チョン・ウソン/Jung Woo Sung
日本における韓国映画の興業成績を塗り替えたヒット作『私の頭の中の消しゴム』でアルツハイマー病の妻を見守る夫を演じ、公開を控えたアンドリュー・ラウ監督、チョン・ジヒョン共演による話題の“超韓流”映画『デイジー』では孤独な殺し屋の純愛を、ハードアクションとともに熱演したチョン・ウソン。モデル出身の長身と甘いマスク、韓国を代表する演技派男優として成長した彼に大注目!!
1973年3月20日ソウル生まれ。16歳で京畿商業高校を中退し、モデルとしてCMを中心に活躍していた彼がオーディションを受けて映画デビューを果たしたのは、今から12年前の作品『KUHIMO/千年愛』(94)でした。186センチの長身と均整のとれた肉体、そして美形のマスクに恵まれたチョン・ウソンの名が日本で知られるようになるのは、アンディ・ラウ、レスリー・チャンと共演した香港映画『上海グランド』(96)からです。女性誌を中心に「韓国の美形男優」として話題となり、続く出演作『ビート』(97)でウソンは彷徨うティーンエイジャーを演じ、俳優としての評価を高めます。その後、『モーテルカクタス』(97)、『太陽はない』(98)、『ユリョン』(99)、『ラブ 最愛の人』(99)と順調に出演作を重ね、2001年には歴史大作『MUSA─武士─』で姫を護衛するヨソルを演じ、「韓国を代表するスター」として日本での人気を決定的なものにしました。
単なる二枚目スターではなく、演技の実力に磨きをかけたウソンは、『トンケの蒼い空』(03)ではそれまでのハンサムな役柄から一転、カッコ悪いダメ男を演じて役柄の幅を広げます。そして日本での韓国映画興業収入を塗り替えた『私の頭の中の消しゴム』(04)では、アルツハイマー病に苦しむ妻(ソン・イェジン)を看病する優しい夫を演じ絶賛されたのは記憶に新しいところです。
■ チョン・ウソン最新作『デイジー』のあらすじ
ヘヨン(チョン・ジヒョン)は幻に恋をしていた。どこかで自分を見守りながら、デイジーの花を贈り続けてくれる男性。名前も顔もわからないその人を、彼女は運命の恋の相手だと信じて。そんなヘヨンの前に現れるひとりの男、ジョンウ(イ・ソンジェ)。シャイなまなざしで見つめる彼をヘヨンは運命の人だと確信する。しかし彼女はまだ知らなかった。彼の正体がインターポールの刑事であることを。そして彼を追う暗殺者、パクウィ(チョン・ウソン)こそ、幻の恋人であったことを──。
『デイジー』公式サイト
http://www.daisy-movie.com/
■ ウソンの過去の作品をチェック!
『MUSA─武士─』(01) 14世紀の中国を舞台に描いた壮大なスケールの歴史大作。チョン・ウソンは姫を守る使節団の奴隷ヨソルを演じています。槍の名手で孤独な悲しみを背負った無口な奴隷ヨソルを、目を中心に熱演。従来のイメージを覆す、ぼうぼうに伸びた長髪姿も大迫力。 発売元:ワーナー・ホーム・ビデオ 販売元:タイムワーナーエンタテイメントジャパン DVD価格:1,350円(税込) 発売中 | |
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『私の頭の中の消しゴム』(04) 韓国を代表する演技派俳優、チョン・ウソンとソン・イェジンが夫婦を演じた感動・感涙の名作。社長令嬢スジン(イェジン)が、父の反対を押し切り、偶然出会った大工のチョルス(ウソン)と結婚するが、スジンは若年性のアルツハイマーだと宣告される…。 。 発売元:ジェネオンエンタテインメント 販売元:ジェネオンエンタテインメント DVD価格:3,990円(税込) 発売中 |
2006年04月07日 17:48
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