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フィナーレ続々!人気リアリティ・ショーの結果をおさらい
アメリカの5月最終月曜日は、戦没兵士の追悼記念日=メモリアル・デイ。ホリデイ・ウィークエンドに先駆け、TV各局が誇る大型リアリティ・ショーが次々とフィナーレを迎えました。今回は、特に人気の高い3番組の気になる結果をご紹介。トップに立ったアイドル、ダンサー、トップモデル達に迫ります。
第8シーズンAI告知のガールズ版
20日に堂々のグランド・フィナーレを迎えた国民的アイドル発掘番組”American Idol (FOX)”は、今期で第8シーズンに突入。火曜放送のパフォーマンス日と水曜の結果発表日、それぞれが週間視聴率のトップに君臨しています。回を重ねるごとに、その豪華さや規模は軒並みパワーアップ。フィナーレが行なわれたノキア・シアターには、過去の出場者はもちろん、クイーン・ラティファ、ブラック・アイド・ピーズ、シンディ・ローパー、KISS、ロッド・スチュワートら新旧のビッグ・ミュージシャン達に加え、俳優/コメディアンのスティーヴ・マーティンも駆けつけました。当初から優勝が囁かれていたグラムロック系のアダム・ランバートと、アンダードッグ(=ダークホース)的なポジションから頭角を現したアコースティック系のクリス・アレンが、ファイナルに勝ち進んだ2名。彼らとフレディ・マーキュリー亡きQueenのメンバーが2時間放送のトリを飾った「We are the Champions」は、数々のステージの中でも圧巻でした。結果、8人目となるAmerican Idolの称号を受け取ったのはクリス・アレン。ちょっとした番狂わせに、数日間は話題の中心となったようです。その一方、2884万世帯というモンスター級の視聴数を叩き出しながら、過去のフィナーレを振り返るとワーストタイであった模様。ティーンよりも年齢層の高いファンが増えている傾向にあり、来シーズンへの対策や巻き返しにも視線が集まりそうです。
19日にシーズン・フィナーレを迎えた芸能人社交ダンスバトル”Dancing with the Stars (ABC)”も、今期で第8シーズン目。こちらは視聴率に翳りを見せることなく、順当に数字を伸ばしています。スタート時は「あの人は今?」といった立ち位置の出場者が多く見られましたが、近年は冠となっている「スター」の名にふさわしい各界の著名人が参戦。また、最終日にパフォーマンスを見せたレディー・ガガなど、若年層に人気の高いゲストを招いている点も高視聴率に繋がっているようです。この度のフィナーレへと勝ち進んだのは、映画「セックス・アンド・ザ・シティ (邦題)」でサマンサを魅了する隣人を演じたジル・マリーニ、北京オリンピック女子体操の金メダリストであるショーン・ジョンソン、同局のお見合い番組”The Bachelor”にて国民の眼前でフラれてしまったメリッサ・ライクロフトでした。AIと同様に、電話/インターネット/携帯テキストによる視聴者投票と、レン・グッドマン、ブルーノ・トニオーリ、キャリー・アン・イナバのジャッジ得点が累計され、ライクロフトが3位に。そして、色男マリーニの優勝を多くが確信していた中、若干17歳のジョンソンが史上最年少で番組名物のミラーボール型トロフィーを獲得。ここでも予想外の結果に会場が沸きました。彼女とペアを組んでいたプロダンサーのマーク・バラスは、第6シーズンにてクリスティ・ヤマグチをも優勝へと導いた立役者。昨今は、美女&イケメン揃いのプロダンサーの人気が上々、彼らの番組外における活躍も目立っています。
ANTMの巨大看板 in スタジオ・シティ遡ること約1週間、13日にファイナルを飾ったのは、CW局の”America’s Next Top Model”。上記2番組に比べると数字は下がりますが、すでにサイクル12を数えており、当局のベスト視聴率を更新するリアリティ・ショーとなっています。元スーパーモデル/現人気パーソナリティのタイラ・バンクスがエグゼクティヴ・プロデューサーと司会を兼任するANTMは、オーディション形式で次世代トップモデルの輩出を目指す番組。一般公募から選ばれた美女十余名が共同生活をしながら、様々なお題を経てトップの座を競い合います。人数が絞られた後半からは海外にロケ地を移すのが通例で、今期はブラジルにて撮影。フィナーレでは、最高のボディの持ち主と賞されたアミーナ・アインディが3位に留まり、「鼻血に憧れる」と発言して周囲をドン引きさせた不思議ちゃんのアリソン・ハーヴァードを抑え、控えめな印象だったティオナ・アンダーソンがトップに立ちました。今後、アンダーソンは世界有数のモデル事務所エリート・モデルに所属。コスメブランドCover Girlと10万ドルの契約を果たした上、ティーン雑誌Seventeenの巻頭特集を組まれるなど、トップモデルへ向けて華々しいスタートを切ることになります。
AI、DWTS、ANTMと、それぞれの頭字語がすっかり定着している人気リアリティ・ショー3本。全て、今秋の改編期へ向けての更なる続投が決定しております。ひとつのミスが命取り、視聴者がコンテスタント達と一緒にスリルを味わえる点が、リアリティ・シリーズの醍醐味なのかも?新作情報はいち早くアップデートしていきますので、そちらもお楽しみに。
TEXT BY アベマリコ
第8シーズンAI告知のガールズ版
19日にシーズン・フィナーレを迎えた芸能人社交ダンスバトル”Dancing with the Stars (ABC)”も、今期で第8シーズン目。こちらは視聴率に翳りを見せることなく、順当に数字を伸ばしています。スタート時は「あの人は今?」といった立ち位置の出場者が多く見られましたが、近年は冠となっている「スター」の名にふさわしい各界の著名人が参戦。また、最終日にパフォーマンスを見せたレディー・ガガなど、若年層に人気の高いゲストを招いている点も高視聴率に繋がっているようです。この度のフィナーレへと勝ち進んだのは、映画「セックス・アンド・ザ・シティ (邦題)」でサマンサを魅了する隣人を演じたジル・マリーニ、北京オリンピック女子体操の金メダリストであるショーン・ジョンソン、同局のお見合い番組”The Bachelor”にて国民の眼前でフラれてしまったメリッサ・ライクロフトでした。AIと同様に、電話/インターネット/携帯テキストによる視聴者投票と、レン・グッドマン、ブルーノ・トニオーリ、キャリー・アン・イナバのジャッジ得点が累計され、ライクロフトが3位に。そして、色男マリーニの優勝を多くが確信していた中、若干17歳のジョンソンが史上最年少で番組名物のミラーボール型トロフィーを獲得。ここでも予想外の結果に会場が沸きました。彼女とペアを組んでいたプロダンサーのマーク・バラスは、第6シーズンにてクリスティ・ヤマグチをも優勝へと導いた立役者。昨今は、美女&イケメン揃いのプロダンサーの人気が上々、彼らの番組外における活躍も目立っています。
ANTMの巨大看板 in スタジオ・シティ
AI、DWTS、ANTMと、それぞれの頭字語がすっかり定着している人気リアリティ・ショー3本。全て、今秋の改編期へ向けての更なる続投が決定しております。ひとつのミスが命取り、視聴者がコンテスタント達と一緒にスリルを味わえる点が、リアリティ・シリーズの醍醐味なのかも?新作情報はいち早くアップデートしていきますので、そちらもお楽しみに。
TEXT BY アベマリコ
2009年05月28日 16:09
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