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全米Box Officeナンバーワン!『インモータルズ -神々の戦い-』

世紀に一度のゾロ目「11.11.11」の記念すべきこの日、日米同時公開を迎えた「インモータルズ -神々の戦い-」。皆さんはもうご覧になりましたでしょうか?「300〈スリーハンドレッド〉(2007)」の制作スタッフ勢が再集結を叶えた超大作は、予想を凌ぐヒットを記録。全米ボックスオフィスを「征服」しています。


  ハリウッド指折りのシネコンArclightに設けられた
  「インモータルズ -神々の戦い-」展示コーナー。
  劇中に使用されたコスチュームもディスプレイされています。
  
ミレニアムに一度しか訪れない11.11.11に、日米同時で封切られることとなった「インモータルズ -神々の戦い-」。ベテランズ・デイ(復員軍人の日)であったホリデイ・ウィークエンドは、この最新エピック映画の話題で持ち切りとなりました。本作は、ボックスオフィスの次点に着けたアダム・サンドラー主演のコメディ作品”Jack and Jill (原題)”の2600万人を大きく引き離す3200万人の初週週末動員数を記録。その他、クリント・イーストウッド監督とレオナルド・ディカプリオのよる初タッグ”J. Edgar”(1157万人)など、並み居る競合を押し退けて、トップの座に君臨しました。本作のプロダクション会社Relativity Mediaが事前に算出していた自己オープニング予想を700万人も上回る結果となり、アメリカ映画業界に久々のスマッシュ・ヒットをもたらしています。


実際のところ、過去数週間の米映画興収は低迷続き。ヒット作に欠ける「苦境」を何とか振り払うカンフル剤が渇望されていましたが、「インモータルズ -神々の戦い-」は、昨年同時期の数字を12%も上回るキックスタートを達成しました。全米3112館で公開され、オープン初日のみでおよそ1500万人を動員。ギリシア神話をテーマに描かれた壮大な3Dアクションは、最新映像技術の大迫力が話題を呼び、クチコミによって着実にファン層を拡大中です。また、この度のオープニング記録3200万人は、2011年度に公開されているR指定3D作品の第3位にランクイン。1位が「ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える」、2位が「パラノーマル・アクティビティ3」といったシリーズ続編である中、唯一のオリジナル作品として大健闘しています。

IM_main.jpg世界征服の野望を抱く悪の王ハイペリオン(ミッキー・ローク)の魔の手から人類を守る為、ルーク・エヴァンス演じる光の神ゼウスがテセウス(ヘンリー・カヴィル)を「創造」。人類と神々それぞれの運命は、ひとりの若者に委ねられることに。この豪華キャストに並び、アカデミー受賞作「スラムドッグ$ミリオネア(2008)」のフリーダ・ピントや、ベテラン俳優ジョン・ハート、海の神ポセイドン役に大抜擢された若手人気俳優ケラン・ラッツなど、華を添えるアンサンブルも大きな魅力。見事なケミストリーで繰り広げられる叙事詩は、観る者の予想を次々と裏切ること必至です。

アクション、ドラマ、ファンタジーの要素がぎっしり詰まった「インモータルズ -神々の戦い-」は、エピック映画ファンに限ることなくお楽しみ頂けること請け合い。未見の方々は、今すぐお近くの劇場へ!圧巻の最新3D映像をいち早く体感して下さい。


TEXT BY アベマリコ

2011年11月17日 14:18

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