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『メン・イン・ブラック 3』~特殊武器と特殊アイテム~
プロダクションノートをご紹介するこのコーナー、
今回は5/25(金)公開の『メン・イン・ブラック 3』から。
スティーヴン・スピルバーグ製作総指揮、ウィル・スミス、トミー・リー・ジョーンズ主演で贈る大ヒット超大作の続編『メン・イン・ブラック 3』。MIBの世界に欠かせないものとは?
■特殊武器と特殊アイテム
「メン・イン・ブラックの車はいつだってカッコよかった」と監督のソネンフェルドは言うが、それは1969年のMIBに見合う車を見つけないといけないという意味で言っているのだ。その答えは、フォードの“ギャラクシー”だった。「カリスマ性のある風貌を持ち合わせているだけでなく、ギャラクシー(銀河)という名前がついてるものなら、どんなものでも僕たちの映画にふさわしい気がするからね」とソネンフェルドは説明する。
もちろん、JとKが1969年の世界で乗り回す乗り物はこの車だけではない。宇宙ゴマ(ジャイロスコープ)のようなセンターシートがついた一輪車のモノサイクルも、その一つだ。ウェルチはこう言っている。「われわれとしては、そのバイクは1969年のバイク文化ともなじんで、かつ、ボリスのデザインにも見合うデザインにしたかった。つまり、オーガニックな部分とハードがすばらしく調和したデザインということだね」
2メートル85センチのバイクは重さが約400キロあり、時速は約160キロ出た。小道具のハーロッカーは言う。「半分クリーチャーで、半分ジェット・エンジンなんだ。あらゆるテクノロジーを融合させたその結晶だよ」
またMIBの世界に欠かせないのが、エージェントたちが使うものすごい数の装置(ガジェット)と武器だ。時代を遡る設定だからこそ、1969年のシーンではその初期の原型と言うべきバージョンを見ることができる。たとえば、2012年版の記憶消滅装置であるニューラライザーはとてもおしゃれだ。一方、1969年版のニューラライザーはMIB本部の部屋全体を占領してしまうくらいドでかい。「1969年では、形こそ同じだけど、100倍は大きいし、真空管式なんだよ」とウェルチは言う。「他のテクノロジーと同じように、2012年にはもっと小型でスマートになったけど、1969年版はまだまだ大型だし、不格好だった。1969年のシーンでわれわれがやろうとしたのは、とにかく物を大型にして、わずらわしくすることだった。だからこそ、そこが笑えると思うんだ」と彼は言う。
制作スタッフがこだわったアイテムの数々を、ぜひ劇場でもご注目ください!
5/25(金)、TOHOシネマズ 日劇ほか日米同時公開!
(C) 2012 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.
2012年05月16日 14:04
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