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『ロビン・フッド』~1500人のキャストを動員した浜辺の戦闘シーン~
プロダクションノートをご紹介するこのコーナー、
今回がラスト、12/10(金)公開の『ロビン・フッド』から。
必見のクライマックスシーンの撮影秘話をご紹介します!
■1500人のキャストを動員した浜辺の戦闘シーン
2009年4月に『ロビン・フッド』の撮影がスタートしてすぐ、監督のリドリー・スコットはあだ名で呼ばれるようになった。「みんなが彼を“将軍”と呼ぶようになった」と、プロデューサーのブライアン・グレイザーは証言する。「私たち世代の映画製作者にとって、リドリーは皆の先頭に立ち、“総攻撃!”と命令を下す将軍みたいな存在だ。彼自身がグラディエーターであるのは間違いないよ」
将軍の指揮の下、ウエールズとウェスト・ペンブルックシャーのフレッシュ・ウォーター・ビーチで、イングランドに上陸したフランス軍とイングランド軍の一大戦闘シーンを撮影したのは、ロケも半ばを過ぎたころだった。撮影チームは、9台の標準カメラ、1台のステディカム、1台のウェスカムと1機のヘリコプターを用意し、スコットと撮影監督のジョン・マシソンのヴィジョンを画面に定着するべく一連の野心的なシークエンスの撮影に乗り出した。「オーストラリアでは、こんなときに“『ベン・ハー』よりも大掛かりだ”と言うんだが、まったくそんな気分だった」とクロウは言う。
約2週間の撮影中、スタッフたちは、予期せぬ熱波から滝のような土砂降りにいたるまで厳しい気象条件と闘い続けたが、とりわけ1分間に約1メートルも上昇する上げ潮に手こずらされた。この上げ潮のせいで半マイルの浜辺にわたって、1500人のキャストと150台の車を常に移動させなければならなかったからだ。
しかし、撮影に参加した役者たちは、それだけの苦労に匹敵する価値を、この一大叙事詩ともいうべき戦闘シーンに見出していた。ウィル・スカーレット役のスコット・グライムズは言う。「130頭の馬を並べたまま走らせたり、砂浜を疾駆させたりするあいだも、どこにカメラがあるのかさっぱりわからないんだ。まさに戦場にいるような気分だ。何とまあ、信じられない撮影だったよ」
いまだかつてない壮大なスケールで描かれた本作、ぜひ劇場の大スクリーンでお楽しみください。『ロビン・フッド』日本公開は、いよいよ今週末12/10(金)です!
12/10(金)、TOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショー!
(c) 2010 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.
2010年12月07日 12:00
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