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とうとうヘンリー王子まで!止まらないセレブの写真流出
ここアメリカのゴシップ業界において今もっとも旬な話題のひとつとなっているのが、生まれたままの姿の英国王子ヘンリーがバッチリ写し出された流出写真。インターネットがすっかり普及しているこのご時世、ある人は一般人によって、またある人は姑息なハッカーによって、はたまたある人は嫉妬深い元カノ&元カレによって、数多のセレブリティ達がリーク写真をばらまかれます。
とうとう「やっちまった」感のあるプリンス・ ハリー。もうすぐ28歳、遊び盛りのお年頃。 Photo by An honorable German on Flickr
残暑も厳しい8月後半に、突然降って沸いたイギリスの「プリンス・ハリー」ことヘンリー王子による流出写真騒動。今月未明に「シン・シティ=罪の街」ラスベガスへと繰り出したヘンリー王子は、オリンピック競泳の金メダリストであるライアン・ロクテらとプール・パーティに興じる姿がパパラッチされておりました。しかしそれに遡ること数日前、真夜中の高級ホテルWynnのスイートルームで行われていた「野球拳ビリヤード」の模様がリークしてしまったからさぁ大変。一時は英国王室より問題写真の掲載差し止めのお達しまで出されたものの、インターネットを通じて瞬く間に世界中へと発信されてしまったのでした。現在に至るまで、本国へ戻った本人が沈黙を貫く中、パーティ当日の参加者である女性らの情報提供が殺到するなど、状況はエスカレートするばかり。女王や兄夫妻といったロイヤル・ファミリー、そして所属する英国陸軍関係者など、頭を下げまくったこと必至のヘンリー王子。今もなお囁かれる追加リーク写真の存在に、戦々恐々としている頃ではないでしょうか。
これまでにも、数多くのセレブリティ達が標的となってきた「流出写真」。つい最近では、スカーレット・ヨハンソン、ミラ・クニス、クリスティーナ・アギレラといった著名人50名以上の携帯電話やEメール・アカウントに侵入したとして逮捕されたクリストファー・チャネイの事件が記憶に新しいところですが、2005年にはパリス・ヒルトンの携帯電話がハッキングされ、彼女のプライベート写真に加えてエミネム、リンジー・ローハン、ジェイ・Zらの携帯番号までもが漏れて大騒動となりました。その後にも、元カレや元カノなど過去の交際相手に送ったはずの写真が公となってしまった被害者には、当時ディズニーの看板女優であったヴァネッサ・ハジェンズ、歌姫のリアーナやケシャ、人気ドラマ「ゴシップガール (CW / 邦題)」の主演コンビであるブレイク・ライヴリーとレイトン・ミースター、そして男性陣ではフォール・アウト・ボーイのピート・ウェンツ、現在はキム・カーダシアンとの交際が順調なカニエ・ウェスト、前出のリアーナの元カレであるクリス・ブラウンなどなど、枚挙にいとまがありません。中には本人ではないとされている写真もあるようですが、真偽はどうあれご本人のイメージへの影響は計り知れません。
イギリス国内はもちろん、世界的にもヘンリー王子に同情する声は多く、今日までにFacebookなどのソーシャル・ネットワーキング・サービスにおいて、多くのファンが「セルフ敬礼ヌードショット」をアップして彼を支持しています。もともと大の遊び好き、一般人と変わらないフレンドリーさが人気のヘンリー王子。いくら英国王室のプリンスだからといっても、時には羽目を外して思いっきり「パーティ・アニマル」になりたい気持ち、そして世界的な人気を誇るセレブリティ達の美貌をもって、一糸まとわぬヌード写真を自分撮りしたくなる気持ちも十二分に理解できます。が、そこは21世紀に活躍している彼ら。いつ何時、何者かによってそれらがネット上に暴露されるかも知れないことを念頭に置いて、やや自重が必要になりそうです。
TEXT BY アベマリコ2012年08月30日 14:00
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