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フランス発(フランス&アイスランド合作)『ジダン 神が愛した男』
現在、ドイツにて開催中のW杯。本作は、今大会で引退を表明しているスーパースター、フランス代表ジネディーヌ・ジダンを描いたドキュメンタリー。17台のカメラを導入し、300倍のズームやハイ・ビジョンなど様々な最先端技術を駆使して撮影した、迫力の映像が楽しめます。■STORY

公式サイト
■先鋭アーティストによる斬新映像で浮かび上がるジダンの魅力
本作は、スコットランド人アーティスト、ダグラス・ゴードンとフランス人アーティスト、フィリップ・パレーノの共同監督で製作。現代美術の優れたアーティストに贈られるターナー賞を受賞したダグラス・ゴードンの作品は、パリ市立近代美術館、ロサンゼルス現代美術館などで展示され、高い評価を受けています。また、フィリップ・パレーノは物語の探求、映像の様々な展示方法を中心に捉えた作品を展開し、日本でも金沢21世紀美術館で常設展示されています。

ジダン自身も、初めて本作の映像を観た印象を尋ねられた際に、「とても集中していて試合に没頭している」自分の姿を見て驚いたと答えています。「僕はあんな顔をしていたんだね。普段目にする写真やテレビでは、あの集中力や緊迫感までは感じられない。」との言葉も。
そしてもう1つの大きな魅力が、シーンの最先端を走る人気ロックバンド、モグワイが本作のために提供した楽曲です。真のサッカーファンである彼らは、監督たちの熱い想いに共感し、書き下ろしのテーマ曲を制作しています。
■サッカー・スピリットあふれる攻撃的演出

制作にあたり、こだわりのポイントだったのが、「たったひとつの試合を基にする」ということ。
ひとつの試合の中で起こったことだけを収めるというのが、監督たちとジダンの間で話し合った結果でした。
ジダンは、自分が開始5分にケガでもして、全てが水に流れてしまうようなリスクを心配しながらも、いざ試合が始まると、「純粋にサッカーのプレーという観点から面白いと思うような動きができた」と振り返っています。
●サポーターたちの活躍
当初の撮影のアイデアには、スタジアムの8万人の観客に、それぞれビデオカメラを渡す、という驚きの計画もあったとか。
それは実現しなくても、気持ちとして残ったのは観客たちの熱気を大事にする、ということ。8万人の観客たちを、ひとつの固まりとしてではなく、個人として捉え、それぞれの熱い想いを表現しました。
■DATA

(C)Anna Lena films
2006年/フランス アイスランド/95分
配給:シネカノン
監督:ダグラス・ゴードン/フィリップ・パレーノ
プロデューサー:シグルヨン・シグヴァトソン
出演:ジネディーヌ・ジダン/デビッド・ベッカム/ロナウド/フィーゴ/ラウル
2006年07月05日 13:43
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