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『グリーン・ゾーン』関連書籍のご紹介
前人未踏の体感型アクション・エンターテインメント『グリーン・ゾーン』が、全国で大ヒット上映中です!
そこで今回は、映画『グリーン・ゾーン』の製作に大きなヒントを与えたという
ノンフィクション・ベストセラー小説をご紹介します。
2003年フセイン政権崩壊後、連合国暫定当局(CPA)の統治下でイラクの復興作業が始まった。米国スタッフたちは、かつてフセイン大統領の宮殿だったグリーン・ゾーンと呼ばれる豪華なエリアで、その陣頭指揮をとった。
本書は、多くのインタビューや内部資料を駆使しながら、復興の現場で何が起こっていたのか、なぜ米国の統治政策はことごとく失敗したのかを暴き出した、驚愕のノンフィクションです。
著者のラジブ・チャンドラセカランは、スタンフォード大学(政治学)卒業後、ワシントン・ポスト紙の記者となり、カイロ、東南アジア支局を経て、2001年9.11以降、アフガニスタンの取材チームに参加。2003年4月から2004年10月までバグダード支局長としてアメリカのイラク占領を報道。本書により、優れたノンフィクションに与えられる英国の「サミュエル・ジョンソン賞」(2007年)を受賞しています。
「グリーン・ゾーン」って…?という方は、映画を観る前に予習として読んでもよし。
逆に、映画を観たあとに読めば、さらなる感動に浸れること間違いありません。
ぜひ、両方あわせてお楽しみください!
【グリーン・ゾーン 公式サイト】
TOHOシネマズ スカラ座ほか全国大ヒット上映中!
2010年05月12日 17:00
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