« 『路上のソリスト』~路上に暮らす人々と、映画を作りたいと願った監督~ | メイン | 『ノウイング』~撮影技術の進歩と挑戦~ »
『ノウイング』~『ノウイング』の誕生~
プロダクションノートをご紹介するこのコーナー、
今回は7/10(金)公開のディザスター超大作『ノウイング』から。
■『ノウイング』の誕生
命をかけて一人息子を守ろうとするシングル・ファーザーと、小学生の幼い少女が50年前に書いた記号化されたメッセージ、もしも刻々と迫る地球の破滅を防ぐための手段に、その2つしかないとしたら?-それが『ノウイング』の核心だ。この脚本のアイデアを、ライン・ダグラス・パーソン(『マーキュリー・ライジング』) から聞いたとたん、プロデューサーのコンビ、ジェイソン・ブルメンタルとトッド・ブラックは、これは忘れがたいストーリーになると確信した。
「この脚本を仕上げるのに8年をかけた」とブルメンタルは言う。「わたしたちはあらすじの段階でこの脚本を買った。ラインのアイデアは、1950年代に埋められたタイム・カプセルで始まり、それが現代に掘り出されるというものだった。そして、そのカプセルには一連の予言が含まれていて、それが実現する。私達は即座に、これは特別なものになると直感した」
過去5年間で、『アイ,ロボット』を監督した評価の高いアレックス・プロヤスと一緒にこのアイデアを練り上げ、劇映画として完成させた。「あらすじだけでは、それがどのように展開されて完成稿の脚本になるのか見当もつかないだろう」とブルメンタル。「でも、ストーリーは小さな変更があったものの、それより大きな全体的なテーマはずっと変わらない。タイム・カプセルとその予言というアイデアは、非常に魅力的でユニークな土台だったから、きっとその上にストーリーを構築できると思っていた。今になっても8年前と同じようなワクワク感があるよ。しかもほんとうに劇映画としてこの世に送り出せたんだから、とても嬉しいね」
8年もの歳月をかけて練り上げられた「タイムカプセルとその予言」という
脚本アイデア。そんな所も頭にいれつつ、ぜひ映画をお楽しみください!
7/10(金)、TOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショー
(c) 2009 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
2009年06月24日 12:09
この記事へのトラックバックURL:
http://blog.eigafan.com/cgi-bin/mt-tb.cgi/1526
不定期更新