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Welcome to the Year 2011!今年の注目エンタメ・ニュースを先取り
明けましておめでとうございます!
2011年度Fromハリウッドのコラム1発目となる今週は、早くもあちこちで噂の的となっているエンターテインメント・ニュースをピックアップ。業界人も注目するあんなニュース&こんなニュースより、選りすぐりのトップ・ヘッドラインをお伝えしていきます。
Happy 2011!Photo by Biscarotte on Flickr
大盛り上がりの大晦日と元旦が過ぎてしまえば、アッサリと通常シフトに戻るのがハリウッド流。早くも週明け3日より、エンターテインメント&賞レース関連のニュースが飛び交う毎日となっています。そんな中で俄然の注目を集めているのは、まず今月16日の開催が目前に迫っている第68回ゴールデン・グローブ賞。映画とTVの一大祭典と知られる本アワードですが、2011年度は他の賞レースと「一線を画す」ノミニーが話題に上っています。
ざっと候補者/作品の顔ぶれを覗いてみると、ズバリ失敗作?と酷評されてしまった「ツーリスト」のご両人、コメディ/ミュージカル部門!に名を連ねているアンジェリーナ・ジョリーと、「アリス・イン・ワンダーランド」と合わせて謎のWノミネートを果たしたジョニー・デップ、その年の最悪映画を選出するご存知「ラジー賞」のトップ候補をひた走る「バーレスク」や「RED/レッド」のリスト入りなど、これでもかと言わんばかりのポップ路線。その間、あちこちのアワードにて高評価を得ているコーエン兄弟による新作「トゥルー・グリット」や”Get Low”のロバート・デュヴァルらは見事にスルーされており、批評家のみならず一般の映画マニアのヒンシュクを買っているところです。ちなみに本年度の同賞ホストを務めるのは、昨年に引き続き人気英国出身コメディアンのリッキー・ジャーヴェイス。どうやら各賞の行方より、むしろ彼の容赦ない突っ込みや自虐ネタに関心が集まりそうな予感です。
そして「ホリディ映画」として公開中の2010/2011年末年始の大型作品がことごとくコケまくっている点も、本年度のトップネタに。前評判の高かった「トロン: レガシー」や「ガリバー旅行記」、ともに人気シリーズの第3弾となる”Little Fockers (仮邦題: ミート・ザ・ペアレンツ 3 )”や「ナルニア国物語/第3章: アスラン王と魔法の島」などのビッグ・バジェット作品群は、残念ながら米国内での期待値を大幅に下回る興行成績となっています。しかしその一方で、2011年度サマー・ムービーの一覧を覗いてみると、軒並みヒットの予感大。
『ワイルド・スピード MEGA MAX』日本公開は10月です!
まずは4月末 (日本国内では10月) に全米公開予定の「ワイルド・スピード」シリーズの最新作、ヴィン・ディーゼルやポール・ウォーカーら歴代キャストにザ・ロックが加わる「ワイルド・スピード MEGA MAX」を皮切りに、5月公開予定の「マイティ・ソー」や「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」、同6月の「X-メン: ファースト・クラス」や「グリーン・ランタン」、7月公開を予定する「トランスフォーマー 3」や「ハリーポッターと死の秘宝 PART 2」などなど、ファン待望の新作&シリーズ最新作が目白押しとなっており、今期ホリディ・シーズンの雪辱を晴らすであろうラインナップに期待がかかっています。
またTV界に目を移してみると、やはりイロイロな意味で最注目のネタとなっているのがズバリ”American Idol (FOX)”。同シリーズの辛口ヘッドジャッジであったサイモン・コーウェルが審査員席を去ることとなった今、装いも新たに「心機一転」を迎えることとなりました。唯一の続投メンバーであるランディ・ジャクソンに、歌姫ジェニファー・ロペスとエアロスミスのスティーヴン・タイラーが肩を並べる予定。そんな大抜擢とも言える顔ぶれがお目見えする第10シーズンを前にして、しばらくAIよりご無沙汰となっていたファンも舞い戻るのでは?いやいや、サイモンのパンチ力には叶わないのでは?といった両極端の憶測を呼んでいます。ちなみに常に話題の中心となっているコーウェル氏と言えば、2011年秋にスタートを切るアメリカ版”The X Factor (FOX)”の追い込みにかかっているところ。もちろん、こちらへ向けられた視線もますます熱くなっております。
もうすぐそこまで迫っている各賞レースはもちろんのこと、映画界/TV業界ともに見どころ満載となりそうな2011年。ますますパワーアップして最新ニュースや注目トピックを特集して参りますので、どうぞご期待ください。
TEXT BY アベマリコ
Happy 2011!Photo by Biscarotte on Flickr
ざっと候補者/作品の顔ぶれを覗いてみると、ズバリ失敗作?と酷評されてしまった「ツーリスト」のご両人、コメディ/ミュージカル部門!に名を連ねているアンジェリーナ・ジョリーと、「アリス・イン・ワンダーランド」と合わせて謎のWノミネートを果たしたジョニー・デップ、その年の最悪映画を選出するご存知「ラジー賞」のトップ候補をひた走る「バーレスク」や「RED/レッド」のリスト入りなど、これでもかと言わんばかりのポップ路線。その間、あちこちのアワードにて高評価を得ているコーエン兄弟による新作「トゥルー・グリット」や”Get Low”のロバート・デュヴァルらは見事にスルーされており、批評家のみならず一般の映画マニアのヒンシュクを買っているところです。ちなみに本年度の同賞ホストを務めるのは、昨年に引き続き人気英国出身コメディアンのリッキー・ジャーヴェイス。どうやら各賞の行方より、むしろ彼の容赦ない突っ込みや自虐ネタに関心が集まりそうな予感です。
そして「ホリディ映画」として公開中の2010/2011年末年始の大型作品がことごとくコケまくっている点も、本年度のトップネタに。前評判の高かった「トロン: レガシー」や「ガリバー旅行記」、ともに人気シリーズの第3弾となる”Little Fockers (仮邦題: ミート・ザ・ペアレンツ 3 )”や「ナルニア国物語/第3章: アスラン王と魔法の島」などのビッグ・バジェット作品群は、残念ながら米国内での期待値を大幅に下回る興行成績となっています。しかしその一方で、2011年度サマー・ムービーの一覧を覗いてみると、軒並みヒットの予感大。
『ワイルド・スピード MEGA MAX』日本公開は10月です!
またTV界に目を移してみると、やはりイロイロな意味で最注目のネタとなっているのがズバリ”American Idol (FOX)”。同シリーズの辛口ヘッドジャッジであったサイモン・コーウェルが審査員席を去ることとなった今、装いも新たに「心機一転」を迎えることとなりました。唯一の続投メンバーであるランディ・ジャクソンに、歌姫ジェニファー・ロペスとエアロスミスのスティーヴン・タイラーが肩を並べる予定。そんな大抜擢とも言える顔ぶれがお目見えする第10シーズンを前にして、しばらくAIよりご無沙汰となっていたファンも舞い戻るのでは?いやいや、サイモンのパンチ力には叶わないのでは?といった両極端の憶測を呼んでいます。ちなみに常に話題の中心となっているコーウェル氏と言えば、2011年秋にスタートを切るアメリカ版”The X Factor (FOX)”の追い込みにかかっているところ。もちろん、こちらへ向けられた視線もますます熱くなっております。
もうすぐそこまで迫っている各賞レースはもちろんのこと、映画界/TV業界ともに見どころ満載となりそうな2011年。ますますパワーアップして最新ニュースや注目トピックを特集して参りますので、どうぞご期待ください。
TEXT BY アベマリコ
2011年01月06日 19:07
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