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『アジャストメント』原作本のご紹介
「運命」とは、何か―?人類の普遍的テーマを描いた、エンターテインメント作品 『アジャストメント』が、
いよいよ5/27(金)より全国公開となります!
今回は公開に先立ちまして、『アジャストメント』の原作本、
フィリップ・K・ディックの短編小説「Adjustment Team(原題)」をご紹介します。
多作で知られる小説家ディックは、SF小説を36本、短編を120本以上発表。広く読まれているSF小説に加え、写実小説を10本、未完の小説のあらすじやノンフィクション・エッセイを多数残しています。1962年に発表した「高い城の男」ではヒューゴー賞の長編小説賞を、1974年に著した「流れよ我が涙、と警官は言った」ではジョン・W・キャンベル記念賞を受賞。フィリップ・K・ディック記念賞は、アメリカ国内でペーパーバックの形式で初出版されたSF小説に対し、年に一度贈られます。
「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」の映画化であるリドリー・スコットが監督した傑作SF『ブレードランナー』(82)をはじめ、『トータル・リコール』(90)、『マイノリティ・リポート』(02)、『スキャナー・ダークリー』(06)など、フィリップ・K・ディックの小説や短編はこれまでに10本近くも映画化されています。
現在、これらの映画の世界興収および関連商品の収入を合わせると、10億ドル以上にものぼる。ここまで驚異的な成功を収めたのは、ディックの洞察力に富んだストーリー展開に、世界有数の監督、スタジオ、俳優らの才能が結集した成果でもあります。
映画を観る前、もしくは観たあとでも、原作も読んでみると、
新たな発見があり面白さ倍増になること間違いありません!
『アジャストメント』ハヤカワ文庫
出版:早川書房
価格:987円(税込)
作者:フィリップ K.ディック
【アジャストメント 公式サイト】
5/27(金)、全国ロードショー!
2011年05月20日 10:04
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