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『恋するベーカリー』~家族愛であり、子供に対する愛情であり、恋することの大切さ~
プロダクションノートをご紹介するこのコーナー、
今回も2/19(金)公開の、この冬最も心温まる物語!
『恋するベーカリー』から。
■家族愛であり、子供に対する愛情であり、恋することの大切さ
ストーリーの骨格が決まると、マイヤーズはこれを企画として立ち上げようとプロデューサーのスコット・ルーディンに話を持ちかけた。「スコットとはもう25年以上のつき合いだし・・・」と彼女は力説する。「・・・彼がどんどん力を伸ばしていく姿を目の当たりにしてきたでしょ。もはや今の彼は、押しも押されもせぬ、映画界をひっぱっていく名プロデューサーですものね。目のつけどころというか、センスは申し分ないし、切れのいいおもしろい映画を作るし、最高の監督とタッグを組んでるでしょ。で、この映画を彼のところへ持っていって、『ねえ、こういう話をまとめて一本の映画にしたいんだけど、力を貸してくれないかしら』って言ったのね。彼はこの映画にとって、なくてはならない人だわ」
ルーディンもこう語っている。
「ナンシーはほんとにすばらしい監督だよ。僕は昔からずっと大々ファンだったから、一緒にこの映画を作らないかと言われたときは、ほんとにわくわくしたね。前からずっと監督をやってくれないかと声をかけ続けてきたんだけど、そのたびに、わたしはまだまだだからって断られてね。だから、これは満を持しての作品だし、僕に言わせれば、彼女の最高傑作だね」
作品に肉づけをしていく段階を通じて、ルーディンはこの企画でつかんでいったこれぞまさしく真髄という感情に心を打たれた。
彼はこう語っている。「彼女の場合、ストーリーを展開すると同時に、そこに、そのものずばりの生活感も盛り込んでいくから、目指してるどんなコメディもねじ曲がるということが一度としてないんだ。たとえば、結婚生活のつぶさな描写、それにからむ人間の心の機微、そういうものすべてが心に響くと同時にツボを突いてるから、映画が考えられないほど奥が深く、身近に迫ってくるんだよ」
また、プロデューサーのルーディンは脚本の正直さにも感じ入った。「ナンシーはこの映画で生の自分をさらけだしてるから、ジェーンという人物からというよりむしろ、映画全体から、彼女の伝えようとしてる気持ちが伝わってくるんだ」と彼は言う。「それは家族愛であり、子供に対する愛情であり、恋することの大切さ、一つの信念を持って生きる大切さとか・・・そういうものこそ大事なんだっていうナンシーの想いが伝わってくるんだ」
何気ない日常の会話や、普段の私たちの生活が映画の中で描かれているからこそ、
失敗しながらも前に進んでいくジェーンの姿に共感する女性も多いはず!
ぜひ劇場で、ジェーンと一緒に泣いて笑って、映画をお楽しみください♪
2/19(金)、TOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショー
本作はR15+指定です
(c) 2009 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.
2010年01月18日 20:27
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