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『グリーン・ゾーン』~ミッション始動―『グリーン・ゾーン』の製作にゴー・サイン~

プロダクションノートをご紹介するこのコーナー、
今回は、5/14(金)公開の『グリーン・ゾーン』から。
本作のプロジェクトが動き出すまでをご紹介します!

ミッション始動―『グリーン・ゾーン』の製作にゴー・サイン

 グリーングラスと脚本のブライアン・ヘルゲランドは、まず失敗に終わった大量破壊兵器の探索を描くアクション・サスペンスを作ろうと考えた。そして、イラク戦争に関わった人物に協力を求めて情報を集めた。そのなかには、大量破壊兵器の探索にあたったキーマンや、イラク戦を経験した20数名の退役軍人、実際に現地で任務にあたった6人の元CIAの捜査官、イラクの最重要指名手配犯の捕獲に成功したCIAのエリート武装班のトップなどがいる。

 また、この映画はワシントン・ポスト紙の元バグダード支局長、ラジブ・チャンドラセカランのノンフィクション・ベストセラー小説『インペリアル・ライフ・イン・ザ・エメラルド・シティ―イラク、グリーンゾーンの真実』からもヒントを得ている。現地バグダードでの兵器探しのプロセスを生々しく伝えたこの本は、海外記者クラブ賞、ロン・ライデンアワー賞、英国サミュエル・ジョンソン賞を受賞し、ナショナル・ブック・アワードの最終選考作品にも選ばれた。大絶賛を浴びたこの作品が、グリーン・ゾーンの実情を世界に伝えたのだ。

 プロデューサーのロイド・レヴィンは製作陣の熱意をこう語る。「ポールとブライアンは、グリーン・ゾーンを舞台にした大量破壊兵器探しをサスペンスにしようと考えた。この素材こそ、僕らが求めていたものだって確信したよ」

 プロジェクトが形になるにつれ、グリーングラスはこの映画が、自身の作品では常連の俳優マット・デイモンとのコラボレーションにはもってこいの作品になると確信した。
「『ボーン・アルティメイタム』の撮影を終えて、マットと次の作品について話し合ったんだ。当時、世界一危険な場所は、間違いなくバグダードだった。そこを舞台に圧倒的な臨場感のアクション映画が作れるかどうかが、僕らの試金石となったんだ」


スタッフ達の熱意と各プロフェッショナル達の協力により
リアリティとスケールの大きさを感じさせる作品に仕上がった『グリーン・ゾーン』。
臨場感溢れる映像をぜひ劇場のスクリーンでお楽しみください!!

【グリーン・ゾーン 公式サイト】

5/14(金)、TOHOシネマズ スカラ座ほか全国ロードショー

(c) 2009 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED. 

2010年05月06日 09:23

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