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大和魂in Hollywood!! “Show Biz Japan! Sneak Peak”
このコラムでも度々ご紹介してきましたが、ロサンゼルスでは毎年あちこちで多数の映画関連イベントが行われています。アカデミー賞やLAフィルムフェスティバルなど世界規模の映画祭に加え、個人や大学などの各団体、学生達によるショーケース等を含めると、その数は「いつもLAのどこかで映画イベントをやっている」と言っても過言では無いほど。そんな中、来る9月28日に我ら日本人が集結する映画祭「Show Biz Japan! Sneak Peak」が、ハリウッドにあるインディペンデント系映画の上映で有名なシアター、”Laemmle’s SUNSET 5”で開催されます。
本年度は、選び抜かれた監督達による11作品がエントリー。各々の題材はかなりバラエティーに富んでいます。日本の文化そのものが主題となった作品や、ハリウッドムービーのストーリー・ラインを彷彿とさせるようなサスペンスドラマの数々など、長編・短編を交えて一挙に上映される予定。中には、他の映画祭で入賞した経歴を持つ期待の作品も。「日本人による」というテーマだけにとどまらず、各作品のクオリティーの高さにも注目が集まりそうです。
一人でも多くの人々に日本人が作った映画を楽しんでもらう場として、またアメリカで活動する日本人映像クリエイター達に試写の機会を与える場として、昨年から日本人の有志によって発足されたこの映画祭は、今年で第2回目を迎えます。昨年度の本イベントは満員御礼・立ち見続出、第1回目とは思えない程の大盛況でした。観客は日本人ばかりかと思いきや、多くの作品は英語での上映、日本語作品には英語字幕が当てられ、人種を問わずの来場者で賑わっていたのが印象的でした。
昨年のイベント当日に、たまたま筆者の隣に居合わせた白人女性。「日本の最新カルチャー、特にアニメーション分野における今後の動向に興味がある」と話す、キャラクターグッズの輸入販売を手がける女性社長でした。映像関係者のみならず、様々な分野から注目を集めている日本の映像・アニメ・映画事情。アメリカ国内でますます加熱する「日本ブーム」が単なる”ブーム”に終わらず、今後もしっかりと根付いていきそうな予感です。
この”Show Biz Japan! Sneak Peak”の大きな特徴のひとつは、アメリカで映像製作を学ぶ日本人クリエイター達の作品が鑑賞できるということ。彼らは、映画作りのテクニックや”How To”をこの地で学んだうえ、日本とアメリカの各々優れた点を取り入れた感性豊かな映像製作を実現していることでしょう。言わばハイブリッドである彼らの国際的な視点が、在米映像クリエイター達の強みではないでしょうか。同じ日本人として、更には一映画ファンとして、今後もこのイベントが5回・10回と回数を重ねていくことを願って止みません。当日来場される方々の為の詳細、各作品リストと出品者のプロフィールは以下のサイトで閲覧・ダウンロードが可能。次世代の映画制作を担うことになるかもしれない新星たち、今から要チェックです。
Show Biz Japan! Sneak Peak 詳細
TEXT BY アベマリコ
本年度は、選び抜かれた監督達による11作品がエントリー。各々の題材はかなりバラエティーに富んでいます。日本の文化そのものが主題となった作品や、ハリウッドムービーのストーリー・ラインを彷彿とさせるようなサスペンスドラマの数々など、長編・短編を交えて一挙に上映される予定。中には、他の映画祭で入賞した経歴を持つ期待の作品も。「日本人による」というテーマだけにとどまらず、各作品のクオリティーの高さにも注目が集まりそうです。
一人でも多くの人々に日本人が作った映画を楽しんでもらう場として、またアメリカで活動する日本人映像クリエイター達に試写の機会を与える場として、昨年から日本人の有志によって発足されたこの映画祭は、今年で第2回目を迎えます。昨年度の本イベントは満員御礼・立ち見続出、第1回目とは思えない程の大盛況でした。観客は日本人ばかりかと思いきや、多くの作品は英語での上映、日本語作品には英語字幕が当てられ、人種を問わずの来場者で賑わっていたのが印象的でした。
昨年のイベント当日に、たまたま筆者の隣に居合わせた白人女性。「日本の最新カルチャー、特にアニメーション分野における今後の動向に興味がある」と話す、キャラクターグッズの輸入販売を手がける女性社長でした。映像関係者のみならず、様々な分野から注目を集めている日本の映像・アニメ・映画事情。アメリカ国内でますます加熱する「日本ブーム」が単なる”ブーム”に終わらず、今後もしっかりと根付いていきそうな予感です。
この”Show Biz Japan! Sneak Peak”の大きな特徴のひとつは、アメリカで映像製作を学ぶ日本人クリエイター達の作品が鑑賞できるということ。彼らは、映画作りのテクニックや”How To”をこの地で学んだうえ、日本とアメリカの各々優れた点を取り入れた感性豊かな映像製作を実現していることでしょう。言わばハイブリッドである彼らの国際的な視点が、在米映像クリエイター達の強みではないでしょうか。同じ日本人として、更には一映画ファンとして、今後もこのイベントが5回・10回と回数を重ねていくことを願って止みません。当日来場される方々の為の詳細、各作品リストと出品者のプロフィールは以下のサイトで閲覧・ダウンロードが可能。次世代の映画制作を担うことになるかもしれない新星たち、今から要チェックです。
Show Biz Japan! Sneak Peak 詳細
TEXT BY アベマリコ
2006年09月22日 15:37
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