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セレブだからできる? お金のかかる慈善活動
慈善活動は、お金と名声を手に入れたセレブリティが見つける究極の生きがい?? メディアからのバッシングが絶えないヘザー・マッカートニーのドキュメンタリーが放映された。ヘザーへのメディアバッシング
BBCのドキュメンタリー「リアルライフ・ライフ・スペシャル」で、サー・ポール・マッカートニーとその妻のへザーの「アンチ・ファー(毛皮撲滅)運動」の様子が放映された。
METROに載ったヘザーとポール。
サセックスにある広大なファームで。
現在の奥さんのヘザーとポールが結婚したのは、2002年。結婚後、ヘザーは数々のメディアバッシングに合い続け、同情したポールがヘザーの悪口を書いたライターに抗議の電話をかけるなど、何かとメディアをにぎわせてきた。ポールとは20歳以上年齢差のあるヘザーは、元モデル。自らが交通事故で左足を切断していることもあり、一時は「地雷撲滅運動」にも熱中していたこともある。
前妻が偉大なだけに、ヘザーの一挙一動にメディアは注目。ヘザーがチャリティを行ったりポールのアルバムへ参加したりするたび、「リンダのまねしちゃって!」という声があがり、リンダとポールの娘でデザイナーのステラたちとも確執があるとかないとか…。かわいそうだが、これも有名税のようなもの、という気がしないでもない。
J-LoのNYオフィスに強烈アタック
さて、そんなヘザーが現在、熱中しているのが、アンチ・ファーである。ドキュメンタリーのなかでは、アメリカの動物愛護団体のPETAに招かれてLAに出向き、TV出演や街頭でのプロモーションの様子が映し出された。
ヘザーの主張は簡単で、要は「ファッションのために動物を殺すのはよくない」ということ。しかし、言っていることは正しいのだが、彼女の言動になんだか納得できないものを感じてしまう人も多いようだ。
そんなメディアや大衆の態度をよそに、今回は、毛皮を使った自身のブランドを立ち上げたジェニファー・ロペスをターゲットにし、「彼女に関するすべての商品をボイコットしよう」とメディアに訴えた彼女。こんな強気の態度も夫の後ろ盾があってこそ? LAにあるJOのオフィスに乗り込み、中国で毛皮のために殺される犬やネコのビデオを無理やり見せ、「出て行け!」と追い出され、報道陣であふれ返ったフロアで義足が外れかける、というハプニングも起こった。
番組中、毛皮にされる動物たちのビデオを見て「何回見てもなれることがないわ。悲しくて…」と涙ぐむヘザーに対し、翌日のMETRO(フリーの新聞)は、「そのコメントも飽きた」とやはり辛口。さらに「ダイアナ妃にでもなりたいの?」「前は地雷撲滅じゃなかった?」と畳み掛けた。
虐殺される動物はかわいそうだし、アンチ・ファーもいいことなのだが、なぜか「でも…」という言葉を続けたくなってしまう、ヘザーの行動。ポールに「ダイアナ・ロスってあなたの友達よね? 彼女にも話してよ」と迫るヘザーに「そうだねぇ」とあいまいに答えるポール。まるで夫に駄々をこねているようなヘザーを見て「結局、夫がリッチで有名だからできるんじゃないの?」と思ってしまうのは、庶民のヒガミというやつでしょうか?
ヘザーのオフィシャルHP http://www.heathermills.org/
2006年04月26日 19:11
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