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メラニー・ロラン&クリストフ・ヴァルツ/Melanie Laurent&Christoph Waltz
映画界の常識をぶち壊す、全く新しいタランティーノ流
エンターテインメント超大作『イングロリアス・バスターズ』が
全国大ヒット上映中です!!
今回は、本作で主役の一人でもあるショシャナ役に抜擢されたメラニー・ロランと、
“ユダヤ・ハンター”の異名を取るランダ大佐役の演技が絶賛され、
本年度カンヌ国際映画祭で最優秀男優賞を受賞したクリストフ・ヴァルツをご紹介!
本作で世界的に注目された2人のこれまでの経歴と、本作に出演した喜びを語ります。
メラニー・ロランは、ダンス講師の母と俳優の父(父親はピエール・ロラン)という芸術一家に育ったメラニーは、友人の映画撮影に同行した際にスカウトされ、ジェラール・ドパルデューが監督をつとめた“Un Pont Entre Deux Rives(A Bridge between Two Banks)” に出演します。
2002年にミシェル・ブランが監督をつとめた『キスはご自由に』(未、2003年フランス映画祭上映)で、ギャスパー・ウリエルの恋人役を演じ一躍有名となりました。 また、彼女は香港映画『海南鶏飯/Rice Rhapsody』(未)や、再びギャスパー・ウリエルと共演した『THE LAST DAY』(04・末)と、立て続けに個性的な役に挑戦。『マイ・ファミリー/遠い絆』(06・未)ではリュミエール賞の新人女優賞を獲得。
最近の作品としては、『スマイルコレクター』(07・未)やサスペンス『殺し屋』(08・未)などがあります。
また、短編映画の監督もつとめており、“De Moins En Moins (Fewer and Fewer)”は
2008年のカンヌ国際映画祭で公式上映されました。
オーストリア人であるクリストフ・ヴァルツは、俳優として30年近いキャリアを持ち、数々の賞に輝いたテレビ、映画、舞台作品に出演しています。
“Lapislazuli”(ベルリン国際映画祭出品作)、“Berlin Blues”、“Gun-Shy”、“Angst”、『アッシャ 洞窟の女王』(01・未)、“Dorian”、“The Beast”、『サバイバル・ゲーム』(00・未)、『私が愛したギャングスター』(00)、“Our God’s Brother”、“Goldeneye”などに出演。
また、数え切れないほどのゲスト出演や、テレビ映画へも出演。テレビ映画“Der Tanz Mit Dem Teufel では、監督と役者たちに名誉あるアドルフ・グリム賞が贈られ、“Du Bist Nicht Allein でのヴァルツの演技にはバヴァリアンテレビ賞、ドイツテレビ賞、ヨーロッパ最大のメディアグループRTLの金獅子賞が贈られています。現在はロンドンで暮らしています。
■タランティーノ監督が認めた2人の才能
タランティーノ監督と仕事をすることが夢だったと語るメラニーは、本作への出演が決まったことを心から喜んだそうです。「私は英語があまり話せないからハリウッド映画に出ることはあまり夢ではなかったけど、タランティーノの映画となると話は別よ。夢のような気分でした。この映画はカンヌ(映画祭)の直前まで撮影してたので、カンヌで皆揃って見られて、夢が続いているみたいでした。今ここにいられることもまだ夢が続いているみたいです。」
また本作でカンヌ国際映画祭最優秀男優賞に輝いたヴァルツは、本作に出演したことについてこう語ります。「今度の仕事は30年間の俳優生活の集大成だね。俳優になってつくづくよかったと思う映画の1つだった」
また、タランティーノ監督について聞かれ、
「すごい監督だという予想はしてた。ただ者じゃないね。普通の監督にはないものがあるんだ」と、監督の素晴らしさを語りました。
言葉の言い回しなどは苦労したようで、「監督の英語からまず離れないといけなかった。かと思うと、急に英語に戻る必要もあった。英語という意識が消えたら、今度はブラッドにセリフが違うと言われたよ。こっちが“ああ、ごめん”と言ったりしてね。」とのこと。
本作で見事世界スターの仲間入りを果たしたメラニー・ロランとクリストフ・ヴァルツ。
2つの才能から、ますます目が離せません!!
全国大ヒット上映中!
(c) 2009 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.
2009年11月25日 18:59
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