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The 24th Kids’ Choice Awards: 豪華な顔ぶれが続々と来場!
チラホラと新緑が芽吹き始めるこの季節、ここロサンゼルスでは、恒例の「緑色のスライム」が飛び交う毎年恒例のイベントが開催されました。先週土曜日、名門大学USC構内のGalen Centerにて行なわれたKids’ Choice Awardsの特設オレンジカーペットには、泣く子も黙る豪華セレブリティやヤング・ハリウッド・スターらが詰め掛けました。
「怪盗グルーの月泥棒 3D」「イースターラビットのキャンディ
工場」ともに、ヒット作品の声優業に引っ張りだこのラッセル・
ブランド。Photo by BestWDW on Flickr本年度で24回目を数えるキッズ向けケーブルチャンネルNickことNickelodeon主催のKids’ Choice Awards (以下KCA)は、その名の通り「キッズ達のチョイスで決まる」年間セレモニー。映画/TV/音楽/スポーツといったカテゴリー別に、プレティーンやティーンが最もお気に入りとする各界のスター達をオンライン投票で選出する仕組みになっており、受賞者にはオレンジ色の飛行船型トロフィーが授与されます。2011年度のKCAでは、昨年度に樹立された1億1800万を優に上回る2億票越え!のオンライン総投票数を獲得。Nick開設30周年となった2010年度に引き続き、栄えあるレコード・ブレイキング・イヤーとなりました。
今年のKCAホストには、老若男女に根強い人気を誇るジャック・ブラックがカムバック。オープニングよりキレのあるダンスとギターテクニックを見せつけ、会場を大熱狂に包んでいます。その直後には”Jack Black” Eyed Peasならぬ、ブラック・アイド・ピーズとの異色のコラボを実現。グループメンバーに食い込んで踊ってみたり、ステージを縦横無尽に走り回るなど「とにかく動ける太っちょ」のイメージそのままの大活躍っぷりでした。そして、一大オープニングに引き続き、これまたすっかりKCAの常連スターとなっているジョニー・デップが「お気に入り映画俳優」を受賞。当セレモニーの名物「スライム」をキッズ達に浴びせると、鼓膜を突き破らんばかりの歓声が会場を揺らしています。その他、それぞれプレゼンターとして壇上に上がった、「お気に入りアニメーション映画」獲得の「怪盗グルーの月泥棒 3D」でベクター役を演じているジェイソン・シーゲルや、同作のスタッフが再集結してBox Officeナンバーワンをさらった期待の実写&CG映画「イースターラビットのキャンディ工場」にて、イースターバニー「E.B.」の声優を務めているラッセル・ブランド、Nick局の人気TVシリーズ「Big Time Rush」にゲスト出演を果たしたスヌープ・ドッグ、そして自身も4人のキッズを持つママ・スターであるハイディ・クルムらが、ドロドロとした液状スライム攻撃の餌食となり、キッズ達の恰好のLOL!(Laughing Out Loud=「大爆笑」の略文字) の対象となっています。
その傍ら、オープニングアクトを務めたBEPことブラック・アイド・ピーズによる豪華メドレーを皮切りに、同名TVシリーズから飛び出して現在人気急上昇中のボーイズ・グループ「Big Time Rush」とスヌープ・ドッグとのコラボ、ウィル・スミス&ジェイダ・ピンケットを両親に持つ七光ならぬ十四光の大型新人、弱冠10歳のガール・ラッパーと相成ったウィロー・スミスなどなど、様々なステージパフォーマンスも充実。また、毎年チャリティなどの慈善活動に貢献したセレブリティに贈られる「ビッグヘルプ賞」には、ジャスティン・ティンバーレイクが選ばれています。立て続けのジョークでキッズ達を楽しませながらも、東日本大震災における被害に触れるなど、満員御礼の若い観客を前に素晴らしいスピーチを披露、周りの人々を思いやる気持ちを説いてくれました。自身もかつて「ミッキー・マウス・クラブ」の一員として人気を博していた「JT」ことジャスティン・ティンバーレイク。これからを担う子供達やティーンアイドルらの良きお手本となることは、言うまでもありません。
2011年度Kids’ Choice Awards 主要部門受賞リスト
☆お気に入りアニメーション映画「怪盗グルーの月泥棒 3D」
☆お気に入り映画「The Karate Kid」
☆お気に入り映画俳優: ジョニー・デップ「アリス・イン・ワンダーランド」
☆お気に入り映画女優: マイリー・サイラス「ラスト・ソング」
☆お気に入りTVショー「iCarly (Nick)」
☆お気に入りTV俳優: ディラン・スプラウス「スイート・ライフ オン・クルーズ (Disney)」
☆お気に入りTV女優: セレーナ・ゴメス「ウェイバー通りのウィザードたち (Disney)」
☆お気に入り音楽グループ: ブラック・アイド・ピーズ
☆お気に入り男性シンガー: ジャスティン・ビーバー
☆お気に入り女性シンガー: ケイティ・ペリー
☆お気に入り男性アスリート: シャキール・オニール
☆お気に入り女性アスリート: リンゼイ・ボン
☆ビッグヘルプ賞: ジャスティン・ティンバーレイク
先々週の全米Box Office第1位となったキッズ向けイラスト小説原作の映画”Diary of a Wimpy Kid: Rodrick Rules”然り、そして同作を破って今週のナンバーワンに堂々輝いた「イースターラビットのキャンディ工場」に然り、昨今の全米映画興行収入はオトナも子供も一緒に楽しめるような作品群による大旋風が巻き起こっています。そして日本公開カレンダーを覗いてみると、7月2日ロードショーの「ナニー・マクフィーと空飛ぶ子ブタ」、8月公開を控える「イースターラビットのキャンディ工場」、そして9月の全国ロードショーが待たれる元祖アニメ作品「スマーフ」と、2011年度は幅広い年齢層向けラインナップの大当たり年となること必至。ぜひとも、映画の原点といえる「笑いと感動」をじっくりとお楽しみください。
TEXT BY アベマリコ
「怪盗グルーの月泥棒 3D」「イースターラビットのキャンディ
工場」ともに、ヒット作品の声優業に引っ張りだこのラッセル・
ブランド。Photo by BestWDW on Flickr
今年のKCAホストには、老若男女に根強い人気を誇るジャック・ブラックがカムバック。オープニングよりキレのあるダンスとギターテクニックを見せつけ、会場を大熱狂に包んでいます。その直後には”Jack Black” Eyed Peasならぬ、ブラック・アイド・ピーズとの異色のコラボを実現。グループメンバーに食い込んで踊ってみたり、ステージを縦横無尽に走り回るなど「とにかく動ける太っちょ」のイメージそのままの大活躍っぷりでした。そして、一大オープニングに引き続き、これまたすっかりKCAの常連スターとなっているジョニー・デップが「お気に入り映画俳優」を受賞。当セレモニーの名物「スライム」をキッズ達に浴びせると、鼓膜を突き破らんばかりの歓声が会場を揺らしています。その他、それぞれプレゼンターとして壇上に上がった、「お気に入りアニメーション映画」獲得の「怪盗グルーの月泥棒 3D」でベクター役を演じているジェイソン・シーゲルや、同作のスタッフが再集結してBox Officeナンバーワンをさらった期待の実写&CG映画「イースターラビットのキャンディ工場」にて、イースターバニー「E.B.」の声優を務めているラッセル・ブランド、Nick局の人気TVシリーズ「Big Time Rush」にゲスト出演を果たしたスヌープ・ドッグ、そして自身も4人のキッズを持つママ・スターであるハイディ・クルムらが、ドロドロとした液状スライム攻撃の餌食となり、キッズ達の恰好のLOL!(Laughing Out Loud=「大爆笑」の略文字) の対象となっています。
その傍ら、オープニングアクトを務めたBEPことブラック・アイド・ピーズによる豪華メドレーを皮切りに、同名TVシリーズから飛び出して現在人気急上昇中のボーイズ・グループ「Big Time Rush」とスヌープ・ドッグとのコラボ、ウィル・スミス&ジェイダ・ピンケットを両親に持つ七光ならぬ十四光の大型新人、弱冠10歳のガール・ラッパーと相成ったウィロー・スミスなどなど、様々なステージパフォーマンスも充実。また、毎年チャリティなどの慈善活動に貢献したセレブリティに贈られる「ビッグヘルプ賞」には、ジャスティン・ティンバーレイクが選ばれています。立て続けのジョークでキッズ達を楽しませながらも、東日本大震災における被害に触れるなど、満員御礼の若い観客を前に素晴らしいスピーチを披露、周りの人々を思いやる気持ちを説いてくれました。自身もかつて「ミッキー・マウス・クラブ」の一員として人気を博していた「JT」ことジャスティン・ティンバーレイク。これからを担う子供達やティーンアイドルらの良きお手本となることは、言うまでもありません。
2011年度Kids’ Choice Awards 主要部門受賞リスト
☆お気に入りアニメーション映画「怪盗グルーの月泥棒 3D」
☆お気に入り映画「The Karate Kid」
☆お気に入り映画俳優: ジョニー・デップ「アリス・イン・ワンダーランド」
☆お気に入り映画女優: マイリー・サイラス「ラスト・ソング」
☆お気に入りTVショー「iCarly (Nick)」
☆お気に入りTV俳優: ディラン・スプラウス「スイート・ライフ オン・クルーズ (Disney)」
☆お気に入りTV女優: セレーナ・ゴメス「ウェイバー通りのウィザードたち (Disney)」
☆お気に入り音楽グループ: ブラック・アイド・ピーズ
☆お気に入り男性シンガー: ジャスティン・ビーバー
☆お気に入り女性シンガー: ケイティ・ペリー
☆お気に入り男性アスリート: シャキール・オニール
☆お気に入り女性アスリート: リンゼイ・ボン
☆ビッグヘルプ賞: ジャスティン・ティンバーレイク
先々週の全米Box Office第1位となったキッズ向けイラスト小説原作の映画”Diary of a Wimpy Kid: Rodrick Rules”然り、そして同作を破って今週のナンバーワンに堂々輝いた「イースターラビットのキャンディ工場」に然り、昨今の全米映画興行収入はオトナも子供も一緒に楽しめるような作品群による大旋風が巻き起こっています。そして日本公開カレンダーを覗いてみると、7月2日ロードショーの「ナニー・マクフィーと空飛ぶ子ブタ」、8月公開を控える「イースターラビットのキャンディ工場」、そして9月の全国ロードショーが待たれる元祖アニメ作品「スマーフ」と、2011年度は幅広い年齢層向けラインナップの大当たり年となること必至。ぜひとも、映画の原点といえる「笑いと感動」をじっくりとお楽しみください。
TEXT BY アベマリコ
2011年04月07日 13:15
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