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意外や意外?人気セレブリティのリアルな髪色

さまざまなメディアに登場する女性セレブリティにとって、大小スクリーンや紙媒体に映り込む映像=イメージこそが命。高度なメイクアップ技術と並び、ヘアカラーリングはそんな彼女達の強い味方です。そこで今回は、映画&音楽界を代表するスター達の「地毛」を徹底リサーチ。 すっかりダマされていた驚きのナチュラル・ヘアカラーが盛りだくさんです。

出生地も家系も異なる女性達が活躍するハリウッドでは、その髪色も千差万別。ホワイトに近いプラチナ・ブロンドから、ちょっとくすんだダーティ・ブロンド、ライト&ダーク・ブラウンやレッド、そしてアジアやラテン系に多く見られるブラックまで、肌や目の色と同様にカラフルなバリエーションがあります。しかし、役柄やプロモーションにおけるイメージが先攻する世界に生きる彼女達の多くは、地毛とは異なるカラーリングを施しており、その「作られた髪色」の方が完全に定着しているという人々も少なくありません。

まずは、生まれ持ったブロンド・カラーを「隠している」セレブから。いよいよ今週末13日より日本全国公開されるSFアクション超大作『バトルシップ』で女優デビューを飾った歌姫リアーナは、実はダーティ・ブロンドの持ち主。髪色を頻繁に変えるトレンドセッターでもある彼女は、今回の劇中で見られるようなブラックをデフォルトに、時にはレッドなどといった目を引く髪色を楽しんでいます。
そんなリアーナとともに今日のミュージックシーンを牽引しているケイティ・ペリーや、ブラック・アイド・ピーズのファーギーも、実際の髪色はブロンド。そして映画/TV業界では、すっかりレッドヘアのイメージが定着しているエマ・ストーン、ダーク・ブラウンの髪色がセクシーなオリヴィア・ワイルド、ヒットドラマ「ゴシップガール (CW)」のブレア役で知られるレイトン・ミースター、コミカルなラテン系若妻のパフォーマンスで人気を確立した「モダン・ファミリー (ABC)」のソフィア・ヴェルガラと、意外な顔ぶれがナチュラル・ブロンドとなっています。


蝋人形館マダム・タッソーに展示された
ニコール・キッドマンは、もちろんブロンド。
Photo by Eichental on Flickr
その一方、もうブロンド以外は考え難い!というくらい、金髪がお決まりヘアカラーとなっている「実はブロンドじゃない」スターの代表格には、アカデミー獲得女優のニコール・キッドマン。実際のところ、彼女の髪色は俗に「赤毛」と呼ばれるレッドです。同様に、昨今はブロンドで活動しているお騒がせ女優リンジー・ローハンも、実はレッドヘアの持ち主。その他、古き良きハリウッド・グラマーを体現しているスカーレット・ヨハンソン、そして音楽業界からはセレブ・デザイナーの先駆け的存在であるノーダウトのグウェン・ステファニー、昨今の復活劇が目覚ましいブリトニー・スピアーズや、近年は歌手活動よりもデザイナー業にいそしんでいるアヴリル・ラヴィーンといった代表的なブロンド・シンガー達も、 地毛の色は濃淡いずれかのブラウンだそうです。

そして最後に我らがアジア系と似て、生まれつきの髪色がブルネット/ブラックであるセレブリティには、最新作のヒューマンドラマ『だれもがクジラを愛してる。』が好評なドリュー・バリモア、オスカー獲得にベイビーちゃん誕生と公私ともに充実しているナタリー・ポートマン、ラテン系の2大美女ペネロペ・クルスとサルマ・ハエックなど。そしてかなり意外なところでは、大の親日家として知られるレディー・ガガも、ブルネット・ヘアが地毛色です。多様なウィッグと奇抜なファッションで常に度肝を抜いてくれるガガが黒髪とは、マニアックなファン以外にはあまり知られていないのでは?

イメージ戦略の裏に隠された、スター達のナチュラル・ヘアカラー。お手軽にイメージ・チェンジを計るには、カラーリングは格好の手段のひとつです。この春の新シーズンに向けて心機一転、気になるセレブの髪色に挑戦してみるのもまた一興かもしれません。




TEXT BY アベマリコ

2012年04月12日 10:46

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