【EIGAFAN.COM】ちょっと気になるこのスター: ラッセル・クロウ／RUSSELL CROWE

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ラッセル・クロウ／RUSSELL CROWE

すべてのヒーローの原点は、ここにある！
『ロビン・フッド』日本公開が、今週末に迫りました！

　ロビン・フッドは、十字軍で数々の武勲を打ち立てた弓の名手。イングランドに帰国後、運命の糸にたぐり寄せられるようにノッティンガムへ。そこで領主の代理としてフランス軍との闘いに参加し、イングランド軍をひとつにまとめあげていくさまを、ラッセル・クロウが見事に演じています。本作では、プロデューサーも兼ねているラッセル・クロウ。ロビン・フッドを演じるにあたっては、並々ならぬ意気込みが感じられました。

　本作のリドリー・スコット監督と組んだ『グラディエーター』（00）で、古代ローマの英雄的な剣闘士をグラマラスに演じ、アカデミー主演男優賞を受賞しました。また、タバコ会社の内部告発者ジェフリー・ワイガンドに扮した『インサイダー』（99）と、ノーベル賞受賞学者のジョン・フォーブス・ナッシュ・ジュニアを演じた『ビューティフル・マインド』（01）でも、同賞にノミネートされました。

　出身はニュージーランド。子供時代にオーストラリアへ移住し、TVの子役として活躍。『アンボンで何が裁かれたか』（90）で本格的に映画デビューし、『ザ・クロッシング』（90）でオーストラリア映画協会賞の主演男優賞にノミネート。『Proof』（91）で同賞の助演男優賞を受賞し、『ハーケンクロイツ／ネオナチの刻印』（92）で主演男優賞を受賞しました。アメリカ映画デビューは、西部劇の『クイック＆デッド』（95）。『バーチュオシティ』（95）のキレた悪役ぶりで話題をさらったのち、カーティス・ハンソン監督の『L.A.コンフィデンシャル』（97）で、熱血刑事のバドを好演。

　以降は、重量級の存在感を示す演技派スターとして、数々の大作、話題作に主演しています。リドリー・スコット監督とは、『プロヴァンスの贈りもの』（06）、『アメリカン・ギャングスター』（07）、『ワールド・オブ・ライズ』（08）でも名コンビを組んでいます。

　近作に『3時10分、決断のとき』（07）、『消されたヘッドライン』（09）、新作にポール・ハギス監督の『The Next Three Days』（10）があります。

■ロビン・フッドになりきるために

　ロビン・フッドを演じるにあたって、12世紀後期と13世紀前期についての本を30冊以上読破したラッセル・クロウは、この映画のロビンを「自己発見の旅を続ける男」と位置づけています。「ロビンは５歳のとき父親の処刑に立ちあっているが、その記憶は彼の中から消えている。きっと自分で抑圧しているんだろう。心の中では、単に父母に捨てられた、なぜか愛されなくなったと思っているんだ」と、クロウは説明します。「しかし、故郷のイングランドに戻る旅の途上で、彼は自分の過去を徐々に思い出し、探求の旅は確固としたものになる。自分が運命に翻弄されていたことを理解し、自分で思っていたよりもっと大きな何かに身を挺する。自分は何者かという問いを探求する過程で、彼は父親が残していった仕事を引き継ぐことになるんだ」

　また今回、ラッセル・クロウは長弓にも挑戦。重い鎖かたびらをまとったまま弓を射るテクニックを習得したばかりでなく、素足で森の猟ができるまでになりました。数カ月にわたるトレーニングを振り返って、クロウは言います。「ある特定の場所にある、特定の的を射なければならないし、走りながらでも雨降りでも矢を放たなくてはならない。１日に200本もの矢を放っていた期間がかなりあるよ」

ラッセル・クロウが行ったトレーニングは、オリンピックの選手が競技に備えて行う練習にほぼ匹敵するそうです！鍛え抜かれたクロウの激しいアクションを、ぜひ劇場でご堪能ください。

【ロビン・フッド公式サイト】

12/10（金）、TOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショー！

■ラッセル・クロウの過去の作品をチェック！

グラディエーター

2000年度アカデミー賞作品賞、主演男優賞ほか
5部門を受賞した歴史スペクタクル・ロマン。
西暦180年、大ローマ帝国。皇帝マルクス・アウレリウスは、将軍マキシマスに全幅の信頼をおき、次期皇帝の地位を約束する。だがそれを知ったアウレリウスの息子コモドゥスは皇帝を殺害。マキシマスに反逆罪をなすりつける。間一髪で逃げ延びたマキシマスだが、奴隷商人プロキシモの手に落ち、死ぬまで戦うことを義務づけられた剣闘士(グラディエーター)として、ローマが誇る巨大コロシアムに出場するとになるが…。
販売元：UPJ/ジェネオンエンタテインメント
DVD価格： 1,800円（税込）　発売中
　

消されたヘッドライン

ラッセル・クロウ×ベン・アフレック豪華共演&ハリウッド最新鋭の
才能で贈る、緊迫感120%のサスペンス・アクション大作!
気鋭の国会議員スティーヴン・コリンズのもとで働く聡明で美しい女性職員、ソニア・ベーカーが出勤途中の地下鉄で突然死亡する。スティーヴンと不倫関係にあったソニアの死は、メディアを大きく騒がせていた。一方、カルたちはドラッグ中毒の黒人少年が、裏通りで何者かに射殺された事件を追っているが、一見何の関係もないと思っていた2つの事件がつながる。国家権力や莫大な利権が絡む謀略の構図を暴こうとする新聞記者の苦闘を描く。
販売元：ジェネオン・ユニバーサル
DVD価格：1,500円（税込）　発売中