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『無ケーカクの命中男/ノックトアップ』より~ローゲン主演にゴーサインが出るまで~

プロダクションノートをご紹介するこのコーナー、
今回は12/20(土)公開の『男たちの恋愛強化月間!?』の1作、
『無ケーカクの命中男/ノックトアップ』から。
 
ローゲン主演にゴーサインが出るまで
 
 『40歳の童貞男』が批評面でも興行的にも成功したアパトウは、次はローゲンを主役に抜擢しようと考えた。ありえないカップルと、その二人の一夜限りのSEXで生まれた騒動をコメディにしてはどうかというアイデアは、ローゲンからもヒントをもらい、さらに『40歳の童貞男』大ヒット時に、二人で盛り上がったときの話がそもそものきっかけだ。

アパトウはこう振り返る。「セスには生まれながらのコメディ・センスがある。エグいくらいおかしいし、強烈で毒のあるキャラなんだけど、根はやさしくて、イイ奴。次回作の主役はアイツっきゃないなと、前から思ってた」

キャスティングには想像力と勘!

 セス・ローゲンの相手役にふさわしい人選をするのは、まるでパズルのようだった。
不本意ながらベンの恋のお相手となったアリソンを演じるキャサリン・ハイグルは、この役に絶対なくてはならないユニークな部分を提供した。そしてさらに本作に無邪気な笑いを加えたのは、ピートとデビーの娘たちだ。

このセイディーとシャーロットを演じるモードとアイリス・アパトウは、レスリー・マンとジャド・アパトウの実の娘だ。アパトウは笑いを交えて言う。「この子たちを使えば最高にうまくいくという予感があった。でも、もう二度と演技はさせないけど」

最後にアパトウ監督はこうまとめている。
「この映画は、家族ってなんだろうとか、子供を持ったら人はどんな犠牲を払うようになるんだろうとか、そういうのが根底にある。こんなに大変な時代を生きていくのにカップルはどれだけ大変か、というのもある。見てて励みになる映画になったらいいな」

そしてヴァラエティ誌の映画評論家ジョー・レイドンのコメントには、それが一番よく表れている。
「バカ受けだ。一つ一つのセリフ、瞬間瞬間、記憶に残っている限り、最近のメジャー映画会社がリリースしたどの新作よりもドカーンと笑える。」

【男たちの恋愛強化月間!? 公式サイト】

12/20(土)、新宿ミラノにて開幕!
●本作はR-18指定です
(c) 2007 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.
 

2008年12月11日 21:39

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