« 『そんな彼なら捨てちゃえば?』 | メイン | 『ハート・ロッカー』 »
『アメリカン・ギャングスター』
9月7日(金)より公開となります『デンジャラス・ラン』。
本作は、『トレーニング デイ』と『グローリー』で二度のアカデミー賞 に輝き、演技派俳優の地位を
不動のものとしたデンゼル・ワシントン主演で贈るサスペンス・アクション大作です。
劇中でデンゼルはCIAを裏切り悪に染まった元エージェントを怪演。そこで今回は、彼が暗黒街に台頭していく男を演じた話題作『アメリカン・ギャングスター』をご紹介します!
2時間37分という大長編ですが、時間を感じさせない程の迫力と重厚さを感じさせる一作。
主演は、ともにオスカー俳優のデンゼル・ワシントンとラッセル・クロウ、監督は巨匠リドリー・スコットという完璧な布陣で作られた本作は、暗黒街のカリスマと正義をつらぬく刑事という2人の男が、それぞれの信念を貫く様を描いた物語です。
暗黒街のカリスマと呼ばれ、悪役でありながら共感を誘ってしまうデンゼルの完璧なまでの存在感と、刑事でありながら決して組織に飼いならされることのない絶妙なラフさをみせるラッセルの演技は「光と影」という2人の立場を見事に表現しており、2人の骨太な演技が観客を物語へと惹きこんでいきます。
また、主人公のふたりは実在している人物で、映画製作にあたり2人揃ってインタビュー取材に協力。元暗黒街のカリスマであったフランク・ルーカスは、実際にデンゼルとも時間を共にしました。
一方、ニュージャージーの警察に所属する刑事リッチー・ロバーツ。彼は、警官の汚職がまかり通っていたこの時代に潔癖な仕事を貫いていたため、周囲から疎まれ孤立していた。また私生活では元妻と養育権で係争する傍ら、司法の道を目指している。そんな彼はある時、検察官からエセックス郡麻薬捜査班のチーフに抜擢される。やがて大衆に蔓延するブルー・マジックの捜査を進めるうち、フランクの存在に辿り着くリッチーだが…。
デンゼル・ワシントンが再び悪を演じた『デンジャラス・ラン』。
こちらにもぜひご注目ください!
9月7日(金)、TOHOシネマズ 有楽座ほか全国ロードショー
2012年08月28日 20:32
この記事へのトラックバックURL:
http://blog.eigafan.com/cgi-bin/mt-tb.cgi/3295
不定期更新