、近未来に起こりうる恐怖、タフな肉弾戦や銃撃戦をはじめとするアクション、そして衝撃的な結末をぜひ劇場でお楽しみください。
『レポゼッション・メン』の公式サイトはこちらから↓
【レポゼッション・メン 公式サイト】
7/2(金)TOHOシネマズ みゆき座ほか全国ロードショー
2010年06月03日 13:47
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